ウルバヌス2世
今日は、1095年の11月9日(だっけ?)に東方正教会の教皇であり、ビザンツ帝国皇帝のアレクシウス1世の救援に応じて、クレルモン公会議で第一回十字軍を提唱したウルバヌス2世の命日。 カトリックでは、殺人は罪のはずだったのだけれども、異教徒は人に非ずということにして、神の身心のままに異教徒を殺したり、殺されたりする十字軍の1回目の発端の人。 ビザンツを脅かしていた、もともと遊牧民であるセルジューク朝の戦い方は、小回りが利く弓騎兵が主体で、西洋人の金持ち貴族の重装騎兵にとっては初めての相手だった。ちなみに、このころは良い装備は家より比べ物にならないほど高かった。 けど、ほとんど小型の弓しか装備していない相手に惨敗しまくり。 東方正教会に対しても思惑のあるローマ教皇は、少し兵力を貸してくれっていうビザンツに計10万近くの兵と信者(一般ピーポー)を送りつける。 小規模部隊だけで十分だったのに、10万もの大軍を送りつけられて困ったビザンツは聖地奪回するまでに他の都市(アンティオキアだっけ)も奪回したら、そこもあげるよと指揮官の・・・(ゴのつく人)に約束して、この大軍をエルサレムに向かわせることに成功。 しかし、到着するまでに幾度も襲撃にあい、まともな準備もなかったため、エルサレムに着いたのは、1万人ほど。9割が目的地に着かなかった。 エルサレムに着いたら、着いたで町の人を皆殺しにしてしまった。エルサレムにいたカトリック信者までも。 一方、ヌール・アッディーンを裏切ったサラディンがエジプトを自分のものにしてしまったり、獅子心王が現れたり、休戦中に西洋とアラブの異文化での交流があったり・・・ あぁ、歴史を忘れてしまった。もう一度、学びなおしたいところだけど、今は生物と化学と数学ねー。 歴史もヒトという生物の観察記録みたいな面もあると思うんだけどねー。