号外!?逸品堂通信vol.011
ドラゴン系品種 その2 私がバンコクではじめて出合ったドラゴン系品種が今日紹介するレッド・ドラゴンです。この個体はその記念すべきゲット第一号でして、私がショーベタからプラカットに完全に鞍替えしたターニングポイント的存在でもあります。(笑) 全身にドラゴンの証とも言うべきメタリックスポットがぎっしり並んでいるのですが、最近になって面白い点に気が付きました。この画像の個体のドラゴンスポットは、ブルーの光沢を持っていますよね。そして、前回紹介したブラック・ドラゴンも・・・。ところが、最近バンコクで見かけるドラゴン系品種のドラゴンスポットは見事にプラチナホワイトです。 バンコクのブリーダーに尋ねた所、プラチナカラーの方がゴージャスで綺麗じゃないか!って事でした。うーん、あくまでも個人の主観でしかありませんがメタリックブルーに輝く鱗も好きなんですけどね~。そんな、状況にあるためか最近ではバンコクでも画像のようなレッド・ドラゴンを目にする事はありません。こんな事なら、この系統維持しとくんでした~(涙)。バンコクでも大人気の品種だから、わざわざ自分で品種の維持なんてしなくてもOK!と考えていた自分が甘かった。 それと、ドラゴンスポットが青味がかると言う事で、他の部位にもブルーの発色があるんでしょうか、レッドが濃いローズピンクに染まっています。こちらも、プラチナホワイトのドラゴンスポットを有する個体では、ソリッド・レッド同様やや朱色に近いレッドに変わっています。・・・という事は、今日の個体はレッド・ドラゴンじゃなくてレッド&ブルー・マルチにドラゴンを掛け合わせて作出したのかもしれませんね~。こんな事を考え始めると、むやみやたらに品種交配実験したくなっていけません(苦笑)。