ぐぞあづい
朝起きた時からも~、こりゃイカンと。そして昼ごろになるとも~、やはりダメだと。もちろん暑さのことですたい。さてどうするか。この暑さではちょっとした散歩も命取りです。かといって車でどこかへ行くというのは、お盆の帰省ラッシュで選択肢としてありえません。スロ屋に行って涼む、というのは昨日やってしまったし。負けはしなかった(+3k)けど、疲れて肩が凝っただけでした。だったらするなっつーに。なので今日はスロ屋は避けたいところ。さー困った。いや、暑けりゃ家の中にればいいやん。というわけで久しぶりに、超久しぶりにDVDを借りてみました。なにしろクソ暑いので、ちょっとでも涼しそうなのを物色。いろいろ探していたら、アラスカで遭難して雪の中をさ迷う、という感じの映画を発見。「ホワイトクラッシュ」監督も俳優も全然しらないけど、いいでしょう。その他は「バジリスク」と、「スターシップ・トゥルーパーズ3」今日は3つのうち2つくらい見れるだろう、ということで、家でクーラー効かせて映画鑑賞となりました。そんなワケでほんの暑さ対策に借りた「ホワイトクラッシュ」なのですが、びっくりしました。面白いっす!話は50年代のアラスカが舞台。退役パイロットがイヌイットの病人の少女を搬送している時、エンジントラブルで無人の荒野に不時着。最短の街までも数百キロという場所で、どうやって生き抜くのか、生き抜けるのか、という話。なのですが、なのですが!単なるサバイバルアクションでは全然ありませんでした。過剰な演出もCGもなく、むしろドキュメンタリーに近い感じ。それでいて冗長なところもなく、人間の描写もしっかりしていて、何より映像が素晴らしい。人物や動物、そしてアラスカの大地の広大さや厳しさが、深くジワっと伝わってきます。白いフクロウの使われ方なんか「あぁ、映画ってこうだよなぁ」なんて嬉しく納得したりします。最後のシーンもわざとらしいまとめ方ではなく、ごく淡々としたもの。え~、もう終わっちゃうの?(もっと見たぃ)という、非常に珍しい思いをしました。いやぁ、久しぶりにいい映画見ました。ハデなアクションとかホラーとか荒唐無稽なのが好きな人には向きませんが、じんわり映画に浸りたい人にはとてもお勧めです。機会があったらゼヒどうぞ。