北海道旅行余話
そういえば一昨日山に行った時、道端に4,5匹のサルを見ました。ニホンザル。場所は群馬県の水上町です。実はこの辺りは子供の頃何度も遊びに来ていたのですが、サルなんて見たことはなかったのです。帰り道では、なんとテンを目撃しました。道路を横切っていたのですが、イタチより一回り小さかったので、おそらくテンだと思います。北海道ではシカが増えすぎて困っていますが、本州でもシカやサルが増えて、農作物などに被害が出ていますね。東京ではタヌキが千匹以上住んでいるというし、どうもここ数年、全国的に動物が増えている感じがします。あるいは環境が変わって人間との接点が多くなっただけなのでしょうか。このあたりはちょっと興味があるので、折に触れて取り上げたいと思います。さて、動物が増えると人間との間でトラブルが発生しますが、その代表が農作物の被害と交通事故ではないでしょうか。実は私も今回の北海道旅行で、2度ほどシカを轢きそうになったのです。あいつら結構危ないんですよ。自分から車に当たってくるんです。いやマジで。私の場合、車の右側の草むらにいたシカが、目の前を通って反対側へ走り去る、というパターンでした。こんな感じです。シカも一回は2,3頭がワラワラと同じ方向へ。なんでそっちに逃げるんじゃい!中には後ろ足を滑らせてコケそうになったシカもいて、笑かせてもらいました。おそらく左側に本来の生活圏があるのでしょうが、ほんま危ないやっちゃなあ。動物が増えるということは、基本的には良いことです。そうなると、イヤでも人間と関わってくることになります。でも動物と共存する精神性をもう一度掘り下げてみれば、この世知辛い世の中をちょっとは明るくするヒントがあるかも知れません。