ライカ・ブリーズ ほとんど売れなかったのが不思議すぎて今なお腑に落ちない
laica breeze一聴して分かる最高のセンス。今の耳で聴いてもすごいわ。20年前の作品であるとは信じられない。お聴きの通り、これほどの音楽的・詩的実力に加えルックスもけっこうカッコよかったのに、ほとんどまったく売れずに消えてしまった。不思議すぎて、今なお腑に落ちないのである。・・・もしかすると、ジャニーズ全盛期の当時の芸能界で、干されたようなことでもあったのか(ただの憶測)。リンク先 16:52 からの「STARLIGHT」は多少ヒットした。当時、初恋の人を含むメル友たちに絶賛紹介した。たった1枚のアルバムで大ファンになったけどな。当時けっこう音楽的意識が高かった僕はすぐに見つけたのだが、彼らはあっという間にいなくなってしまった。J-POP史上の七不思議の一つだと、今も思っている。芸能界ってほんとに運否天賦のバクチなんだなとため息をつく。売れなかった要因は、ひとつには意味不明で覚えにくいユニット名のせいもあったのかなと、残念至極なのである。「ライカ(固有名詞?)の微風」って何? 意味分かんないっす。それと、しいていえば、あまりにも完成度が高すぎてとっつきが悪く時代がついて来られなかったというあたりか。芸術芸能の歴史では、しばしばあった現象である。熱烈なファンはいたと思うが、きわめて少数だった。生まれてくるのが、ちょっと早すぎた。