[どうあっても歴史に残る事]の記事一覧 | 雑筆の部屋♡♡此処に青春の灯あり

【111】オーストラリアのウィーンの少年合唱団…昔こんなことがありました

2024年6月1日　土曜日・・・ありゃ、編集が長引いて公開日が６月5日の夜中になったわい。目下、南ドイツ方面が100年に一度の大雨に見舞われるという情報がある中、今日は産経新聞にプーチンの別荘が全焼した、などというニュースが出ました。大雨は我が州には殆ど影響はないという事なので、プーチンの別荘放火がドイツではどう発表されているかを心躍らせながら調べたら、何とこの写真の素晴らしい海辺の宮殿別荘ではなくて、カザフスタンとモンゴルに隣接しているアルタイ共和国にあるプーチンの甥の住宅だと判って一気にガクンと気落ちした。プーチンはムスリムの多い貧しい地方のアルタイ共和国やブリヤート共和国からウクライナ侵攻の為に男子をどんどん兵士に駆りだして戦場に肉弾として送り込んでいます。死んだら行方不明として扱い、家族に手当ても入ってこない事態がいくつもあるらしい。従ってこの放火はプーチン政権への抵抗活動が始まったのではないかと多いに期待しています。ロシアの国民共和国軍（反プーチン派）もロシア義勇軍団も張り切って悪魔のプーチン政権を崩壊しにかかってくれや～。さてと、多くの伝統ある素晴らしい少年合唱団の発足したユーラシア大陸の平和がロシアのウクライナ侵攻のせいで乱されつつあります。2024年5月26日にYouTubeにアップされたこの動画(←クリック)を見てください。2分10秒から「もし、ロシアが核兵器を使ったら」と話されています。そうしたら第三次世界大戦の始まりですね。どうしましょう～!!そもそも欧州がウクライナに武器を供与してロシア軍の攻撃に手を貸しだした時点で我々は第三次世界大戦への道に進みだしているのかもしれません。今、ウィーン少年合唱団のシューベルト組が日本で演奏旅行をしています。もしもヨーロッパで突然戦争が始まったら、彼らは安全な日本に留まるでしょうか。実は1939年に始まった第二次世界大戦の時、海外で演奏旅行をしていたウィーンの少年合唱団が帰国できなくなってしまったことがあったのです。オールドファンはもう知っているお話でしょうね。それは13年前にアップされた古いウィーン少年合唱団の歌声の動画(←クリック)で使われたこの写真に寄せた、ある女性のコメントを読んだことから始まりました。「この中に私の父がいます。彼らは全員オーストラリアに残り、結婚して子供をもうけました。少年たちの一人は戦後、両親の面倒を見るためにウィーンに戻りました。他の少年たちは全員ここに残りました。なんと言うお話でしょう！」もちろんこれにはびっくりしました。団員への性的虐待の情報はあっても、ウィーン少年合唱団の歴史の中でそんなお話なんて聞いたことが無かったのです。コメントは続けてもう一つありました。「この20人の少年達が残りの人生をオーストラリアで過ごしたことは本当によかったです（おそらく一人を除いて）。1939年9月1日、彼らは西オーストラリアの埠頭に立って、ウィーンに帰る船に乗る準備をしていました。出航前に宣戦布告があったのは幸運でした。オーストラリアの公共放送局が彼らのオーストラリア生活50周年を記念して伝えた素晴らしい話があります。とても興味深く、彼らはとても幸運でした！美しい声！美しい少年達！美しい男性達！」本当にウィーン少年合唱団なのかという不信感がありましたが、私は最後の「美しい男性達」と言う言葉の中に滲み出ている父親への深い愛しみにひどく感銘してしまって、どうしてもそのお話をこのブログに残したいと思いました。まだ思春期の少年達が懐かしい家族のいる故郷のウィーンを捨て、オーストラリアに留まったからこそ、コメントを寄せたこの彼女の今の幸せがあるのですからね。けれどこの少年合唱団が本当にウィーン少年合唱団だったのかどうかはその後の調べでわかることになります。今のウィーン少年合唱団は、実は1920年に終幕を迎えてしまったホーフブルク宮廷礼拝堂聖歌隊の後継でした。その伝統ある聖歌隊を1924年に再びウィーン少年合唱団として立ち上げたのが団長になったシュ二ット神父でしたが、その時の協力者にゲオルク・グルーバーがいました。その時の隊はまだ一つでしたが、演奏会が多くなるにつれて隊を増やし、今では４つになっています。カペルマイスター時代のクルーバーの指揮の元で歌うウィーン少年合唱団の歌声。この動画の写真には59年に来日したマイヤー隊なども入っていますけれどね。映画の「野ばら」や「ほがらかに鐘は鳴る」で歌われた「歌声響けば」の曲などを作曲したグルーバーは何度もウィーン少年合唱団との海外遠征の経験がありました。その頃のアメリカ公演のポスターですが、ランク隊のゲオルクさんの時代にも主催者はヒューロック・アトラクションズになっています。今もそうなのかな？それにこのヒューロック氏は何と今、ロシアの侵攻の犠牲になっているウクライナからの以前の移民者でしたよ。グルーバーは後に団長との意見の対立で退任し、1937年にウィーン・モーツァルト少年合唱団を新設しています。その時、ウィーン少年合唱団員だった少年達の何人かが彼を慕ってその合唱団に移動しています。ちなみに1924年のウィーン少年合唱団の再設立には、1955年の冬に初めて日本に来日したトラック隊のドリー君のお父様(当時24歳)もチームに加わっていたそうです。そのドリー君は1971年に私にアウガルテン宮殿の案内をしてくれたグレーガー先生の歌っていたキューバッハ隊でしたが、来日の前に突然トラック隊に編入されて日本にやって来たそうでした。だから既に印刷され終わった日本のプログラムには彼の名前は載っていません。ついては、ウィーン少年合唱団が再編成された1924年の前の年に、ベルリンでは最初の飛行場、テンペルホーフに二つの木材の小屋がまずステーションとして建てられました。この写真を見たら、ランク隊がカナダの飛行場に緊急着陸した事が書いてある[小さな歌」の23章を思い出してしまいました。ま、此処までひどくはありませんでしたがね。私は1974年に羽田からそのベルリンの飛行場に降り立ったのです。その時はもちろんナチスによって建てられた大規模な建築物になっていました。今はその飛行場は使われていません。あらら、話が枝分かれしましたが、これがこのブログの私の特権です。でもここからが面白いところです。さて、職場を退任したグルーバー指揮者を追って、ウィーン少年合唱団から彼の新しい合唱団に移った少年達がいたことは、ゲオルクさんの「小さな歌」の本を読んだ後では何故だか理解出来るような気がしています。好んで歌う少年達は自分の最善の歌声を引き出してくれる指揮者をそれほどまでに慕い従うのだと勝手に理解しました。グルーバーはウィーン・モーツァルト少年合唱団の指揮者になってからも幅広く海外演奏旅行をしていました。このポスターには「クイーンズ・ホール、ロンドン・タウンホール、ニューヨークetc.,etc.などでの凱旋公演から直行」とあるのでこの子達が当時の20人の現役の団員達でしょう。みんな何とハンサムな……けれど1939年の9月、オーストラリアの演奏旅行も終わる頃、第二次世界大戦が突然布告され、この少年達全員が懐かしい自分の故郷から遥かに離れたこの大陸に足止めされる事になったのです。ところでプーチンがこれ以上狂わないで、シューベルト組が無事に故郷の親元に帰れることを祈りましょう。動画のコメントの女性も書いていましたが、オーストラリアに新しい人生を見つけたウィーンの少年合唱団の運命は50周年を迎えてラジオでも放送され、新聞にも出ました。元団員の一人は自分達が当時は経済的に貧しくて、オーストラリアを豊かな生活の国に感じたそうです。そして大人になった今、故郷に里帰りしてみると、自分の生れた国がとても裕福になっている事に驚いたと記事に語っていました。そして以前はウィーン少年合唱団員だった団員の一人は、自分の娘に自分の遺灰は東チロルの懐かしい場所に巻いてくれと言い残したそうです。その男性が指摘した場所はヒンタービッヒルで過ごしたことのある団員でしか知らない山荘の少年の家の裏にある大きな石の上でした。2004年に部分的にこの少年達の事が書かれた英語の本が出ています。オーストラリアでは、第二次世界大戦の勃発に伴い、ナチスから逃れてきたユダヤ人難民やその他の人々は、ドイツの身分証明書を持ってオーストラリアに到着すると「敵国人」と分類されました。中断された旅若い難民アラン・ギル著姿を消した少年合唱団 65年前の今月、ウィーン・モーツァルト少年合唱団合唱団がシドニー市庁舎で満員の聴衆に向かって歌った。テレビの無い時代には、そのような訪問は大きな出来事だった。都会や田舎町から集まった人々は、20人のかっこいい少年達に熱を上げた。その中には当時14歳の亜麻色の髪のすらりとしたヴィリー・シーシュがいた。　偶然の出来事は人々の人生に大きな影響を与えることがある。サンフランシスコでの2週間の港湾ストライキによって、合唱団の20人の少年と彼らの付き添いの成人達の将来は変わってしまった。　1939年、合唱団は米国とニュージーランドを訪れた演奏旅行の締めくくりに5月中旬からオーストラリアで3か月間の滞在の予定であった。しかしストライキにより主催者はプログラム全体を2週間遅らせることになった。パースでの最後のコンサートの翌日の1939年9月3日、戦争が宣言され、14人の合唱団員はもはや人気スターではなく、事実上オーストラリアで最年少の戦争捕虜となった。　合唱団はメルボルンのダニエル・マニックス大司教の「養子」となり、同大司教は彼らを大聖堂の聖歌隊とし、教育や食事・宿泊の手配を地元の家庭で行った。　指揮者のゲオルク・グルーバーは、当初は気楽そうに見える戦争を楽しんでいたようで、演奏会のスポンサーであるヘンリエッタ・マーシュの家に移り住み、メルボルンとシドニーの音楽舞台に於いて著名なメンバーになった。事態が急変したのは1941年3月3日、憲兵隊がブライトン宅を訪れ、ナチスとの関係を告発されたグルーバーを逮捕した時だった。彼はオーストラリア演奏旅行の際に、ヒットラーの第三帝国での一種の音楽の首謀者として奨励されていた事が主張された。　現在研究者に公開されているグルーバーの機密書類には、「民衆の政治的意志は儀式で表現される」為に軍歌、合唱、民族舞踊をナチスの儀式で教える新しいアカデミー（グルーバーの指揮下で）の設立を提案したと記されている。グルーバーによると彼の役割に対する主張は誇張されていたと言う。「私は若者の音楽教育プログラムの改訂に従事しました。私は子供たちが歌う曲を選びました」　この書類にはヘンリエッタ・マーシュの手紙が収められており、検察側の文書とほぼ同じ表現で書かれている。まだ生きているマーシュの娘によれば、グルーバー（オーストリアに妻と2人の子供がいた）は母親の恋人であり、手紙は彼が17歳の少女に目をつけた事に対する「彼を処分する為」の単純な復讐行為だった。　有罪判決を受けたグルーバーは、ビクトリア州のタトゥラ収容所に連れて行かれた。聖歌隊のメンバー達は打ちひしがれ、何人かがマニックスのもとを訪れ、グルーバーの釈放を執り成してくれるよう頼んだ。彼らは（当然ながら）、大司教はこの問題に「関心を失った」と結論づけた。　合唱団の少年達は父親代わりであり指導者であったグルーバーがもういないことを次第に受け入れていった。しかし、他の団員達によれば、ヴィリーはグルーバーを「崇拝」しており、彼の逮捕と投獄に大きなショックを受けたという。その少年は当局にとって迷惑な存在となった。報道によると、それは些細な問題だったという。彼は当局に対して失礼な態度をとり、毎週出頭しなければならない警察署の前で親ドイツ的な酒飲みの歌を歌ったこともあったという。　元合唱団員のエーリッヒ・トロイナは、ウィリーは認められるべきだと考えている。「彼は全くのヒロイズムでした。彼の態度は、『グルーバー博士を抑留するなら、僕も抑留すべきだ』というものでした。馬鹿げた事にもちろん、彼らはそうしました」　わずか15歳のシーシュは里親から引き離され、南オーストラリア州のラブデイ拘置所に連れて行かれ、年配の敵国人とともに収容された。彼に関する報告書によれば、「ブロンドのウェーブのかかった髪と際立った美貌」を持っていた少年（キャー、見たい！見たい!! ）は、数々の屈辱に耐えていたことが記されている。例えばこんな？あ、この子の髪はストレートだからダメか～…　彼はグルーバーに手紙を書き、タトゥーラへの移送を要請したが、グルーバーも同様の要請をした。「この少年達は私にとって自分の家族と同じくらい大切な人達です…もし彼らの誰かが抑留されているなら、彼の正当な居場所は私と一緒の所です」　戦争の終わりにヴィリーは釈放された。しばらくの間、彼は昔の陽気な自分に戻り、グルーバーを解放するために様々な計画を立て、少年達をナイトクラブや売春宿にまで連れて行った。　ある日、彼はもう一人の合唱団員、オラフ・シャッパッハーとともにキャンベラへ行き、グルーバーの釈放を個人的に嘆願することにした。シャッパッハー氏は次のように回想している。「ヴィリーは私に『僕達はキャンベラに行く必要がある』と言いました。私達は列車に乗らなくてはなりませんでしたが、お金がありませんでした。するとヴィリーは『見ろよ、あそこにクレイジーなギャンブラーがいるぜ。カードで勝負して僕達の幸運をつかもう』と言いました。それで私たちは合図を決め、ポーカーをして、キャンベラに行くのに十分なお金を集めました」　彼らは労働・国家奉仕大臣のエドワード・ホロウェイ氏に面会を求めた。ホロウェイ氏は彼らの大胆さに感銘を受け、短時間の面会をしたが容赦はなかった。ホロウェイ氏は彼らにきっぱりと言った。「君達の聖歌隊の指揮者はナチスなのだ」　グルーバーの釈放の努力が失敗に終わってしまうとシーシュの気分は変化し、最終的には精神的に落ち込んだ状態になった。　グルーバーは1947年11月にオーストリアに強制送還されたが、20人の合唱団員はオーストラリアに留まった（内 9人はまだ生きている）。　元団員のヘルベルト・シュトロマー氏によると、「私達の何人かは彼を見送るためにポートメルボルンに行きました。私達は彼に近づくことはできませんでしたが、彼が舷窓の外を見ているのを見付けました。縛られていました。私達はボートが繋がれている間、短距離の水面を隔てて話しました。それが私達がお別れを告げる方法でした」（オーストリアではグルーバーは妻と子供たちと再会し、非ナチ化法廷手続きによって無罪となった。）　グルーバーが故郷に強制送還された直後、ヴィリーは宿舎を空け、友人との接触を避け、姿を消した。 1956年、彼の5人の兄弟の1人、元ドイツ空軍パイロットのぺーター・シーシュは彼を探すためにオーストラリアに飛んだ。新聞とラジオの呼びかけで彼が見つかった。　兄が移民として二度目に戻って来たとき、ヴィリーは兄とその妻のマリアの所に短期間一緒にいたが、間もなく再び姿を消してしまった。ヴィリーを目撃したのはそれが最後ではなかった。約25年前、メルボルンの店で働いていた元団員のオットー・ネヒヴァタールは、通りの向こうからためらいがちに彼を眺めるみすぼらしい人物を見た。彼は再度見返してそれがヴィリーであることを確認した。ネヒヴァタールは彼に食事をおごったがヴィリーはその夜に姿を消した。それ以来、彼の友人も親戚も彼の消息を知るものはいない。彼を呼び戻そうとする努力(合唱団の同窓会で空席を設けたりオープンドアにするなど)はすべて無駄に終わった。　　　　なんか悲しい～　グルーバー氏は帰国してからザルツブルグに住んでいましたが、その後1951年に南アフリカに渡り、合唱の指導に勤しんで1979年にお亡くなりになっています。詳しく調べたら結構波乱万丈な一生を送られていましたよね。2024年の今、98歳のはずのヴィリー君は生きているのでしょうか。オーストラリアでは2018年にこの事実に基づいた映画が作られたそうですが、ウィーン・モーツァルト少年合唱団ではなくて、ウィーン少年合唱団として撮影してしまったそうな。Writer of The Sapphires to next tackle Vienna Boys Choir in Australia Film見てみたいですね‥‥何とか探せないかな。

【93】プリゴジン逝ったか

２０２３年８月２３日　タス通信によると、ロシアで傭兵リーダー、エフゲニー・プリゴジンを乗せた自家用機が墜落した。モスクワ発サンクトペテルブルグ行きのエンブラエル機が首都北部のトヴェリ地方に墜落したと、同通信は非常事態省を引用して報じている。乗客7名と乗員3名が死亡した。ロシアの航空管制官は、プリゴジンが乗客名簿に載っていたと発表していた。今のところ、彼の死亡の確定的な確認は取れていない。いくら力んでも欲張っても、人間必ず死ぬんですから。そして今日はドイツのテレビ番組で２０２１年10月に公開された「ONODA 一万夜を越えて」を見ました。1974年にフィリピンのルバング島で発見された日本兵の小野田さんを覚えている方はいるでしょうか。当時は彼の発見はセンセーショナルでした。いつかは映画になると思っていましたが、今日ようやく彼の厳しい隠匿生活と日本に向かうまでの経緯を見ることが出来て感激です。戦争はもう絶対に起こしてはいけない。プーみたいに安全な場所で柔らかい椅子の上で他国への侵攻を命令する悪魔的生物が存在し、それに従うものがいる限り、平和に生きたいと願う市民の命まで失われていくんですよ～。戦争は起きるべきではないのです。プーだって生まれた時は天使だったはずなんですよね。やはり環境と親の躾で天使が悪魔になってしまうんだと思います。その親もそんな親になってしまった由縁があって・・・・これって悪循環なんですよね。2023年8月26日こんな動画を今日見つけましたが、こういう形のテレビ版はドイツでは見たことが無いですね。貼り付けられないようなのでリンクを載せます。動画

ウクライナ頑張れのページ

2023年7月11日この動画は2021年に放映されたもの。プーがまだウクライナに侵攻する前のタレントショーのテレビ番組です。映画のフィフス・エレメントの宇宙人女性の、あの鳥肌の立つような歌をこの少年が歌いました。どうぞこの素晴らしい歌声の少年がロシア軍の牙から守られ、今現在無事でありますように願います。2023年7月11日今日と明日はバルト3国のリトアニアでNATO＝北大西洋条約機構の首脳会議が開かれています。恐怖の原子爆弾についても話されることを願っています。私も経験したことはないけれど昔、子供の頃に広島で被爆したという大学教授が我が家に遊びに来た時にその怖い話を聞きました。勿論、高校の修学旅行で広島の原爆記念館も見てきました。今、あのピョートル大帝妄想プー助がそれをまたやろうとしている危険があるかもしれません・・・・・とは考えたくないのですがね。あの禿げ頭の中には小さな原爆をまずポーランドに落として、NATO諸国に恐怖を思い起こさせるという新しい妄想が生まれているかもしれない。従ってポーランドは自分の国にも原子爆弾をアメリカが供与してくれることを願っています。一方、嬉しいことに頑固爺のエルドアンがようやくスェーデンのNATO参加にOKを出してくれた。これでフィンランドもスェーデンもロシアに手を出される危険性が多少は薄くなりましたよ。ドイツのニュースからロシアは1日で540人の兵士を失った。これは、キエフ・インディペンデント紙がウクライナ参謀本部のデータを参照して報じたものである。ウクライナによれば、2022年2月に大規模な侵略戦争が始まって以来、ロシアが失った兵力は合計235,020人になるという。さらに、ウクライナの説明によると、大規模な侵略戦争の開始以来、ロシアは4,089台の戦車、7,983台の装甲戦闘車両、6,966台の車両と燃料タンク、4,385台の大砲システム、672台の多連ロケットランチャーシステム、414台の防空システム、315機の航空機、310機のヘリコプター、3,693機の無人機、18隻のボートを失った。さらに、自国の空軍によれば、ウクライナは過去24時間以内（2023年7月11日現在）に攻撃用ドローン29機、偵察用ドローン5機、ヘリコプター1機を撃墜している。イランの神風ドローンによる攻撃では、28機中26機が撃退された。ロシアの無人機による攻撃もキエフで報告されたが、すべて撃退され、死傷者は報告されていない。本当に、本当にプーの妄想が自分の軍隊こんなひどい事を起こしているのですよ。人に迷惑をかけるほどの妄想に取りつかれるのは怖いです。やっぱり自分の妄想は表に出さないで心の中にしまっておいた方が安全ですね。でもつい最近、ゲオルクさんの本を読んでいたら自分が団員になってウィーン少年合唱団の隊の中にいる、なんていう妄想がちらっと湧いてしまいました。あれは素敵な妄想だったです。こんな風に絶対に誰の目から見てもお笑い草になって誰一人相手にしない妄想だったらならプーチンもウクライナやロシアをあんなひどい目に遇わせなくて済んだでしょうにね。どころがそんなプーを神のように崇めているファンたちがその妄想に乗って行動を起こしてしまった・・・・彼らも同じようにアホだった。去年の2月24日、ロシアがウクライナに侵攻してきたとき、誰がここまで世界中に被害が広がるなんて想像した？誰があそこまでプーが非常識な妄想を持っていたか予想していた？

【76】ロシアのウクライナ侵攻から1年目が来ます。

このページはいつ終わるかわからないウクライナ戦争についての自分勝手な記録です。凛々しく素晴らしいリヴィウの街の少年達の歌声、ウクライナの兵隊のマーチを情熱を以って歌っています。ドイツ語だったら昔のウィーン少年合唱団かと思ったかもしれない。リヴィウはまだ無事だけれど、この少年達が18歳になるころには、壊されたすべての建物がウクライナから一掃されて綺麗な新しい街になっていますように。無理な願いだけれど、そう祈ります。まずウクライナを自分のものにしようとしたロシア人と言うものが！！そんな生まれ故郷に嫌気をさして国外逃亡したエリートロシア人は国に帰ることはもう考えていないとか。2018年に、ウィーンのシュテファンスドームで、キーウからの少年合唱団と知り合わなかったら、ウクライナという国にロシアからの侵攻が始まっても今ほどプーチンの勝手な野望に憤りを覚えていなかったかもしれない。以下ウィキペディアより　　矢印は私の余計な言葉2014年、ロシアは国際的にウクライナ領と認められているクリミア半島の編入を宣言するとともに、ウクライナ南東部のドンバス地方で親露派分離勢力への支援を始め、対立・紛争が続いていた。←これは元々クリミア半島に住んでいたタタール人をシベリアに追いやり、殆どの土地にロシア人を住まわせた。2021年初頭のウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーによるクリミア奪還令発令及びNATOとウクライナ軍の合同軍事演習開始以降、ロシアは長期にわたりベラルーシ側を含むウクライナ国境周辺への軍事力の増強を図っていた。同年12月3日、アメリカの『ワシントン・ポスト』紙が、アメリカ情報機関からの報告書の内容として「ロシアが2022年早々にも最大17万5000人を動員したウクライナ侵攻を計画している」とスクープ。12月17日にロシアは、ウクライナがNATOに加盟しないことや、NATOに対し軍備の後退・縮小などを要求する条約草案を発表した。←まるでお隣さんに向かって、サウナに行くのを止めろ、洗面器だけで体を洗え、みたいな事言ってると思わない？2022年2月18日、第46代アメリカ大統領のジョー・バイデンはついに、ロシア大統領のウラジーミル・プーチンがウクライナ侵攻を決断したと確信していると述べた。2022年2月21日、プーチンが安全保障会議で閣僚らを一人ずつ順番に登壇させ、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認すべきか意見を求める映像が国営放送で放映された。対外諜報活動を担うSVR（ロシア対外情報庁）長官のセルゲイ・ナルイシキンはこの時言葉を詰まらせ、プーチンに何度も問いただされた。同日、ロシアは「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」への国家独立承認と友好協力相互支援協定への署名をし、ウクライナ東部のドンバスへロシア軍を派遣。各国メディアはウクライナへ侵攻する可能性を連日報道した。←お隣さんに行って、トイレは山田さんちのもので、廊下は佐藤さんちのものだから使うな、この二つは私が一緒に使う、みたいな事じゃんか。同年2月24日、プーチンがウクライナでの軍事作戦を開始すると述べた演説が各メディアに対して公表された後、首都キーウ近辺を含むウクライナ各地で砲撃や空襲が開始された[6。ロシア側は国際連合憲章第51条の集団的自衛権を主張した[。これを受けてウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーは同日、「戒厳令」を発布。さらに、18歳から60歳の男性を原則出国禁止にする「総動員令」に署名し、戦争状態に入った。2023年の今、あの少年合唱団がキエフでコンサートをしましたが、新団員がいるにしても団員の数は減っている。我が団員君の姿はありますが、国外に避難している少年達がいて懐かしい顔の数々が見えない。知っている人が戦争で被害に遇うのはいたたまれないものです。ウクライナ国の州はこうなっています。11，4，7，20、25の州がロシアが兵隊を送って自分のものだと言い張っている場所です。2014年に起きたオランダ発マレーシア航空の、ドネツク州での旅客機の撃墜事故を思い出しています。ロシアとウクライナは両国とも相手の仕業だと失敗の擦り付けをしていましたっけ。極楽とんぼなので、当時はまだウクライナとロシアの土地争いか、ぐらいにしか考えていませんでした。覚えていますか？1983年に韓国の旅客機がソ連軍に撃墜されて海に沈没して乗客全員が亡くなった事件がありましたが、それを踏まえると、きっとロシアの仕業だろうとは思っていました。案の定、2019年に「ロシア側の責任」だと判ったのです。ニュースではウクライナ軍が、ハイマースでロシアの浮橋を壊したと言っています。どうもその浮き橋がピンとこなかったのですがに載っていた動画でそれがわかりました。これはロシア軍の浮橋の動画でしたが、消されてしまっているので、代わりにドイツ軍とイギリス軍の共同作戦でエルベ川に浮橋を設置する動画を載せます。すごいですね、ロシア軍はこうやってウクライナの川に橋をかけて、戦車を乗り入れて来たのですよ。もっともロシア軍のはここまでかっこよくないですけれど。アメリカが送ったハイマースという優秀な高機動ロケット砲システムとやらのほかに、ようやく待ちに待ったドイツの戦車レオパルドが活躍する日が来ます。北朝鮮がロシアの建設工事のために送った労働者が、ウクライナのロシア支配地域に送られるのを恐れて次々と身を隠している。労働者だけでなく管理者も逃げ出しているそうな。徴兵を恐れたロシア人は1000万人も国外逃亡しているそうですが、どうせならロシア兵も全員がウクライナに逃亡してプーのいるクレムリンに銃を向ければ、これで戦争が終わりになるんですけれどね。なんじゃ、この論争！ナレーターのしゃべり方が芝居掛かり過ぎ。2023年5月18日あのロシア兵の残虐行為のあったブチャ(←クリック)の街が災害支援チャリティーの援助でここまで復興しています！2023年5月19日ゼレンスキー大統領が訪日へ、21日にG7出席　政府高官「最終調整」何と嬉しい事でしょう！💕 お詫び：コメントを入れる時、何度も数字の打ち直しを要求されるのですが、スパム予防の為だと思います。貴方の失敗ではないのでどうぞお気を悪くなさいませんように。それでもコメントをくださる方には心から感謝したします。

【53】スペイン・ラ・パルマ島、噴火

今日は2022年9月19日の月曜日・・・・そう、1年前の今日、スペインのカナリア諸島の一つ、ラ・パルマ島の火山が噴火して、3か月後におさまったのでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（初公開2021年10月3日ー再編集2022年9月19日）スペインのカナリア諸島のラ・パルマ島の首都、サンタクルスの写真です。12年前に旅行したのですが、今そこで噴火が起こっています。私は12年前、この火山が休んでいた時代に、その淵に立って、悠々と中を覗いていましたのじゃ。そして、来年の秋の結婚記念日にこの島に行ってまた、沢山の栗を拾って来る予定を立てていまする。突然の噴火は9月16日に起こりましたが、ノーテンキに2～3日ですぐに静まると思っていました。しかし、10日後の動画ではこれ。物凄い音を出して噴火していますよ。あ、1999 年に撮って来た写真が出て来ました。今ここから溶岩が吹き上げているって事。噴火する前は木も生えていたんですね。そこから隣の火山が見えました。ブロ友さんからのコメントで思い出したのだけれど、富士山って1707年にお腹の辺りから噴火していたのね。写真はここからです。リンク小学校で富士山が休火山だと習った時は、ちょうどポンペイ最後の日と言う本を読んでいた最中だったので、あの富士山が噴火したらどうなるんだと、そりゃ怖かった。ところで、1975年頃にも関東に大地震が来ると言う予想でしたが、私が覚えているのは1995年の阪神大震災、2011年の東日本大震災だけ。でも、これが本当になったら、ラ・パルマ島どころではないです。今それが来年行く予定のラパルマで起こっているのじゃわ。首都のサンタクルスは溶岩の流れて来る海岸とは反対の場所で、島の北では観光客も普通に静養しているようです。私はここで泳いでみたいな。しかし10月7日の様子。噴火から20日目です。ラパルマ島がどんどん拡大して行きます。あの辺のバナナ園はもう溶岩にすっかり喰われたぁ。10月12日火曜日噴火中のクンブレビエハ火山の近くにあったトドケの街が一昨日すっかり溶岩の下に消え去りました。この動画はトドケの街の風景を偲んで編集されました。2021年10月24日　日曜日なんだかもう、地獄を思わせる状態になっているわ。【10月23日 AFP】先月から火山噴火が続くスペイン領カナリア諸島（Canary Islands）のラパルマ（La Palma）島で、溶岩流の間に取り残され、ドローン（小型無人機）を使った救出作戦が準備されていた犬4匹が、こつぜんと姿を消した。現場には、犬は無事だという謎めいたメッセージが残されていた。　犬たちはやせ細った姿で、溶岩に囲まれた二つの空の貯水槽の中に取り残されていた。その映像が地元の動物保護団体「Leales.org」によって公開されると、救出を求める声が高まった。有難いことに救われました。リンクラパルマ島の誰かが危険を冒して犬たちをすくったみたいです。嬉しいニュースに拍手しました。2021年11月9日・・・・32年前の今日ベルリンの壁が崩壊した。でも今日のラ・パルマ島の溶岩流は終わっていない。2021年12月14日　火曜日噴火が治まり、溶岩が冷え始めました.噴火から3か月、ようやく静まったようです。ついでにこれ、気分転換で私のお気に入り。気持玉数： 15 この記事へのコメント Joku2021年10月04日 02:54お久しぶりです。この火山のニュースはテレビで見ましたが、まさか関係する方が出てくるとは思ってもいませんでした。残念ながら復興まで数年は掛かりそうですね。ここは来年の結婚記念旅行は、ウィーンに変更で如何でしょうか?観光客がいなくて今月のHofburgkapelleのミサ、オペラ座のバレエが売れていないらしく、30%割引きだそうです。今日はフランツ君のミサ曲でしたので、駆けつけたかったです。 ponko3102021年10月04日 03:54Jokuさんカナリア諸島は私のお気に入りなんです。ラ・パルマ島が噴火するなんて遺憾ですわいな。結婚記念日には海の傍の街が良いな。今日のミサ曲はフランツ君のD-Durだったそうですね。ブルコアのソプラノソロがとてもきれいだったそう。30％も割引だったなんて、惹かれる～。私も聞いてみたかったなぁ。 Yuichann2021年10月04日 10:44Ponko さんラパルマ島の火山噴火🌋50年ぶりとか⋯。日本と同じ火山の島、溶岩が海へ流れて大変な事に。島民の皆さんや観光客は大丈夫かしら？避難生活が続くのでしょうね、お気の毒です。噴火前の火口付近の写真見ましたが草木が生えて穏やか⋯休火山だったのでしょう。前兆があったのでしょうね。富士山も一応休火山だそうです。富士山が噴火すると関東地方は火山灰で日中も暗いそう、シュミレーションで見ました。生きている内には噴火しないで欲しいです。10月3日はドイツ統一の日だそうで、ドイツが一つに再びなった事はおめでたい事です㊗️㊗️㊗️。 ek2021年10月04日 16:01真っ赤にドロドロと煮えたぎるような火山。この地が、お好きだというPonkoさん(火山はお好きかはわかりませんが)、結婚記念日にこの地を訪れようと計画なさっていたのに、まさかこの燃えたぎる中にはいけないですね。日本も火山国。北海道から九州まで、時折、「火山活動が活発化したようです」というニュースが入り、住民の方々の生活を脅かす様子が映し出されています。日本の象徴の富士山もYuichannさんがおっしゃられているように今は休んでいるだけ。「火の国日本」なんですよね。自然の力は計り知れないものですね。きっとPonkoさんもこの火山の如く、内なるものが燃えたぎっているお力がある方なんだろうな〜。なんとなくこのブログのあちこちに熱い思いを感じることがあります。そしてその熱さ故、私の心も熱く燃えて来るような気がします。今は種火の如く小さな炎の様な私の内なるものが消えないように、Ponkoさんのブログで支えていただこうと思っています。これからも先輩お願い致します。災害は嫌なことですが、自分の身体の内なる力は大切にしたいですね。 ponko3102021年10月04日 17:36Yuichannさん今年の統一の日は、首相選挙の後とかコロナ禍とかで大騒ぎはありませんでした。ラパルマ島が噴火した19日はすぐに治まるだろうと思って、来年は島の何処に行こうか、などど考えていました。まさか、こんなに大規模に噴火するとは驚きです。あの島はバナナの産地になっていて、ドイツにも輸入されていますが、火山灰が広範囲に降っていて、かなりの被害に遭っているみたいです。観光客は飛行場が封鎖されると、船でお隣のテネリファ島に渡り、そこから帰国できました。島の北は被害も無く、観光客も住民も普通の生活が出来ています。富士山が休火山と言う事は小学校の時に教わっていましたが、北斎が描いた赤い富士山は子供心に恐怖でした。鹿児島に友人がいますが、桜島が噴火すると洗濯物が干せなくなるそうです。 ponko3102021年10月04日 17:52ekさんいやだぁ～ekさん、私が好きなのはアフリカに近いラパルマ島の穏やかな気候と、豊かな緑なんじゃんすよ。でも、あの凄い噴火を夜見たら綺麗だろうなと思いますね。とは言っても、不気味な噴火の音が聞こえて気味が悪そう。コスタリカに行った時、活火山の麓に泊まったけれど、期待していた噴火はありませんでした。それにしても今回のekさんのコメントはまるで詩のようだと思いました。「熱い思い」と言う言葉はekさんの口癖？何時までもロマンチックなオーラを漂わせている魅力的な方なんだなぁ。タヌキは少し見習わなくてはなりませんぞぇ。 ek2021年10月08日 08:56Ponkoさん「熱い思い」は私の口癖かな？もう冷え切った歳なんですが…。ところが昨夜は、日本は熱い物を抱えている国だと実感しました。突然の大揺れ。酷い目眩に襲われたのかと立ち上がることさえ出来ませんでした。真夜中近い時間に東京.埼玉で震度5強の地震。私の所でも震度4でした。幸い我が家では物が落下するなどの被害は無く、短い時間でおさまりましたが、夜が明けた今も生活に支障をきしている所も、交通トラブルも起きています。地球は私達の見えない所で活溌に動いているんですね。後一週間程は余震に注意との事。これから始まろうとしているドラマがあります。(以前にも映画もありましたが)「日本沈没」なんて言葉が頭の中を過りました。　　 ponko3102021年10月08日 18:07ekさん東京の地震のニュースはドイツでもすぐに放送されましたよ。随分凄かったようですね。でも、2011年の様な大きな被害にまでならなかったのが不幸中の幸いだと思います。地震も火山も台風も津波も日本から無くなればいいんですのにねぇ。最近地球の真ん中では何かよからぬたくらみが持ち上がっているんじゃないか、なんて思ってしまいます。ドリー君が、あれは地下核実験の影響かもしれない、と言っていました。多かれ少なかれ、そういう事だってかかわっているのかもしれませんね。バカな人間が自分たちの住処が壊れて行くのに更に手を加えているようなもんでしょう。だからどこかで本能が宇宙に新しい住処を見つけるように要求しているのかもしれない、と思わない？ ek2021年10月08日 22:15Ponkoさんそちらにも地震のニュースは入っていましたか。アメリカに住む従妹からも、地震直後に安否確認のLINEが入り、世界って狭い！って思いました。ドリーさんがおっしゃられているように、人類が起こしている様々な自然破壊が、地球の主の怒りをかってしまっているのかもしれませんね。　 ponko3102021年10月08日 22:48ekさん不当な盛り土をしたり、山林を伐採したり、褐炭を掘り起こしたり、人間の住みやすいように自然を変えて行くのも度が過ぎると災害の元になって行くのでしょうね。今回の地震が尾を引いて富士山までが噴火、なんてことにならないようにしっかり祈っていますからね。ヤマチャン2021年10月08日 23:15　私も昨夜は十年ぶりで焦りました。とうとう直下型地震が来たと思って...。結果的に大地震ではありませんでしたが、電車が止まって帰宅難民が出たり、エレベーターが止まって閉じ込められたり、高層階から階段を歩かなければならなかったり、都市型の被害がまた繰り返されました。大都市ほど災害には弱いなと痛感させられます。　それにしてもponkoさんが日本にいた頃は地震があるのは一部の地域だけだったのが、阪神大震災の後くらいから北海道から沖縄まで地震が起きるようになりました。死火山と教わっていた御岳山が30数年前に噴火して、日本には死火山はないと学説が変更され驚きました。自然が休息期から活動期になったのかな？それに温暖化が加わって何だか怖いですね。核実験もponkoさんの言う通り影響してるのかもしれません。少なくとも地球にいいはずありませんものね。　来年の結婚記念日の旅行はラ・パルマ島はだめかもしれませんがコロナも今よりは落ち着くでしょうからきっと楽しい旅ができるでしょう。私としてはルカ氏との再会を早く実現してほしいです。 ponko3102021年10月09日 00:53ヤマチャンさん東京周辺に住んでいる方達には恐ろしい夜でしたね。今日のニュースを見たら、どんどん被害の有様がわかって来て、びっくりしています。こんな地震がトルコやギリシャで起こったら、それこそ凄い事になっていたでしょう。日本だからこそ、あそこまでに耐えられたのだと思います。私が日本にいた頃は10年間の間に関東で大地震がある予想が立てられていた記憶がありましたっけね。関東大震災69年周期説と言うものでしたが、時期が過ぎても何もなかったので安心しました。その代わり阪神大震災があり、東日本大震災がありました。地球のエネルギーが他に分散されたのかと思いましたよ。今は南海トラフが怖いですね。https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_04.htmlそこで地震が起こったら70近く噴火口のある富士山だって何らかの影響を受けるのじゃないかと恐怖です。ラパルマ島の噴火動画を毎日追っていますが、それが何時か富士山の動画に変わらないように祈りますよ～。ルカさんですねぇ。ハネスもそうですが、青春の美しい思い出はそのままにしておいた方が良いと思うようになっています。君と一緒にウィーンのケーキを食べたいと言ってくれましたが、写真では分からない沢山の皺は、現実では隠せませんからね。年寄りがケーキなんか食べて、ジャムやクリームが口からはみ出たりしたら幻滅じゃないですか、あっはっは。でも、もし会うようなことになるなら、すてきな記事を書きますよ。 nene2021年10月11日 04:27Ponkoさんラパルマ島の噴火は現在も起こっているようですね。いったいいつまで続くんでしょう。自然災害なので誰にも文句は言えませんね。早くおさまりますように。同僚が老後はカナリア諸島で生活したいと言っていました。きっと美しい場所なのでしょうね。常夏で気候もよく。結婚記念日を毎年なにかしら企画しているいるの素敵すぎます。ブッ夫クンが行き先を考えて予定を立ててくれるんでしょうか。来年も素敵な結婚記念日になるといいですね。 ponko3102021年10月11日 05:34neneさんラパルマ島は毎日ライヴの動画で噴火の様子を見ていますが、日毎に溶岩の広がりが大きくなって行きますよ。あの美味しいバナナが溶岩に飲み込まれていくのが残念です。この分じゃ、来年の結婚記念日はドイツかもしれませんね。旅行は大抵二人で意見を交換して決めていますが、スペイン旅行をしてからスペインのファンになっています。 ek2021年10月21日 22:45Ponko様阿蘇山が噴火しました。ってもうPonkoさんは知ってるよ〜っておっしゃっているかもしれませんね。何しろPonkoさんの情報網の速さは驚きですから。近郊にお住まいの方々は火山灰にご苦労されているようです。地震も頻繁だし…日本はどうなっちゃうのかな〜と不安な日々です。そんな時にPonkoさんブログのお仲間が素敵な動画をアップロードして下さり、懐かしさに気分はハイに。ありがとうございました！ですが、その動画に関連したニュースにある種の衝撃を受けています。Ponkoさんはこちら(T)ではなくあちら(D)にお友達をお持ちなので、へえーそうなのねって位のニュースでしょうが。新しいカントルを迎えたとの事で、前任のカントルもその前のカントルも存じ上げていたものですから、退任に寂しさで胸を痛くしています。新しいカントルはスイスご出身の方で、彼のメッセージを聞くとドイツ語なのにフランス語聴こえてしまう私。でも彼はスイスで最も古い少年合唱団の指揮者であられた方だとのこと。歌声を聴いたらテルツのようでした。テルツファンの方には、全然違うって言われてしまうかもしれませんが。それに彼はカトリック教徒だとか。宗派が違ってもカントルに就任されるんですね。我が愛する合唱団も変わっていくのかな〜と。あの昔の様な聞き慣れた民衆の歌声のコラールが聞けなくなるのかな？美しい天使のコラールに変わるかも。　　　 ponko3102021年10月22日 02:53ekさん昨日はまたバルト海の方に行っていたので日本のニュースはネットで見れませんでしたが、こちらのテレビで阿蘇山の噴火の事を知りました。でもラパルマ島のように溶岩がとめどなく流れ出していないだけでもホッとしています。ekさんのおっしゃる合唱団はトマーナですね。私も動画を見ましたが、あれはスイス訛りのドイツ語に聞こえました。人によっては印象が違うのが面白いですね。確かにその方が指揮されていた合唱団はテルツのように勇ましい歌声だと思います。少年達のエネルギーがみなぎっている合唱ですね。こんな合唱団がスイスにあることなどもちろん知りませんでしたけれど。 ek2021年10月22日 05:26Ponko様お帰りなさい！楽しいお疲れの時に、だらだらまた長い私のコメントみて、それもワケわからぬ愚痴っぽいもので、さぞやあ～ぁ、またekはごちゃごちゃ何をのたもうっておる😞って飽きれられたのでは？ごめんなさい。でも、なんとなくスイスの彼らの歌っている姿が、テルツの様な華やかさが感じられ、トマーナ(おっしゃるようにトマーナの事を申し上げていました)、今までのトマーナの静かな(カンタータ等の時には、トマーナだって明るくエネルギッシュなんですが)ちょっと土くさいような大衆を現す受難曲での歌声に変化が起きるかな？と勝手な想像をしてしまっていたのもので。でも、今後のトマーナの変化に期待して、バッハの作品を楽しむことにいたしました。それにしても、前々カントルのご容態が少しずつでも良くなって下さることを祈り、願っています。 ek2021年10月22日 05:57Ponko様続けてごめんなさい。でも、なにとぞ誤解なさらぬように。決してこのスイスの合唱団やテルツの歌い方が....と言う否定ではなく、私の頭の中にある昔からのトマーナが、今風に変わっていくのかな？と想像してしまっていたもので、古いものに固執してばかりいるのではありません。勝手な思い込みからのもので、トマーナにであって半世紀以上。聞き慣れた昔からのトマーナが、変わっていくのかな？と想像の世界に他なりませんし、トマーナが変わっていくのを否定ばかりしているのではないのです。時代とともに、合唱団も変わるものですよね。WSKのように。 ponko3102021年10月22日 21:00ekさん誤解なんてしませんよ～。つまり、ケルンザーもテルツもウィーン少もトマーナも、世界中のどんな少年合唱団でも少年の声の質と才能と、指揮者の指導によってどんなにでも変わるんじゃないですかね。64年組が歌った同じ曲を72年組も歌ったけれど、それぞれがとても良くても指揮者に依って随分印象が違っていました。私には64年組の合唱が好ましかった。つまり、一番肝心なのは聞く人の好みですよね。自分の趣向にしっくりあっていた昔の少年合唱団が時と共に変わりつつあるって言うのは残念ですけれど、歌っていた少年達も指揮者もすでに過去の人達ですし、どこかにまだそういう歌い方をしている合唱団はあるはずですから、見つかったら儲けものです。青きドナウの時代のウィーン少年合唱団は私には決定的なものですけれどね。今はもうへばりつき病は完治したみたいです。 ek2021年10月22日 22:14Ponkoさんはへばり付き病は完治なさったのですか？私などは慢性64年組依存症という不治の病となっています。でもこの病は私にとっては、癒やしと力をもらえる病なもので、医師にも診せず、自分で対応出来る治ってはいけないものになっていて、完治は望みません😅。歌声を聞いてはため息をつき、写真を見ては思い出して涙し、時にはすっかり若返る程のエネルギーをもらえるそんな病で、処方箋はPonkoさんのブログに集う皆さんのお話を楽しむこと。懐かしい歌声を聴き、心穏やかにすることなんです。ですから、Ponkoさんの病は完治なさっても、私に良薬を与えてくださるこの場の管理をよろしくお願い申し上げます。 ponko3102021年10月23日 01:46ekさんこのブログが処方箋の梯になっているとは責任が重いですね。でもそれは私のブログではなくて、此処に来るブロ友さん達のコメントと言うことで安心しました。と言う事で、やさしいブロ友さん達よ、どんどんコメントを入れてekさんを励ましましょう～～💛ekさんもがんばれよ～～。 ek2021年10月23日 07:02Ponko様このブロクにお集まりの皆さんのお話しを楽しみ力を頂けているのはもちろんのことですが、なによりここに気持ちを解ってくださるPonkoさんと言う存在が居てくださっているからです。それに、Ponkoさんのお話はユーモアがあり、時には同じように怒り、癒しを与えてくださる素敵な音楽に出会わせてくださる。yukaさんではありませんが、あね様ってお呼びしたいくらいに心からお慕い申し上げております。良く知りもしないのに何を言ってるの！とお思いでしょうね。それに、あね様って歳もよく知らずに自分の方がおばあちゃんだったりして😅。そう、医師には診てもらわなくてもなんて言いましたが、Ponkoさんが主治医なのかもしれません。良薬を与えてくださる名医院長。そしてこのブロクは総合クリニックなのかもしれません。だから、私の病は苦ではありません😁。ここの名医の皆様、これからも重症患者をよろしくお願いいたします。 ponko3102021年10月23日 17:40ekさんそうじゃ、吾輩は姉御なのじゃよ。子供時代も餓鬼大将だったからなぁ。ここに来るブロ友さん達はみんな私より若い方達ばかりでしょう。最近ではその若い情熱の炎に圧倒されて、もうわたしゃ～、灰になりつつありまする。ekさんの買いかぶり過ぎのコメントでその灰は散ってしまったじゃよ。それにしても面白いコメントをありがとう。ekさんの方がよっぽどユーモアあるわ。 Yuichann2021年10月23日 18:08Ponko さんお邪魔します。私もekさんと同じ64年組病です。やっぱり彼らがNO1❣️72年、83 年も良いですが⋯！映画「青きドナウ」も「いつか来た道」「野ばら」も心を掴んで離さない、遠い昔の歌声がよいですね❣️少年達や指揮者もオーストリア🇦🇹の人々だった⋯。 ponko3102021年10月23日 18:21Yuichannさんどうか～～～ん。私もビブラートの歌い方の出来る昔の少年合唱団を懐かしんでいます。たまに世界の少年ソリストシリーズのYouTubeを聞いていますが、やっぱりドイツ語が一番テンション上がるのですよ。これってへばりつき病の名残かなぁ。どっちにしろ、ぶり返す恐れあり。エリーゼ2021年10月25日 19:10EK様をはじめ64年組にへばりついてる皆様へ皆様と同様の仲間が多く集まるPonko様のブログに治癒されている方がほんとに大勢いらっしゃること、Ponko 様に感謝申し上げます。へばりつき病は完治を必要とは思えず、より一層のめり込む原動力となっています。EK様の思いは勿論慰めようもないことですが、その思い出が数多くあり素晴らしいではないですか。これからも多くの思い出を語ってくださいませ。よろしくお願いします。 Ponko様姉様と言うとすぐに思いつくのが姉様人形なのですが、Ponko 様の第一印象は猫の被り物姿‼️これこそ元祖ガキ大将ピッタリだと思います。これからもこのブログでガキ大将ぶりを発揮、皆を虜にしてくださいね。 ponko3102021年10月25日 23:41エリーゼさん64年へばりつきで元気が保っているのならそれでよろし～～～い。自分に幸せと思うなら、どんな事でも賛成です。私は惜しくも完治したみたいなので、みんなをキュンキュンさせる側に回って楽しみます。だから当時の思い出を語ってくれるブロ友さんがドアを叩いてくれたら大歓迎ですよ。姉様人形ってどんなでしたっけ？私は猫じゃなくて、タヌキを被っているんですけどぉ。最近、日本ファンのティーンの子供達が訪問しに来て、私はまた餓鬼大将に戻りそうです。 ek2021年10月25日 23:50エリーゼ様優しいお声かけありがとうございます。歳とともに、昔を懐かしむ日々を送ってしまっている様な気がします。それはあまりにも友達になって下さった方々が優しく、沢山の感動と思い出を残してくださっていることにほかなりません。64年組の来日に始まった私の合唱団愛好心は未だに消えることはありませんが、心のそばにいてくださった友達が一人、また一人と思い出の人になっていく寂しさはいいしれないものです。でも、こうして私の心の中のお話をさせていただける場所があり、それを受け入れてくださる方がいてくださることは、大きな支え、力になっています。本当に感謝しています。64年に初めて届いたウィーン少年合唱団員からの手紙は、それからの私の人生に大きな力となり、人生に楽しみを与えてくれる素晴らしいものになりました。そしていまや、こうしてPonkoさんのブログに集う皆様の楽しいお話は若返りの妙薬になっています。どうぞこれからもよろしくお付き合いくださいますように。 yuka2021年10月28日 10:56姐さま　皆様お久しぶりです。自然災害に疫病と世の中気が滅入るような話題ばかりですが、次の動画でも観て少しでもホッコリしていただければと思います。以前ご紹介した3歳の歌姫「ののかちゃん」の「やさいのうた」とそのメーキング映像です。興味がない方はスルーしてください。 yuka2021年10月28日 18:12姐さままた失礼します。載せ忘れていました。完成したものがこれです。 ponko3102021年10月28日 21:17yukaさん動画を見ましたよ。3歳の子があんなに可愛かった事を忘れていました。私のは息子だったけれど、女の子の方がおしゃまで楽しいですね。最近のニュースで3歳の男の子が母親の男友達に熱湯を浴びせられ続けて殺されたと言うのを知りました。3歳ってまだこんなに小さくて純粋なのに、信じられないですよ。あら、せっかくの嬉しい動画なのに、行く方向が違っちゃった。 1964-19672021年10月31日 18:15ponko 様暑い暑いと言っていたこちらも、さすがに寒くなって来ました。植物達も冬支度で、ムラサキシキブは葉を落とし始めています。ところがびっくり、タカラヅカは、なんとまた少し花を付け始めています。つぼみもあるので急な冷え込みとか無ければあと少し紫色の房が楽しめそうです。そちらはもうかなり寒いですか？森は葉を落とし始めていますか？ ponko3102021年10月31日 19:531964-1967さんこのコメントにお応えして、今日中に新しい記事を載せる準備をしています。こちらは今日10月31日から冬時間になりました。落ち葉も音を立てて舞い降りてきだしました。タカラヅカは強い花のようですね。こちらはまだアジサイが咲いています。2022年9月19日　今日はお亡くなりになられたエリザベス女王の国葬が行われました。世界各国から2000人もの要人が招待される中、ウクライナに侵攻したロシアのプーチンは招待されなかった。そんなの、当り前じゃわい。💕 お詫び：コメントを入れる時、何度も数字の打ち直しを要求されるのですが、スパム予防の為だと思います。貴方の失敗ではないのです。

【30】ウクライナはどうなる　２段目

プーチンがこれまで何人もの外務大臣などの国を代表する人々と平和交渉をする場面をニュースで見て来ました。最後には国連総長までモスクワを訪問。しかしどの画面でもプーチンは能面の様な顔をして、最後に自分は正しい事をしているのですと言い切っている。この戦争が良く分かっていない私みたいな人はこれを読むと案外理解できますよ。プーチンってどんな生き物なんだろう。さて、モスクワで戦勝記念日パレードがある5月9日まであと6日間。私はプップクンとその間に、彼の誕生日のお祝いでバルト海辺の街に行ってきます。そこにはタブレットしか持って行かないので「青きドナウブログの再編集」は出来ません。なので、上の挿入したリンクやゲオルクさんの本の原稿を読むことにします。5月9日に何が起こるか、何が決まるか、またここに記録しに来ます。2022年5月9日　火曜日　　　　　朝起きてテレビを付けたらもうロシアの放送は始まっていました。心配していた戦争宣言の言葉はプーの口から出なかったものの、人の家に土足で上がってさんざん暴れ回った挙句に、ウクライナの方が自分達にテロを仕掛けて来るようなことをほざいているのには開いた口がふさがらん。今日の式典について、この動画が上手に説明してくれています。この式典の後、プーチンは続けてウクライナに攻撃を仕掛けて来る気を変えていません。残念ながらベルリンにもプーチン派がいて、ロシア戦勝記念広場で、ロシアの旗をかかげていました。夜の狼と呼ばれるロシアのバイカ―グループです。何でこんなのがベルリンにいるんだろう。一緒にいたお婆さんが、「ウクライナが武器を捨てれば戦争は終わるのです。」などとカメラに向かって言ったので、また開いた口がふさがらなかったんだわ。この人、ブチャの住民虐殺の悲劇を見てないのかしら。戦争に参加している露助共は、ウクライナ人を人として扱う事を止めてしまった気がします。

【27】キエフとの最初の出会いはウィーン

2022年2月24日に始まったプーチンのウクライナへの軍事侵攻が、こんなに凄惨な虐殺の繰り返しで進んでいくとは予想していなかった。ブッチャの道路に投げ出されて、両手を後ろ手に縛られたまま殺されていた市民の姿が目に焼き付いて未だに消えない。地下で拷問されて殺されていた子供や、自動車から引きずり降ろされて殺された男性の記事など、はらわたが煮えくりかえる思いで読んだ。マリウポリではアゾフスターリ製鉄所の地下に避難している市民たちを見殺しにするのかさ～っと全世界の政治家たちに叫びたい。それこそ長くて大きな頑丈な移動式アーチを作って、ロシア軍の攻撃を避けながら市民を安全な場所に移動させるって、出来ないかな。このプチン野郎の手下共のやり方に我慢できないロシア人たちはトルコやフィンランドに亡命しているし、とうとう日本に帰化する覚悟を決めたロシア人までいますね。それにしても、ドイツにまで亡命して来るロシア人はいないみたい。キエフのシェフチェンコ地区では「ロシアとウクライナの民族の友情記念碑」が丁度今取り壊されているところです。この名前『人民の友情』とはあの残酷なスターリンが作りだした用語だそうで、人々と国家の望ましい関係や国際理解の意味を持つそうな。この記念碑はシェフチェンコ地区のヨーロッパ広場にあるウクライナ国立フィルハーモニー管弦楽団とその下のドニエプル川の間のクレシュチャティ公園にあります(舌が・・）。展望台からは、ドニエプル川、東岸の地区、ポジールの素晴らしい景色を眺めることができるそうです。世界中が今ウクライナに目を向けていますが、もし2018年のウィーン訪問でキエフからの少年達と知り合っていなかったら、私はこの戦争に全く他人事のような感情しか持っていなかったことでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（初公開2018年6月18日）2018年6月　ウィーンにて　　私達はチェックアウトを済ませると、バスの出発まで時間があったので、友人のザッハートルテを買うために荷物を抱えてまた地下鉄に乗ります。ところが観光客が多くて道に迷ってしまい、疲れたのでシュテファン寺院で休むことにしました。人混みの多い教会の中で休んでいる最中に気に掛かることが起きました。それはこの少年達です。もうこんな民族衣装を着ていたら絶対にどこかの少年合唱団に決まっているじゃないですか。しかしこの子たちにはドイツ語が通じなく、私は英語が出来ないの。オチビ達にうんうん何とか苦し紛れに手と足で会話していると、興味を覚えたのか仲間らしい少年達が次々に集まって来ました。それに気づいた引率の先生らしい方も現れて、ようやくこの少年達がウクライナから来たキエフの少年合唱団だとわかりましたThe Boys Choir of the P.Tchaikovsky National Music Academy of UkraineウクライナのP.チャイコフスキー国立音楽アカデミーの少年合唱団まったくもう、ロシア語（おっとウクライナ語でした）も少し勉強しておくんだった。先日はここにいる団員の一人から連絡があって、ひょっとして9月にこの少年合唱団がベルリンに来るかもしれないとの事です。何かの縁だと、これは絶対に聞きに行ってみないといけません。2022年4月27日と言う訳で、今はこの合唱団の先生や団員二人とそのご家族とのネットでの交流があり、この戦争は他人ごとではなくなっています。ドイツ（優柔不断なショルツ首相）がようやくウクライナに重火器を送る事にしました。早くロシア軍をそれで追い払ってもらいたいです。先日、そんなドイツに対して、団員のお母様からの厳しい言葉が届きました。「２014年以来、EU加盟国は、禁輸措置にもかかわらず、モスクワに爆弾、ロケット、ミサイル、大砲を供給してきました。そして、これらの配達の78％はドイツとフランスによって行われました。私たちの子供たちはベルリンで歌いました。ドイツ人は微笑み、拍手し、同時にこれらの子供たちを殺すためにプーチンに武器を送りました。ドイツの冷笑主義と卑劣さに制限はありますか？！ドイツはヒトラーとゲッベルスの国であり、民主主義＝ロシアになりつつあります。今また警報が鳴っています。今、ロシア人は再び爆撃に入るでしょう-ドイツとフランスの爆弾で子供たちを殺します。私はもう涙を流し、流し尽きました。残ったのは怒りだけでした。もう何も許せません。」ドイツが石油とガスを買ってロシアに支払ったお金がウクライナを攻撃する武器に変わった事に対しての怒りでした。平和な街の庭で鳥の声を聞いてお茶を飲んでいる私は、これにどう答えてよいか本当に狼狽し、困惑しました。おしめや生理用品などを寄付するだけで何の手助けになったのか。自分の息子や夫が何時殺されるかわからない立場にいるお母さまの嘆きが伝わって来ました。EUやNATOへの加盟の事など、しばらくグーグル翻訳機で彼女との会話を交わし最後に私はこう付け加えました。「私はドイツのSPDにも腹は立ちますが、国民のほとんどがウクライナを心から応援し、援助の手を差し伸べているドイツが大好きです。」すると最終的に彼女からは「あなたは正直で良い人です。私の話を聞いてくれて本当にありがとう。」と和らいだお返事がありました。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言うことわざがありますが、その対象になる誰かに心の内を話すことも役に立つのかもしれません。早くこの戦争が終わってくれますように。そうしたら今度はロシア軍にボロボロにされた街を再建するために私達はまた応援しなければね。

【16】ウクライナはどうなる？

2022年3月18日金曜日2018年に偶然にウィーンのシュテファンス寺院で知り合った、国立キエフ青少年合唱団の友人達が、プチーン、じゃない、えーっとプーチンとその側近たちによって引き起こされたウクライナ戦争に巻き込まれてしまってから、彼等の安否が気に掛かって、毎日のように日本語とドイツ語の時事ニュースにしがみついているので、この落胆、じゃない、えーっと楽天ブログがおろそかになっていますねぇ。でも、ニュースを見ているだけじゃ記憶が薄れて行くので、今後の為に印象に残る状況を記しておかないとなぁ～。おっと、上の写真は2015年に撮られたもので、年長組の間からちょこっと顔を出している団員君がまだ本当に幼げ。息子達もそうだったけれど、思春期の少年の成長の早い事ったら。18歳になったこの団員君はキエフから離れて郊外の祖父母の所に身を寄せていますが、ウクライナはまだ寒くて、薬を買うために4時間半も薬局の前に並んだ日は氷点下７°だったとか。小さな息子のいるお兄さんが志願兵になってロシア軍から街を守っているそうで、家族みんなが団結して故郷を守る覚悟を決めていますが、こちらは気が気ではありません。もう一人の友人の団員P君は自分の住んでいる家の隣が爆弾で壊されたので、危険から逃れてルーマニアに近い静かな街に避難しているのですが、そこでもサイレンが鳴っているそうで、更に攻撃が悪化するようになって来たら西に避難するかもしれない。ざっと言うと、ベルリンの中央駅にはワルシャワ駅から到着するウクライナの人達が今は毎日1万人以上になっていて、駅の中に緊急休憩所が設けられている状態です。暖かいジャケットを着ているだけで、みんな本当に着の身着のままで列車に乗って来たのですね。ベルリンでは今日までに178,000人が登録されていますが実際の数字はもっと上だと聞いています。この人たちの行き着く先は使用されなくなったテーゲル空港内や、閉鎖されて何十年も経つ、ヒットラーの建てたテンペルホーフ空港跡に設置された仮設建設。運が良ければ個人的に受け入れるボランティアや親族など。ドイツのリトル東京と呼ばれるデュッセルドルフでは今2700人の避難民が来ていて、一部にはライン河に浮かぶ、この船上ホテルが避難民に貸し出されていました。ところがですよ、戦火を逃れて避難先にたどり着いた18歳のウクライナの少女が、隣の船室にいた交換学生の26歳と３7際のナイジェリアとシリアの男達に強○されると言う事件が起きたのです。何でそんなのがウクライナ人の避難所にいたのかと思ったら、ウクライナで偽造パスを手に入れて、ちゃっかり避難先に紛れ込んでいたんだそう。成人したウクライナ男性は国外に出られないので、国境では自分たちの本来のパスを見せて、ポーランドに入ったとたん、ウクライナのパスを使って援助を受けられる避難民に成りきる。それにしても、何日もかけて命からがらロシア兵から逃れて来た少女に、アフリカ人とイスラム人の奴らめ、どさくさに紛れて何ちゅうことを此処でしでかしてくれるんじゃ～。この事件があってからは、デュッセルドルフ市は女性には男性とは別々の施設を設置したそうだけれど、60歳以上の男性しかウクライナの国外には出られないはずが、何で色の黒い若い男達がその中に混じっているのか、管理者は不思議に思わなかったのかなぁって、そっちの方が不思議じゃ。　（2015年に８万人ものイスラム人がベルリンに避難民として来た時、ケルンではシルベスターの騒ぎの最中に、ドイツ女性達がアフリカ人とイスラム人に暴行を受けたニュースが幾つもありましたよ。）核を脅しにするピーチクパーチンの戦争にNATOが手出しできないのはわかるけれど、武器を持っていない市民を次々に殺していくロシア軍はただの殺人軍団じゃないですか。何でこれが戦争なのよ、これは殺人でしょー！！ゼレンスキー大統領がドイツの国会でオンライン演説をしましたが、ドイツがロシアからのガスの輸入を止めない事を批判していました。ドイツがロシアからガスを買う、プーチンがその費用でウクライナに火をつける、ウクライナが必死でその火を消している、みたいなものだって、CDUの若い政治家が言っていましたけれど、本当だわ。どうあれ、国と自由を守ろうとする彼の演説はいつも心に沁みます。自分の自由を主張して戦ったのはウィーンのエリザベスも同じね。ところでこの問題のロシアからのガス輸入。元ドイツ首相のシュレーダーがロシアの国営天然ガス会社とばっちり繋がって私腹を凝らしながら、プーチンとも懇意の仲なのでした。このイーストサイドギャラリーのブレジネフとホネッカーみたいにね。プーチンは西側諸国の外務大臣たちが、どんなにウクライナへの攻撃を止めさせようと意見をして努力しても、のらりくらりと適当な返事をしてみんなをカンカンに怒らせていましたね。誰もプーチンの考えを変えさせることは出来ないと、諸国が閉口している最中に、ロシアにいたドイツの特派員が偶然ホテルのロビーでシュレーダーのボディガードに出会ったのです。特派員なので著名人のボディーガードとは面識があるのですよね。そこでドイツ政府は初めてシュレーダーが夫人を連れてモスクワに行っていることを知りました。そうなるとみんなは色めきだって様々な想定を始めましたが、ひょっとすると彼がプーチンを言い含めることが出来るかもしれないという期待もあったようです。けれど、シュレーダーの雇い主のプーチンが部下の言う事など聞くはずがないと決めつける政治家もいました。何故シュレダーがモスクワに行ったのか、誰も訳を知りませんでしたが、実はドイツのウクライナ大使が、シュレーダーとプーチンの仲に期待してミッションの遂行を頼んだらしかったのです。ドイツの時事放談では、シュレーダーを嫌悪している報道記者が「何でシュレーダーがモスクワにいるんだ！」といきり立っていました。この動画は私のお気に入りなので此処に残しておきます。サムネイルで左はドイツのウクライナ大使で左はCDU政治家。人殺しのプーチンと懇意で、人気の良くないゲルハルト・シュレーダーにはRussenn-Gas-Gerdなどと言うあだ名がついていました。けれどその一方、プーチンの考えを変えることが出来て、悪得シュレダーが平和の天使にでもすり替わったら、自分は韓国人にもさぞ鼻高々になれるだろうとタカをくくったのか、5人目の夫人のソヨン・シュレーダー・キムはインスタにこんな写真を載せていました。クレムリンを背景にした演出満々の写真ですが、意図が見え見え。こんな写真を載せるなんて、よっぽど懇談の結果に自信があったのかな。ドイツの記者の間では、奇妙な写真だとか、自分で撮ったんだろうとか、インスタに載せては消し、載せては消す変な女、とかあまり好評ではありませんが、グーグルで調べたらこの夫婦、似た者同士ですね。ま、この人たちの事はどうでもいいんですが、プーチンとの会談はウクライナにとって全く無益だったようです。ウクライナ大使は「悲劇に終わった」と言葉を添えていました。戦争が終わらず、ロシア軍が日に日にウクライナを崩壊して行くニュースがストレスになって、矛先をシュレーダーに向けてしまいました。でも、早くノルドストリーム１の栓を閉めて、輸入先をアラスカに変えてもらいたいですよ。日本には今日までに73人のウクライナ避難民が来ているそうですね。アメリカ大使が定住先が決まるまで大使公邸で受け入れるとか。日本人と結婚している方の肉親も日本はすぐに受け入れてくれるとか。悲しい中の嬉しいニュースです。2022年3月20日　日曜日今日はブランデンブルグ門でヨーロッパ最大の反戦イベントSound of Peaceが正午から行われています。いつもなら2～3日は掛かるステージの設置も、何と1日で仕上がりました。ドイツや外国の有名な人気歌手やキエフのクリチコ市長の夫人が歌います。YouTubeでライヴを流していますが、時間が過ぎても見られるようにビデオクリップを貼り付けます。20時には戦争で使われた弾丸などを集めて作られた平和の鐘をロシアとウクライナのこどもが鳴らし、その後１５０００人の黙祷が始まりました。3月22日何だか日本で停電のニュースが流れていると思ったら、『 3月16日の福島県沖地震の影響で、広野火力発電所など複数の発電所が停止していることが原因で、経済産業省は3月21日、東京電力の管内で22日の電力需給が極めて厳しい状況にあるとして東京都を含む1都8県が対象となる「電力需給ひっ迫警報」を発表した。。。節電への協力が呼びかけられている。』ですって。2022年4月4日キーウ（日本語ではキエフからキーウに変わりましたね）近郊のブッチャの街でロシア軍が民間人の大量殺人の跡を残して行きました。https://www.nytimes.com/2022/04/04/world/europe/bucha-ukraine-bodies.html?fbclid=IwAR1RvRLv2GcaLq505lWAFz7Bp8Ox64_LrRI129qcj9099RKyBSPng1GGc3g2022年11月2日　水曜日あれから6か月以上、ウクライナ軍はかなりロシアに支配されていた土地を奪回していますが、戦況としては今ロシアはここまで来ているようですね。

【13】ドイツが政治を変えた日

2022年2月27日　日曜日　ウクライナ戦争4日目今日はベルリンに戦争反対のデモに参加しに行く日です。プップクンが寝室のカーテンを開けた途端に、輝くような青空が見えました。しかし、窓から外を見ると池の薄氷が目に映ったのです。ひぇ～、歩くのには寒そう。でももっと寒い地下で過ごすウクライナの人に比べたら----。そうだ、古いブーツを履いて行けばいいんだわ。朝食を済まし、出かける前にヤフーニュースを見ておかにゃ。「ウクライナに事業拠点がある楽天グループの三木谷浩史社長は、ウクライナを支援するために、個人として10億円を寄付することを明らかにしました。」という記事があって、やっぱり楽天ブログにして良かったと気分上々。昨日作った折り鶴のマスクを持って、ベルリンに向かいます。ネプチューンの泉から出発する予定でしたが、駐車する場所が見つからなくて、ドイツの大統領官邸近くからデモに参加。もちろんここにはデモ隊が入らないようにしっかりと警官が見張っていました。さて、向きを変えて６月17日通りを振り返りましょう。と、突然ウクライナのリボンを胸に付けたご老人が声を掛けて来て、私にもそのリボンを一つ手渡してくれました。「近くの文房具屋さんでこの色のリボンをみんな買って、二日掛かりで沢山作ったのよ。あなたにも一つあげるわ。」大きな旗じゃないけれど、プップクンには一つ、私にはウクライナの国旗の色が3つになりました。演説の行われている戦勝記念塔のまわりにはもう人が集まり出して来て、スピーカーの声が響き渡っています。でも私達の目的はロシア大使館前なので、デモ隊の歩く方向と逆の流れになります。それにしても何と人の多い事。ネットで参加者は二万人と読んでいましたが、二万人っていう人数はこんなにも多いものなのかなぁ。ず～～～～っと向こうに霞んで見えるのがブランデンブルグ門。あ、この写真じゃ見えないか。ま、ロシア大使館にはあそこまで行かねばならん。人と人との1,5メートルの間隔は無理なので、マスクの着用は義務つけられていました。しかしマスクの下の鼻が汗ばんで来ています。しかし鶴の付いたマスクには何回もgoodのサインが来た。第二次世界大戦の時にベルリンを襲撃したロシアの戦車がこの大通りに二台置かれています。ベルリンの壁があった頃は、このすぐ先はもう立ち入り禁止になっていたんですよね。寒いにも関わらず、太陽の陽でブランデンブルグ門に近づくころにはもう背中に汗を掻いていました。ここから見ると、デモに集まった人がいかに多いかわかります。ロシア大使館に行くにはこの人混みをかき分けて------。しかし、プップクンが初めからウンターデンリンデン通りの近くに駐車してたら、流れに逆らって歩かなくても済んだものを。FFP2マスクをしているのが苦し~~~~。ようやくロシア大使館の前に辿り着きましたよ。プップクンはあそこに行って唾を吐きかけて来るんだと意気込んでいます。そんなバッチい事は止めてくれないかしら。でも、予想した通り、大使館前はデモ隊に近づかせないように警察官がずらりと見張っていました。大使館の前にあるベンチの下には、ウクライナで戦死した方への追悼の蝋燭が灯っていましたよ。ウクライナに戦車が入れないように決死の覚悟で橋に爆弾を仕掛けて同時に爆死した兵士の記事を思い出して、目頭が熱くなってしまいました。ジャーナリストの方が「放火犯」と印刷されている2014年のシュピーゲルを持っていらしたので写させていただきました。ウクライナ紛争がこやつのせいで始まった年号です。これを写している間にプップクンは大使館に向かって唾を吐いて来たそうな------そばにいた警官達はジロットと見ただけで何も言わなかったって。此処に来てからすでに2時間以上歩き周っていました。気が付くと足の裏がびりびり痛い。やっぱりブーツは足に合わなかったのかな。どうやら水ぶくれになる前の痛さじゃ～。もう歩けなくなるくらい。でも道路が封鎖されているので車が入れない。この人混みもきついし、帰りは脇道にしたほうが良いわい。この辺は政府の建物ばかり並んでいます。　　　　　どの党だか、ここにもウクライナを支援する言葉がありました。足の裏のびりびりが更に増すけれどその嬉しさの方が大きい連邦会議前もデモの人達が集まり、周りは閉鎖されている。ここにもウクライナの旗がドイツとＥＵの旗の間に。15～6歳の少年達のグループが大声で「プーチン人殺し」とシュプレヒコールを上げていた。連邦会議のそばに地下鉄の駅が出来たとは聞いていたけれど、見たのは初めて。この駅からもデモに参加する人達が出てきている。向こうに見えるのは中央駅で、そこからも続々と人がこちらに向かっている。私の水ぶくれはこの時点で妊娠6か月になってる。プップクン、悪いけどここで10分ぐらい休ませてね。少しづつしか歩けなくなってしまった私の目には、中央駅から戦勝記念塔に向かう反戦デモの人達が絶え間なく見え続けている。この痛みはそれで癒されているんだわ。しかし、残念ながらシュプレー河の橋の上でダウンした。ここでプップクンが車を取りに行って私を迎えに来てくれました。その間、デモに参加する人達の行列を眺めながらイイネしていました。休むためにコーヒーを飲もうとしたら、どこの喫茶店でも行列が出来るくらい混んでいるのです。こんな光景は初めて見た。諦めてデモの中心地から離れた喫茶店でお茶して来ました。デモの途中で暑くなって、ポケットに突っ込んでおいた襟巻を、どこかで失くして来たらしい。ま、ずいぶん前に買って今日初めて使った安物だからいいか。疲れて帰って来てまずニュースを見たら、ベルリンのデモには何と50万人が参加したそうでした。戦後最大の反戦デモだったらしいです。今日は、本当に沢山の方達と声を交してきました。髪に青と黄色の花輪を付けた美しい女性達から沢山の笑顔とウィンクをもらって来ました。ここではウクライナの悲しみと不安と心配が、ベルリンの平和と優しさに包まれていました。ウクライナにもこの平和が一刻も早く戻ってくれますよう。昨日はショルツ首相が、ドイツの今までの「紛争地には殺傷兵器を送らない」と言う方針を変えて、ウクライナへの武器供与を決定した。プーチンがウクライナを手に入れたら、次はエストニア、ラトビア、リト二アのバルト三国が危なくなる、とドイツ語の出来るリト二アの大統領が心配していました。50万人のベルリンの声はキエフの友人達にも届きました。

【12】ヨーロッパの平和に亀裂が入った日

2022年2月24日　木曜日プーティンによるロシア軍の攻撃でキエフの陥落が迫っている今、ベルリンのブランデンブルグ門がウクライナの国旗になりました。ウィーンで知り合ったこのキエフの少年合唱団の皆はどうしているだろう。ベルリンに来て美しい歌声を聞かせてくれた少年達ウクライナ語を話し、ウクライナ人であることを誇りにしている少年達。この4月にまたベルリンで歌うのを楽しみにしていた団員達。この合唱団にいる友人に、避難所は此処にもあるので、家族と一緒にペットも連れて逃げておいでなさい、と連絡を入れると、「私たちはできません、そして私たちはまだ故郷を離れるつもりはありません。」とお返事が返って来ました。つい先日までウクライナを攻撃しないと言っていたプーチン。平和を望み反戦デモをする自国民を拘束させる政治家。西欧の外務大臣全員に平気でうそをつく、何という非道な男がロシアの独裁者になっているもんだ。西側諸国は自分達にも不利になることを承知の上で、ロシアに制裁を加えることに決めました。50パーセントもロシアの天然ガスに頼っていたのが止まり、私たちも今年の冬は寒い部屋で厚着をして過ごすのでしょう。ウクライナの小麦粉が輸入されなくなり、パンもバターも光熱費も高くなり、家計費はきつくなるはずです。それでも、西側諸国は厳しい制裁を加えて、ロシアに痛手を与えなければいけないのです。国際経済から排除されて初めて、ロシア国民は間違った統治者を支持していたと悟るか・・・・いや、アホはアホのままかな。ナチの国民がヒットラーを神のように崇めていた時のように。2022年2月25日　身を守るために地下に隠れている団員君からこれが届きました。https://www.stopputin.net/私もプップクンも2月27日のベルリンの平和デモに参加しに行きます。今、また団員君からのメッセージが届きました。It's realy scared, World needs to understand that it's not just word "war", that's a real deaths これは現実の恐怖です。世界はそれが単なる「戦争」という言葉ではないことを理解する必要があります、それは本物の死です。どうかこれ以上キエフにロシア軍の砲撃が加えられませんように。一刻も早くこの不正な理由で始まった戦争が終わってくれますように。2022年2月26日　土曜日さっき、明日の2万人を予想している大規模デモがキャンセルになったと知らせが来ました。ムム、これはいかん！それでも私達はロシア大使館の前に行って来ますからね。そして一言「ウクライナから手を引け～」と叫んで来るのじゃ。あ、この後、他のウクライナのグループから知らせがあり、明日はネプチューンの泉の前からのデモに参加してきます。