かわいそうな人
世田谷の叔母が無事にハワイから帰国して、お土産のハワイアンキルトのバッグが届いた。妹と私にイニシャル入りのストラップ、家族3人におそろいのTシャツまで。昨日は主人方の叔母と一緒にクリスマスのケーキを作る時間が出来て癒された。私は本当に恵まれていると思う。あったかい人との繋がりは私の元気の素だと思う。そんな時に考えることは実家の両親のことである。母は私にミニレターを送って来た。内容は情けないものだった。「前略、印鑑と鍵を送ってください。免許証のコピーを送ってください」たったそれだけである。寂しい人、かわいそうな人、母へ手紙を書いても返事は無い。私との縁を切りたいとしか思えない。叔母たちにも私と付き合うなと毎日のように電話や手紙で忠告しているという。叔母たちにも申し訳ない気持ちでいっぱいになる。離婚して親の面倒を見るとばかり思っていた娘が素直に従わなかった、この私に反抗したと愚痴っているのだという。そんな理不尽なことがあっていいのだろうか?この何日間か、本当に気持ちが沈んでしまった。親との絆や縁は切っても切れないだろうに、母の頑なな心は何がそうさせてしまったのだろう・・・。