今年のビオの主役はぁ~?
そろそろ暑さも本格的になって来ましたね~♪夜間の気温も極端に低下しなくなって来たのでそろそろ恒例の?ビオトープ作りの時期がやってまいりました。・・・と言っても、我が家のビオトープは巷で見かける観賞目的の高尚な奴ではなく、屋外で熱帯魚をほったらかしで繁殖させるための容器に過ぎません(苦笑)。1年の内7~9月一杯くらいは、保温器具なしで熱帯魚飼育が可能(私の住んでいる東京では)ですから、この時期を最大限に活用して例年複数の即席ビオトープを作り、繁殖のめんどくさい熱帯魚をここで自然繁殖させて秋に収穫?(笑)すると言う試みがここ何年も続いています。 どんな魚を選ぶかというと、概して孵化したばかりの稚魚が小さく初期餌料を与えるのがめんどくさい奴が多いですね~。毎年必ずビオの住人となるのが下の画像のクラウンキリーです。コイツは、産卵まではそんなに難しくないのですが、とにかく稚魚が小さく育成が面倒です。特に、最近老眼?で小さなものがよく見えなくなってきている私にとっては、水草の茂みに産み付けられた卵をピンセットで取り出す、もしくは水面直下を泳ぐコイツらの稚魚をスポイトで吸いだすと言う作業は、心身ともに消耗が激しい作業になってますから(笑)。 その点、屋外のビオトープに親魚をぶち込んでおけば彼らは勝手に産卵し、孵化した稚魚もその辺に自然増殖した微生物を勝手に食べて成長してくれますから本当に手間要らずです!7月頃に生まれた稚魚は9月末の収穫祭?の時には1cm位には成長してくれたます。そして、この時に大量繁殖させたクラウンキリーをリビングにある我が家唯一の(苦笑)観賞用水草レイアウト水槽である120cm水槽に収容し、秋から春先まで楽しむと言うのが我が家のある種年中行事の一つになってます。 他にも毎年何種類かの熱帯魚を同様の方法でビオを使って楽々増殖させているんですけど、今年は何にしましょうかね~?なんだか、ラニーニャ現象でしたっけ?事には猛暑だとか気象庁も言ってますから、屋外の涼しげな所にビオトープを設置して温室内の魚を避暑に行かせてやる事にしましょう。・・・って、本当は我が家の温室は業務用エアコンフル稼働で夏でも吐く息が白い!(笑)と言う環境ですから、別に屋外に避暑に行かなくても水温は大丈夫ですけどね。でも、屋外で太陽光線を十分に浴びた魚は、蛍光灯下で飼育下個体に比べて驚くほど色鮮やかに仕上がりますから、その意味だけでも屋外飼育の存在意義はあるってもんです。 ところで、屋外ビオトープで魚を繁殖させる際の注意点としてビオトープは直射日光ガンガン当たりまくりの場所に設置しちゃダメッ!って事が挙げられます。理由は、夏の直射日光下では水温が40度前後まで上がっちゃう危険性がある事と、植物プランクトンの猛増殖で水がグリーンウォーター化しちゃう事にあります。グリーンウォーターでの飼育が好結果をもたらす魚種もいますが、基本的に水質の急変を招く原因にもなりあまり好ましくない様です。 3枚目の画像のように、あくまでも水が澄んだ状態でキープするのがコツです。ちなみにこの画像は昨年のビオトープですが、水が若干茶色いのはピートを用いて水質を弱酸性にキープしているためです ところで、冒頭の画像は今年今現在のビオトープの1つのです。・・・って、水が思いっきりミドリじゃんっ!(苦笑)。まぁ、これはビオトープの植物を冬越しさせる間は日当たりの良い場所にビオを移動させていたためで、このままの状態ではもちろんクラウンキリーの飼育・繁殖には向きません。今度の土日にでも頑張って、ビオトープをリニューアルしなくっちゃね!