中央新人研修の講義内容
今日は、1月21日から行われる中央新人研修の内容について紹介します。職責・倫理・制度部門1.法律家を目指す君たちへ2.消費者問題3.司法書士の職責と業務4.調停・和解・ADR5.司法書士の歴史6.司法書士の倫理7.市民の中へ(パネルディスカッション)8.不動産登記の実務と倫理9.総合法律支援構想裁判部門1.本人訴訟と司法書士の役割2.紛争類型別要件事実の基礎3.民事訴訟実務4.倒産法概論5.紛争解決のための法的思考力6.リーガルカウンセリング7.民亊執行・保全これが中央新人研修の講義の内容です。3月に行われるブロック研修で登記についての講義があるとはいえ、2月いっぱい簡裁代理権取得のための研修があることを考えると、受験勉強とは違って、やけに訴訟関係の講義の比重が高いことがお分かりいただけるかと思います。僕が言うのもなんですが、司法書士になったら、受験生のときに考えてた以上にやろうと思えばやれることがたくさんあるんだなあ、とあらためて思います。なんといっても、早稲田大学の鎌田薫先生の「法律家を目指す君たちへ」という言葉にしびれるじゃないですか。「あ、そうか、僕は法律家を目指していたんだ」、と。あるいは、「僕は『法律家』を目指していいんだ」、と。しみじみ咀嚼(そしゃく)させていただいた次第です。「めざすぞ 町のほうりつか」と日記に銘打ちながら馬鹿げたことを言っていると思われるかもしれませんが、長く工場で働いていた僕にとっては、非常に新鮮に響いてくる言葉でした。