ベニシアさんと夫の梶山正さん
ベニシアさんの夫 梶山正さんのインタビューが女性自身の記事になっていた。ベニシアさんの最後の日々イギリスの貴族の生まれだったのに、京都大原の築100年の古民家に住むことを選んだべネシアさん。お互いバツイチだったとき、かなり年下の梶山正さんと再婚した。そしてその後ハーブ研究家として本も売れ、NHKでも「猫のしっぽ、カエルの手」は10年も続く人気の番組になっていく。あまりにも有名になってしまったべネシアさんの影で夫の梶山正さんはモヤモヤした気持ちをかかえ、妻との間にわだかまりもあったという。『奥さんは有名なのに、旦那はぜんぜん名がオモテに出てこんな』なんて言われたり、奥さんのエッセイは素敵なのに旦那さんは一枚写真を撮っているだけと言われたりしたそうだ。(やっぱり男のプライドがあるから、妻のおまけみたいに言われるのは辛いと思う)そんなことを意外に根に持っていたと素直にいう正さん。抱え込んだネガティブな気持ちは夫婦の距離を広げていった。ベニシアさんの子供たちとも折り合いが悪く、(次女さんが発達障害で未婚のまま出産、育児となったという)うまく関係が築けなかった。その後、外に好きな人ができて、正さんは家を出て一人暮らしをしている時期もあったという。でも離婚に至らなかったのはきっとベニシアさんはまだ正さんを好きだったのだと思う。その後、べネシアさんは65歳の時に目の異常を感じて病が発覚。病状は悪くなって一時施設に入っていたそうだ。最後の最期は「大原の家」に戻り、正さんが介護をしたという。べネシアさんの願いは「正さんに優しくしてもらうこと」そして「大原の家で逝きたい」だったという。最後は両方の願いがかなってよかったと思う。今年の6月、72歳で亡くなったべネシアさん。素敵な朗読をありがとう。私も何冊か本を買って彼女の庭や、彼女の優しい音の響きのエッセイに癒された。ご冥福をお祈り申し上げます。べネシアさんの言葉The truly rich are those who can enjoy what they have.本当に豊かな人とは、自分に与えられたものを楽しめる人The beauty of this life lies in the simple things like the wind blowing through our hair, a baby’s smile, or a butterfly landing on a beautiful flower. Happiness depends on ourselves.髪を揺らす風や、赤ちゃんの笑顔、美しい花にとまる蝶ごく何気ないものの中に、本当に美しいものがある幸せは自分の心次第いつもポチをありがとうございます(^^)/今日も押してくれると喜びます。にほんブログ村にほんブログ村<