そば屋で
自分にとって自分が全て。 自分以外のことなんかどうでもいい。 価値無い。存在しようがなかろうが、 生きていようがなかろうが。 ただ自分にも価値が無い。 そうすると、自分も他人もその他全てのものの価値は等しく存在しない。 それなのに、自分自身、あるいは人間自体に特別な価値を見出してる人の話を聞くとむかついてくる。 と、いつもの先生に言ったところ、間違っていると言われた。 だから、言ってみた。 こういうそれぞれの価値観や死生観は、ボールを形作るそれぞれの点のようなものだと思う。 天辺が正解。 でも、天辺がどこかっていうのは見方次第。生きているうちにボールは転がる。 見方は変わり、正解も変わる。だけど、どんなにボールが回転しても普遍的な点がひとつだけある。 どれも取らないけど、すべての点から等しい距離を保っている。 その点にはすべてを考慮にいれなければたどり着かない。