僕のパワースポット 2
先日の「僕のパワースポット」の記事は好評だったみたいなので(たくさんのコメント、ありがとうございました)、気を良くして、というか調子に乗って、もう一発載せちゃいます。・・・あ、先日と同じ場所です。念のため実は、きのうも行ってきました。・・・ヤミツキだったりして御神酒(おみき)をお供えして来ました。何度行っても神々しい(かむがむしい→かうがうしい→こうごうしい)空間だと思います。(ちょっと杉の木が台風か何かで一本倒れ掛かっていますが、地元の方がそのうち直してくれるでしょう。ご苦労様です。)・・・ところで、別に、ここの名前出してもいいかな~。ここは、栃木県河内(かわうち)郡上三川(かみのかわ)町上神主(かみこうぬし)「上神主・茂原(もばら)遺跡」(8世紀、国指定史跡)に隣接した「上神主浅間(せんげん)神社」です。「上神主・茂原遺跡」は、この地域最古最大の、大和朝廷の官衙(かんが、役所)遺跡です。一番上の写真は、その正殿跡(?)の遺構(写真左側)。(初めに「東山道の遺構」と書いたのは、誤りでした。すいません)このほか、正倉跡なども出土しています。遺構配置図。発掘調査後は埋め戻されて、現在は草ぼうぼうの野原ですが、大切に保護されています。歴史上、関東最古の道である「東山道」もすぐ近くを通っており、連絡していたことが明らかです。「東山道」は、いわば最古の奥州街道と言えるものです。この付近では、いわゆる「鎌倉道」でもある、通称・上三川街道・結城街道とほぼ近いか、同一の道筋であったと言われています。ちなみに、「東海道」などができたのは遥か後世のこと、当時は影も形もありませんでした。これを明かしても、初めての方がここに辿り着くのはまず不可能と思われるし、まあ問題ないでしょう