母のこと 朝日の中の薔薇
今日は豊川まで免許の更新に行ってきた。豊川への道のりは母を市民病院に連れて行くため何年間も何度も何度も通った道。近くに住んでいた姉は平日は仕事があり、叔母も近くに住んでいたのだけど、高齢なので車いすの扱いは大変だったので病院に連れていくのはもっぱら私の仕事だった。いまでも母のいた施設に行けば、まだ母がいるような錯覚に陥る。約10年前父が亡くなった後、ほんとにいろいろあった。母も寂しかったのだろうと思うけど姉と私に望むことがとても多くて正直、姉も私も辟易してた。まだ施設に入るまえ、姉が実家で母と暮らし始めたときに姉と母が大喧嘩したことがあった。姉からは長~いメール、母からは長~い電話がかかってきたこともあった。でも施設に入ってから話相手の女友達やはさみ将棋をやるボーイフレンド(笑)ができてからは笑顔が増えてお洒落さんになった(#^^#)施設の中には家族はほとんど訪れない人もいる中、姉、私、叔母さん(母の妹)がよく顔を出していたからね。いろんな老人がいるんだって母の視野が広まったのだと思う。スタッフの人たちとも仲良く頼りにされていて入る前はディケアとか嫌っていたけど、実家で昼間一人でいるより、母は施設での方が明るかった。母が亡くなった後、姉と二人で施設を片づけに行ったとき、仲良くしてくれていた母の友達が廊下の東側の窓を指さして「毎朝、あそこの窓のところに車いすで行って朝日に拝んでた。家族の幸せを祈ってたよ。」って涙を流してくれた。おばあちゃん、、、、ありがとうね、、、、。あなたが祈ってくれたように私は笑顔で残りの人生を生きようって思う。毎日とはいかなくてもできるだけ。朝日の中の薔薇たちディスタントドラムスローズポンパドールああ、、おばあちゃんが拝んでいた朝日に薔薇が輝いている、、、I wish heaven had a phone,so I could hear your voice just one last time.天国に電話があったならもう一度だけあなたの声が聞きたいにほんブログ村にほんブログ村