10期生と学びの旅”1DAYラーニングジャーニー”へ
夕食時、食器を運ぼうとした小2ムスメが手をすべらせて器の中のスープを全部床にまき散らすというハプニングが先日ありました。それでなくても忙しい夜の時間。仕方がないと思いつつも、イライラ~ッ!として不機嫌になりながら、娘とともに床を拭く私。やっときれいに拭き終わったその直後、今後は私が手をすべらせて生卵を床に落としてしまい…。うわっ、やっちまった…。そこですかさず娘が「ドンマイっ!」と声をかけてくれて…。その一言で、すんごい心が救われ、なんというか、さっきまで超不機嫌だった自分が恥ずかしくなる母…。「学校で誰かが失敗しちゃったときは『ドンマイっ!』って 声をかけるのが流行ってるんだよ!」とのこと。それ、すごいいいね!!!!!ムスメから寛大な心、教えていただきました…。子どもから教わることばかりの日々に感謝…。暑い日は学校から帰宅するとシャシャっとかき氷を自分で作って我が子。母のスプーンも一応用意してくれる優しさよ…。***************6月5日(日)に『産後セルフケアインストラクター養成コース10期生』のための1日研修、その名も”ラーニングジャーニー”を開催いたしました。”ラーニングジャーニー”という名前に込められた今回の研修の目的、それは…誰かから課題を与えられたり、何かを教えてもらうのではなく、仲間と共に、自ら身体を動かしたり、考えたりすることで、インストラクターになるための身体スキルや指導法の、もっともっと根底の、土台部分となる精神性を磨くこと。始まったばかりの10期養成コースのまさに”学びの旅”となりました。東京・静岡・福井…と各地からオンライン上の課題を通して切磋琢磨している10期生の面々。普段は会えないからこそ、会いたい!一緒に学びたい!と岐阜や三重から現役インストラクターが、そして事務局スタッフ、会員さんも大集結!こうして一つの場所に集まって、顔と顔を合わせながら、言葉を交わしながら、お互いの想いに耳を傾けていく時間の中で目には見えない絆が深まる様子は胸が熱くなる時間でもありました。養成コース生の中には、今回の研修のため初めて子どもと離れて一晩を過ごしたというメンバーも。不安でいっぱいの気持ちを、パートナーがぐっと背中を押してくれたというそのエピソードだけで、その場にいる全員、心にこみあげるものがありました。今日の研修の目的は精神性を磨くことであっても、やっぱりマドレ!まずは身体を動かすことは忘れません!一緒に身体を動かし、汗を流し、全員で動きを合わせていく、その過程で生まれる一体感!「湧き上がるパッション!何よりのチームビルディング!!」と表現したインストラクターもいたほど、なくてはならないのが、このダンスの時間。養成コースで取り組む、”アイソレーション”の意義も身体でつかみ取れる瞬間でもありました。アイソレーションって、本当につらくて、キツい!でもこうやってカッコよく踊るため、ダンスを楽しむためにも日々の鍛練は絶対に欠かせないんです。われらが目指すのはビヨンセ級ですもの!(ホンキです☆)流れる汗を拭いながら、いよいよ本題、『マドレボニータのインストラクターに必要なこと』について、全員で深めていきます。説得力のある身体スキルや、どんな時も笑顔が作れるスキル、わかりやすく伝える力や、適切な視点をもってみる力、そして、華のある存在感。マドレボニータが定義するインストラクタースキルは一見、簡単そうに見えるけれど、実はものすごーーーーく難しいスキル。それらのスキルを身につけるために養成コースでは日々、山のような課題を一つずつクリアしていきます。ではそれらの高いスキルを実現させるために我々が身につけるべき、根底となる、本当に必要なものとは?これも誰かが答えを与えてくれるわけではなく、自分にとって、本当に必要なものは何なのか?を一つ一つ、自分自身に向き合いながら答えを導いていきます。そしてそれを仲間と分かち合っていくその過程が本当に楽しいし、おもしろい!!”あなたの道を照らす価値観とは?”というワークショップでは、まさに私自身、道(歩んできた人生)を照らしてきた炎=”価値観”をしっかりと言語化できました。そしてそれを大切な仲間と共有できたことが何よりうれしくて。今までなんとなく心の中にあったキーワードが、実は、自分の核となる”価値観”であり、それは今の仕事や、仲間、友達、家族、趣味、やりがいすべてをもたらしてくれたことに、なんというか本当に感動してしまいました…。そして、その”価値観”をこれからも大切にして仕事を含む、自分の人生まるごとにもっともっと真正面から向き合っていきたい!と感じられました。1日の学びの旅を振り返り、思ったこと。それは今日の学びの時間こそが、”space”だったということ。(”space”を訳すと”隙間”? 「炎を燃やし続けるには、薪と薪の間に隙間が必要」 というJudy Brownの”fire”というポエムの中からの引用。)目の前の課題やタスクに追われるだけでなく、それらの必然性、それらにどう向き合っていけばよいのか、一つ一つ確認しながらつかみとることができた貴重な時間でした。産後セルフケアインストラクターとして必要なもの、これからの人生を照らすために必要なもの。それらを仲間と共有できる喜び。自分にとっての”space”と、質の高い”薪”を積み上げながら養成コースと、その先に広がる人生を歩んでいきたいですね!10期生とともに、今回、この学びの旅ができたこと心から感謝です。そしてまだまだ10期生の学びの旅は続いていきます!研修翌日には早速新たな課題に取り組み、仲間とともに切磋琢磨している10期生を今後もどうぞ温かく見守っていただけると幸いです!≪おまけ≫これらの集合写真は、岐阜の山本裕子インストラクター(ひろりん)が最近ハマっている(マドレ界隈でやっと流行りはじめた・笑)自撮棒で撮影しました。まだ不慣れで手がブレて、うまく撮れないのが目下の悩みです☆