プロ意識
今の状態、プロ高橋尚子を皆さんの前に堂々と自信をもってお見せできるのか、このままでいいのかと思うようになりました。このまま3大会に出場するのが「ファンラン」になるのであれば、いったん、引退して、現役を退いてからのほうがいいのではないかと。何が今のプロと違うのかというと、私は今まで陸上一本で、一日の生活や考えることが陸上が8割方占めていました。ほかの仕事をすることがほとんどなく、集中するときは山ごもりのようにアメリカにこもっていました。これを機に自分に出来るいろんなことにチャレンジして、また空いた時間に走って、東京、名古屋を連続して走る機会があったらチャレンジしたいと思います。プロの練習をするには、ハイテンションを維持しなければいけないが、自分を追い込んでいけなかった。東京で走れなければ、後に延ばしても、繰り返しになるだけ。彼女の言葉からプロに関する私が共鳴する台詞を挙げてみました。とりわけ一問一答の中で--大会に出ないで、完全燃焼といえるのか私は試合も練習も全力疾走。試合に出たから完全燃焼で、練習は違う、というのは価値観の違いだ。の部分は、まさに誇りを持ちえたものだけが発言できるものなのでしょう。最近は、プロ意識に欠ける人たち(教職、政治、官僚など)が多く見受けられる。その現在にあっての彼女の発言には矜持という言葉が当てはまるのだろう。プロ意識を持つことは自らにもまた他人からのプレッシャーも感じるものである。それをスプリングボードとして跳躍できるかどうかが問われるのである。サラリーマンにもプロ意識は重要である。「24時間商品のことだけ考えている」という台詞は私が好んで使う言葉ではあるが、実際は???であり、今でも言行不一致を地で行っている。(プロ意識の欠如ですね)だが、プレゼンテーションをする相手にだけは負けないように努力はしているつもりです。あくまでもつ・も・りですけどね。つもりでしかないものは結局は一流にはなれない。ということですね。成功する方々にはやはり努力に努力を重ねているということを肝に銘じなければならないのでしょうね。自らの努力不足を棚に上げて、嫉妬だけで行動することだけは厳に慎まなければならないでしょう。スタートライン(出生、能力)の違いをあげつらってみても結局は自らが惨めに感じるだけ名のではないでしょうか。まあ時にはうさ晴らしで痛飲して、次の日へのステップとすることも重要だと思っていますけどね。(これも言い訳にしかすぎませんね)自らの考え(例えばプロはこうあらねばならない)という意識と相手の認識には価値観というものが違うことがままあるでしょう。自らもその高みに近づく努力をしていけば批判も正当にはなるのでしょうが、立ち止まっていて批判し引き摺り下ろすことだけに専念するのはいただけません。(人のことは言えないでしょうが)たった4人のチームですけれどそこをまとめていくことは難しいのかなと思いました。やはりやめていくチームメートもおり、それは私の力不足かなと悩むことはあり、そう考えると世の中の社長さんはすごいな、わたしはまだまだ人間として半人前だなということを常に感じさせられることがすごく多く、そういう意味ではこのチームを作ったことは全く後悔していませんし、いい時間を過ごさせてもらい良かったと心から思っています。とかく自らを高みに上げて世論なる不安定なものをよすがに「知る権利」を盾に横暴な取材を行うマスコミ社員の皆様方には彼女の本心が届かんことを祈ります。--応援してきた人への言葉を 陸上選手でよかったな、と思う。マラソン選手は「頑張れ」と声をかけてもらえるが、マラソンは一人では走れない。大会を支えてくれた人、道路を造ってくれた方にも「ありがとう」を言い、「頑張ってください」とエールを送りたい。彼女から勇気や元気を頂いた方々は多いと思う。だからこそ今でも多くのファンの心をひきつけて離さないのではないだろうか。とかく我々一般人は何かにつけ文句を言いたいものである。信念・見識に欠けたテレビ出演者が最近はブラウン管(これは死語か)を占拠している。我々はそれらを歓迎することがままある。それは自らもまたそうした資質を持ち合わせていないことを無意識のうちに理解しているからだろう。つまりは自らを投影したような親近感に溢れる同類をそこに見ているのではなかろうか。テレビの討論番組に出てくる政治家もみな自らの代理人にすぎないのである。(この感覚こそが民意を暴走に走らせる)となれば主にテレビメディアが伝えるコメント等に迎合していくことが最も自らの精神を安らかに保つことができることになる。このように作られた世論には何の意味もないなどとは言わないが、これらに引きずられることにはやはりなにかしらの畏れというよりも自らの責任感を持ち合わせてもらいたい。私はプロ意識を有する方々には敬意を感じる。それは自らにはないものだからなのだろう。若い方々には彼女の言葉を聴いて感じてもらいたい。自分はまだまだ一人前ではない。成長したのは周りの多くの方々の愛情があったからだということを。だからこそまだまだ成長できるんだ。可能性があるんだということを。最近はプロ意識を持った方々を小さなスキャンダルなどで潰して自らを慰める術にする傾向が顕著のような気がする。我々はプロを育てていくという意識も持たなければならないのではないだろうか。高橋尚子さんの今後を暖かく見守っていきたい。「ありがとう」本日cybernet.chからアクセスいただきました。chでシナからかと一瞬思ってしまいました。調べるとスイスだったんですね。ブラジルからもアクセスいただきました本当に遠くからご訪問いただき感謝いたします。本日恐らくアクセス数55,555件(約二年間で)を突破すると思いますが、皆様方のご訪問には常に感謝しております。これからどれくらい気力が持つかわかりませんが、皆様方からのアクセルを励みに気力を振り絞りたいと思っております。このような内容で、しかも拙い文章で始めた時はこれほどのアクセスになるとは想像もしておりませんでした。参考・引用毎日jp「高橋尚子会見及び会見での主な一問一答」文責 上田 和哉