しょぼ~
「クイーン&MUSIC LIFE展 ~クイーンが愛した日本~」というイベントが池袋の東武で開催されている、とのメールが知り合いから来たので、もちろんさっそく行ってきました。私にとってクイーンは単にファンというより私のロックの出発点なので、そういう情報があればそりゃ飛びつきます。いや、実は池袋ならフツーに近いので、というのもありますが。しかもミュージック・ライフといえば、70年代後半はクイーンファンクラブの会報みたいな雑誌だったし。かなり濃いめの味付けなのでは。一体どんな内容なんだろう?レアな映像とか見れたりするんだろうか。貴重なグッズとか売ってたりするのだろーか!?と、ちょっと期待していました。そしたら。デパートの一画がドーンとクイーン一色、という想像は大外れ。普通の売り場をチョコチョコっと間借りして、通路も含めてかろうじて確保したような半端な空間でした。…何コレ。展示品といえば、フレディの衣装(レプリカ)、来日時の写真、ブライアンのギター(もちろんレプリカ)、ブライアンの使っていた(のと同じモデルの)アンプ、その程度。グッズはTシャツと帽子、ポストカードにポスター、その他なんか適当なもの。あとはミュージック・ライフ増刊号みたいな雑誌と関連本くらい。一通り見るのに5~10分。え?これでお終い??あの~、、ショボいんですけど。。queen1 posted by (C)浮間のシズク一見ちゃんと展示されているようだけど、これはデパートの腕ですね。queen2 posted by (C)浮間のシズクこれ絶対ミュージック・ライフ関係ないでしょ。関係者の企画なら、こんな裏道の公衆便所みたいなさびれたイベントにしないって。私はPlayer派だったので、(当時のヤングが見る音楽雑誌はPlayerとMLが双璧だった。あとGUT'S)ロックをアイドルと同一視するミュージック・ライフは読んでなかったけど、あの熱意は妙に伝わって来ていました。あの連中がからんだら、絶対こんなショボいイベントになるハズないって。しかもこともあろうにクイーン。ミュージック・ライフ抜きにしても、世界的な超ビッググループでしょ。ヘタすりゃクイーンに対する冒涜だ!といって暴動起きますよ。それはないか。いや、でも仮に外人がこの様子を見たら、「クイーンって日本じゃ絶大な人気だって聞いてたけどこんなもん?」とかなり面食らうのでは。ほんとネームバリューとこの実態の落差に眩暈がしました。はぁぁ。まぁ、ミュージック・ライフもツブれたし、結成40周年にかこつけて出版社の残党かなんかが、小銭稼ぎのためにデパートに持ち込んだ企画なのでしょう。それにしてもショボかった。。とは言ってもそこはファン。オペラ座の夜と華麗なるレースのジャケットTシャツ(1枚なんと4200円。高~)と、フレディ語録みたいな本をつい買ってしまいした。くそ~、もっとまともなイベントだったらよかったのに。