カラー別プラカット図鑑 ブルー&イエロー vol.09
ブラックボデイのマスタードガス系品種の改良はこれに留まりません。今日ご紹介するのは、マスタードガス・モンスターマーブルです。モンスター、つまり頭部のみが白く色抜けするタイプで、このカラーパターンは別にマスタードガスだけではなく色々な品種で見られます。 元々ベタ(スプレンデンス種)の頭部はボディと違って色が載らないのが普通でした。原種や原種に近いプラカット辺りでは頭部は褐色と相場は決まってました。ショーベタでも、しばらく前まではソリッド・ブルーやカッパーの頭部にはこれらの色が乗らず黒褐色の所謂ブラックマスクが当たり前でした。おそらく頭部のカラーはボディやヒレとは別の遺伝子による発色なのだと思われます。従ってボディがマスタードガスであっても、頭部のみはメラニンなどの色素胞が存在しないタイプがマスタードガス・モンスターになるのではないでしょうか・・・って推測だけで勝手なこと言ってますけど(笑)。 一応モンスターはマーブルの一表現と言う見方をされているようですが、上記のような理由からまったくの私見ではありますが、「モンスターはマーブルとは別の表現形」ではないかと思ってます。ただ、気をつけなくてはならないのはボディがマーブルパターンで頭部がモンスターと言う個体も存在すると言う事です。まぁ、ボディやヒレと頭部が別々の遺伝子により一緒に作用した個体と考えれば別に不思議ではありませんけど。 ただ、モンスターと言う品種はなかなか逸品が見当たりません。ほとんどの場合、頭部が白く色抜けしていない方がより素晴らしい個体だったのに・・・って言う場合が多いようです。逸品堂でもモンスター系の人気は決して高いとは言えません。今日の個体でも、頭部がモンスターじゃなくても全然OKな気がしますから困った物です。まぁ、品種として珍しいと言う事だけは確かですけど。 それと、全然話は変わりますが「さかなおやじのひとりごとが100万アクセスを突破いたしました!」。これもひとえに、こんな駄文に皆様が根気よくお付き合いくださった賜物と感謝感謝です。もっとも、当人は全然気が付かず、友人から「100万アクセスおめでとう!」ってメールもらってはじめて気が付きました(苦笑)。最近、アクセス数とか全然気にしてなかったからなぁ~。