石油元売り、さらに減産 新日石、4月は23%減
石油元売り各社が4月から相次ぎ減産幅を拡大する。最大手の新日本石油が石油製品を生産するための原油処理量を4月に前年同月比23%減とするほか、昭和シェル石油や出光興産も4―6月に2割前後の減産を実施する。ガソリンや重油などの需要低迷が続く見込みで、需給引き締めによる採算改善をめざす。 新日石の4月の原油処理量は前年同月比23%減の365万キロリットルの計画。同社は2月に13%、3月も22%の減産を実施した。景気悪化で工場燃料となる重油の回復が今後も期待できず、ガソリンや軽油の販売も低迷しているため、在庫圧縮を加速する。(日経新聞より) 【上記の感想】石油元売りの今後は厳しさが予想される。こちらに書いたとおり、新日本石油は家庭用燃料電池の販売を本格化しているが、そうせざるを得ない状況だというのが真相か。