毎度お馴染み?ウィークエンドマーケット通信vol.2
さてさて、スマイル肉まんでお腹も一杯になったし、次は園芸エリアに足を伸ばしてみる事にしましょう。実はバンコクはなかなかガーデニングの盛んな場所のようで日本と同じように様々な観葉植物やポットに植えられた花苗なんかがいっぱい売られています。そんな中、さかなおやじの一番の興味はなんと言ってもランです!マーケットにはデンドロビューム、カトレア、パフィオなど本当に色々な種類のランが綺麗に花を咲かせた状態で売られています。 でも、ランマニアにとってたまらないのは、チョット奥まった場所の地べたで売っている自家採集物のランの苗でしょう。その辺の木にへばりついていたものを無理やり剥がしてきただけのような葉っぱが数枚付いただけの状態ですが、これが宝の山なんです。何しろ、採集した本人たちも種類が判っていません。ランは膨大な種類があるため、花が咲いていない状態で種類を判別するのは非常に困難なのです。 デンドロビュームというランの仲間の隠れフリークであるさかなおやじにはそれこそ喉から手が出るほど欲しい一品です。でも、ランの多くは保護の対象になってますから、タイ出国時に見つかると没収の危険がそして成田でも植物検疫の義務がありまして・・・。基本的に面倒な事が嫌いな私としては、手を出すのがためらわれてしまいます。結局ランはゲットせずに断腸の思い出あきらめます。 そのほかにマーケットでよく見かけるのが、ビオトープ向けの水辺の植物を扱った店です。上の画像はいわゆる熱帯スイレンばかりを扱った店ですが、どれも花蕾がいっぱいの状態の苗が売られています。おそらく、すぐに40~50種くらいは集められるんじゃないでしょうか?これもすごく興味あるんですが、我が家の睡蓮鉢はすでに植物でいっぱい状態なので見るだけで我慢です(笑)。でも、睡蓮って実は何百と品種があってバラやランなどと同様熱心なマニアが存在する分野なんですよね~。日本では庭持っている人が少なく、まして池がある人なんて・・・。でも、ヨーロッパでは専門の洋書が沢山発売されているぐらいに人気があります。 また、睡蓮やハスを入れるいわゆる睡蓮鉢もものすごく種類が豊富でしかも激安です!その重量を考えると日本に持ち帰るのが嫌ですが、我が国における睡蓮鉢の価格は一体何者なんでしょう?日本で1万円以上する鉢だって、その大部分は中国やタイ製ですから原価は想像できないほど安いはずです。インテリアとして恥ずかしくないクオリティの鉢がもう少し手軽な価格でゲットできればこのビオトープと言う趣味の分野もより盛り上がるのになぁ。 園芸エリアをあてどなくフラフラと言うよりは、足の痛みでヨロヨロと歩き回っていると、面白い店見つけちゃいましたぁ~♪なんと盆栽屋です!バンコクで盆栽屋に出くわすとは想像もしていませんでした。一見するとそれなりの出来栄えに見えますが、おかしいのは盆栽に使われている植物が我々の感覚では観葉植物に属する植物である事。あぁ~?ベンジャミンの盆栽かい??(笑)。価格はバンコクの物価から考えると法外に高く、この値段出して盆栽なんか買う奴いないだろうと思いました。店のおやじもいかにも東洋かぶれの自己陶酔型タイ人って感じで、半分以上趣味が入ってしまっています。(笑) それと、今日のショーベタはマスタードガスのバタフライです。こちらも生後3ヶ月いくかいかないかの若魚で、鰭の伸びはこれからと言うところです。今回ウィークエンドマーケットではバタフライ系のショーベタが目立ちましたね~。やっぱり作りやすいからでしょうか?この個体もキリ番プレゼントの対象にします。皆さんは昨日のラベンダーバタフライとどっちが好みなんでしょうかね~♪