なぜここに?A級戦犯の遺骨が眠る
歴史に疎い私が今日の内容の記事を書くのは少し無理なような気もするけど一応、頑張って書いてみる。地元の海の見えるとても景色のいい山、三ヶ根山。そこには太平洋戦争のA級戦犯の遺骨が眠っているという。知っている人は少ないのかも。なぜここにあるのか、どういう経緯なのかは私にはまったくわからない。ただその碑を見るとやはり戦争の悲しい過去に胸が痛む。よく終戦記念日に、お偉い政治家の方が靖国神社に行った行かないが話題になることがある。なのでそこにお骨は眠っていると思ったのになぜ遠く離れたこの山にあるのだろうか。ネットで少し調べてみた。A級戦犯たちは死刑を執行された後、横浜市久保山の火葬場で焼かれ、その際に何人かの者が火葬場に忍び込み、遺骨を回収した。遺骨は一旦熱海に保管された後、三ヶ根山に持ち込まれた。そして1960年、ここに「殉国七士廟」が建てられたのそう。遺骨は興亜観音、長野県赤沼、そしてここ三ヶ根山の3か所にある。靖国神社は、祀られてはいるが遺骨自体はないのだそう。そしてこの山には 「殉国七士廟」以外にも無数の慰霊碑が建てられている。陸軍少年飛行兵のいわゆる特攻隊員の慰霊碑「愛馬之碑」は、戦地で荷物を運ぶために率いていた馬の慰霊碑そして太平洋戦争時にフィリピン島で戦死した方々を弔うためために建てられたのが比島観音碑には手紙も残されている。「母上様、夢にも忘れ得なかった、懐かしい母上様に最後のお別れをしなくてはならなくなりました。母上様と書くだけで胸いっぱいこみ上げてきます。涙でぺんを運ばすことができません。戦いに敗れた軍人として今日の日のあるは覚悟の上だったのですが、家のこと、母上様のことに思いを致しますと、何故に、こうも泣けてくるのでしょう。」こうして書き写しているだけでこみ上げるものがある。戦争なんてこれっぽっちもいいことがないのになぜ、人間は繰り返して起こすのだろう。今、こうしている現在でも世界中で苦しんでいる人はいる。今日の海は気候もよくとても綺麗だった。景色を見ながらここで一人お弁当を食べた。知らないからって横目で見ている人だった私。これからは一つ一つの碑をしっかり見て、心に刻もう。そして今の日本の幸せに感謝しよう。物価は上がろうと少なくとも戦争はしていないのだから。光る海 実物の方が数倍綺麗だけど。ひさびさに絵入り御朱印をいただいた。この花はコスモスらしいよ(#^^#)にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村<