ベタ大量孵化す
さて、さかなおやじのところのベタ達は今日で産卵後3日目です。予定通りと言うか、ほとんどの水槽でいっせいに孵化が始まってます。産卵後48~60時間で孵化すると言う事になります。18ペア分の子供達がいっせいに孵化し始めたわけで、1つの水槽に2ペア分の卵を集めた事もあり水槽内は結構異様な雰囲気さえ漂う状況になってます(苦笑)孵化したばかりの稚魚は白くてすごく小さくて、泡巣にじっとへばりついて動きません。それでも時々、何かのはずみにピロピロって動き出します。場合によっては泡巣から落ちてしまう事もありますが、心配いりません。泡巣の下でじっと彼らを見守ってくれているオスベがすかさず口に咥えて泡巣に連れ戻してくれます。 この時期に私たち飼育者がしなければならない事は特にありません。今の時点ではすべてをオスベタに託しておきましょう。孵化直後の稚魚達はまだエサを食べません。まだ卵黄を腹部に蓄えていて、それを使って発育を続けています。そして卵黄が吸収されたと同時期に遊泳を開始するので、その時期に併せて初めてエサを与えればよいのです。 孵化直後の稚魚の写真をいくつか撮影してみたのですがどれも絵にならず、拡大するとぼやけてしまい出来損ないのてるてる坊主にさえ見えてしまう始末なので写真のアップはあきらめました。その代わりにアップしたのはブルー&ホワイトマーブルのショーベタです。マーブルと言う系統はカラーパターンが固定化しにくく、また若魚期~成魚期にかけて大幅に模様が変化するため、中々目的の魚を作出しにくい品種です。それだけにやりがいがあって、マニアと呼ばれる人達には結構人気が高いのですが、一般的には人気が高いとはいえません。どうも見た目があまり綺麗でないというのが理由のようです。写真の個体も、なんとなく汚れたように見えてしまう部分があるためあまり一般受けしないかもしれません。