【18】オールドファンに本のお知らせ
小さな歌の本「君は昔のウィーン少年合唱団が好きだったね。ひょっとしたら君の仲間にも興味があることかもしれないな。」♬ ♬ウィーンにいる元団員の友人が、そう言ってリンクを送ってきました。実は私はこのリンクをすでに去年から知っていたのですが、載せる理由も機会も無くてそのままになっていましたが、このチャンスに!!合唱団員の時代を本にして1960年代前半にウィーン少年合唱団のラング隊員だった方が、自分の団員時代の思い出を原稿にして、それを印刷して本にするのに17500ューロも掛かるため、未だにそのままになっているようです。もしこのドイツ語で書かれた本が出版されるなら、私はそれを少しづつ日本語に訳してみてもいいかなと思っているのですがね。もし、気に掛かりそうな本だと思ったら、クラウドファンティングでランク隊の元団員の本が出版されるように、献金しませんか?(2023年1月19日。出版が決まったそうですが、まだはっきりした日付はわかりません。寄付をしてくださった方には感謝して、私の翻訳を小刻みに送っています。)リンクを開いて右のハートの付いた赤いウィンドウが寄付への窓口です。これが本の表紙の全体です。現在のランク先生の写真も載っていますね。此処にゲオルクさんからの呼びかけがあるので訳して載せます。 少年合唱団員時代を本にして親愛なる友人、スポンサー、常連客、寄付者、メンター、後援者の皆様方!1958-61年にウィーン少年合唱団の一員として、私はカナダとアメリカ、そしてフランス、ベルギー、スイス、ドイツ、オーストリアで、約250回の演奏会を50万人の聴衆と共に体験しました。この重要でかつ形成的な人生の一片を感謝と時事の記録として「小さな歌」の本にします。この写真で通路の最上部に立っているのが私です。当時の演奏旅行について、コロナパンデミックのせいで1年以上ウィーンで立ち往生している少年たちに、先輩が物語ると言う構想です。ストーリには、60年前のケネディ-フルシチョフサミットなどの歴史的な出来事も加わっています。私たちはアメリカの大統領を前に、ウィーンの聖シュテファン大聖堂で歌いました。ドイツ語版の発行日は2021年10月末に予定されています。英語と日本語の翻訳も予定しています。けれどドイツ語版だけで17,500ユーロの制作費が必要です。本のプロジェクトの現実化に期待していただければ幸いです。そして、どんな少しの援助にも心から感謝いたします! どうぞよろしくお願いいたします。ゲオルク・シュピーゲルホーファー と言う事で、この記事を載せるのにゲオルクさんの承諾を頂きました。前の記事で、「勇気を出して手を貸して下さい」と助け船を求めた結果、スードさんからお返事がもらえました。実はあの詩は、ゲオルグさんの本の題名で、その詩は冒頭に載っているのです。日本語で聞いたことがない詩なのでどう訳すか考えました。スードさんの印象も取り入れて、私が訳したのはこうです。 小さな歌--どうしてそんなに好きになってしまうのかな?そこにはあるのはなんだろう? 教えて!「そこにはほんの小さな響き、 ほんの少しの心地よい音色と歌・・- そしてすべての想いがすっぽり入っているの。」私なりの訳ですが、いかがかしら。ウィーンの友人の話では、日本語の訳をどうするかが全く決まっていないそうです。で、聞かれましたが、私には本を訳すなどと言う時間の掛かる大役は到底無理ですからね。2022年4月4日 今日ゲオルグさんから入った連絡によると、文化施設など多方面の賞賛もあって、どうやら翻訳の見込みが立ちそうです。日本語の本が出たら欲しいところですね。2022年11月26日 土曜日昨日、ゲオルクさんからの呼びかけで、イギリスとドイツ、オーストリアのファンの人達との国際ミーティングに参加出来ました。「小さな歌」の本はどうやら今年中に発売されるということで、此処のクラウドファンティングは成功したようです。ゲオルクさんの横には、61年来日組だったフェリックス・ペンクラ―さんも同席してミーティングの始まる前に、ヒンタービヒルでの余談を聞けました。ホテル「ウィーン少年合唱団」は高級なお客様が多く、調理場では最高級な食品を扱っていましたが、それが余ると少年たちはもらい受けて、近隣の家に売ってお小遣い稼ぎをしたのですって。あはは、ほんと余談でした。 お詫び:コメントを入れる時、何度も数字の打ち直しを要求されるのですが、スパム予防の為だと思いますので匙を投げないで下さい。それでもコメントをくださる方には心から感謝します