ちょきちょき
はさみで切りまくりました。色画用紙。長さ別に4種類。幅、およそ2mm~3mmを1m分くらい??何ではさみかというと、長さは6cmとか、10cmだったから。算数の、三角形の勉強で使うために、4種類の長さを色別にして、1人各色5本くらい使えるように、2クラス70人分。教科書では、カラーストローで、とかいてあるけど、用意し忘れてたので3年生で、二等辺三角形と正三角形を学習するこの単元は、去年までは4年生でやっていた。ゆとり廃止の学習指導要領のため、上学年の学習内容が、特に、算数と理科は下学年にたくさん移行してます。学校5日制は変わらないのに、学習内容だけ増えて、子どもも先生もぎゅうぎゅうです。だからこそ、図形のような学習は「もの」を使って、手を使って勉強するほうがずっと効果的。というわけで、急遽、色画用紙を切ることに。これが、楽しくて。あんまり考えなくてもいいし。切りながら授業の流れを考えられるし。何より、私はやっぱり、楽しい授業のために、教材の準備をするのが好きだなあと思った。その成果か(???)、2クラスで、「じゃあ、TT交代してもらっていい?」と、天の声(???)が!!人のクラスで、気も使うけど、やっぱり、あんなにがんばって復帰したのは、授業するためだし、担任するためなので、「授業がストレス解消」そして、その細い色画用紙の棒?を使って、子どもたちはいろいろな三角形を作った。3本とも同じ色の三角形は、すべて、辺の長さが同じ、正三角形。2本が同じ色は、「2つの辺の長さが等しい」ので、二等辺三角形。ほかは、とりあえず「ふつうの三角形」。わたしは、色の違いは視覚的に分かりやすいと思っているので、漢字の学習でもよく、色分けします。塗り絵もします。これから、「コンパスで三角形を描く」という、ハイレベルなところにいくけど、まずは見分けられるのが大事。てことで、ちょっと体はぼろぼろなのですがとりあえず、毎日行けば授業ができるので、がんばろうと思います。ところで。これまで、低学年をやっていても、どうしても分からなかったことがあった。それは、3年生でやるようなたくさんの数になっても、指を使ってたしざんやひきざんをやる子。しかも、指を使えば正解する。だって、指は10本しかない。足の指は使ってない。10までのたしざんひきざんならともかく???と、すごい疑問だったのですが、このたび謎が解けました。これは、TTで、個別に見ていたおかげだなあ。なんと、彼らは、指だけでなく、指の間も数えているのでした!!確かにそれなら、18まで使えるわ~~~(親指と親指の間は手が違うので数えない)さらに、高度な技に、片手で覚えておく数を指であらわして、忘れないようにしている。のですが、まるで手話のようで、それがどんな法則なのか、まだそこまでは分かりません。彼らが、指を使うと、ものすごく早く指が動きます。ある意味、特殊技能かも。。。。。20までのたしざんひきざんは覚えてほしいけど、それができない子が開発した技なんだなあと、感心しました。でも、さすがに3年生なので、15までの計算なら、「頭で考えればできるよ」というと、わりとできます。しかし、彼の頭の中に、「15-6=9」という式が浮かぶのか、指の動きが映像として浮かぶのかは、定かではない。。。。別に、数があってればいいや、と思いますが。な~~~んて、大発見のように書いてますが、「そんなの当然よ」と思われた先生や保護者の方もいると思います。もしかしたら、子どもの頃、やっていた方、ぜひ、指南してください。。。所詮、先生は暗記力で生き延びてきた人種だなあ、と、この件でしみじみ思ったのでした。もっと、子どものことを勉強しないとね!!とかいってるうちに、出勤時間になってしまいました。いってまいります。