モレ・ブランを救え
毎日のように通過する東急で,半期に一度のセールをやっている。だからといって,16,000円のが12,000円になってても,高いことに変わりはない。食指の動くものがないなぁ,と思いつつ,セラーから,暖房のきいた売り場へ出ると,モレ・ブランの1erが並んでいる。しかも3,150円……1erでこの値段。ああ,こんなところに置かれちゃって,かわいそうに。でももしかして,安く売るにはそれなりの理由があるのかも。でもでももしかして,ピエール・モレは人気がなくて,在庫を抱えて困ってるだけなのかも。実際,モンテリの01も安売りしてたけど,とってもうまかったし。これは,劣悪な環境からすぐに救ってやらねば,男がすたる。…という訳で購入。それでもちょっと心配だったので,帰宅早々飲んでみると…コルク:異常なし。香り:熟した梨,桃,レモン,樽,草,ミルク。うまい具合に溶け合って,甘~い残り香もあり。味:酸味きっちり。うまみきっちり。加えてバター少々。ほんの少しの苦味がアクセント。栗の後味が長い。うまいじゃないですか。残りもすぐに救助せねば。----------------AOC:サントーバン1er(畑の名はないので,まぜまぜ?)生産者:モレ・ブラン(ピエール・モレのネゴシアン)生産地:サントーバン/コート・ド・ボーヌ/ブルゴーニュ生産年:2002ぶどう:シャルドネ(だけだよね)種類:白---------------- 食べたのは, 真鯛の刺身。 あさりのワイン蒸し。