レニー・ハーリン「ブリックレイヤー」キノシネマ神戸国際no08
レニー・ハーリン「ブリックレイヤー」キノシネマ神戸国際 今日は2024年3月28日(木)です。朝から、チョット曇っていました。「あのさ、明日、あのベルギー映画行くやろ。」「うん、そのつもり。」「きょうは、アメリカのCIAのアクション 行くつもりやねんけど、行く?」「CIAってワルもんやで。」「決まってんの?」「うん。決まってる。あの人らろくでもないことばっかりしはんねん。」「ふーん、でもこの映画、なんか、ダイハード2とかクリフ・ハンガーの監督らしいで。」「ブルース・ウィリス出るん?」「なんでやねん!スタローンも出てへんわ。」「ふーん、ブリックレイヤーってどういう意味?」「レンガ屋さんやろ。大工さんの一種。レンガ積む人。」「大工さんはカーペンターちゃうの。」「そやから、ヨーロッパでは、家つくる時レンガ積むんやろ。でも、この映画、CIAの話らしいから、コードネームいうやつちゃうか。」「ふーん、でも、今日は行かん。」「ホンナラ、ボク行ってくるわ。」 というわけで、レニー・ハーリン監督の「ブリックレイヤー」をキノシネマ神戸国際で見ました。 チラシに、究極のアクション・エンタテイメント大作 とありましたが、究極の感じはしませんでした。でも、まあ、それなりに面白かったですね。主役のレンガ職人役のアーロン・エッカートという人も、その相方のCIAエージェント、ケイト役のニーナ・ドブレフという人も、多分初めて見る俳優さんでしたが、なかなか頑張っていました。 お話は、まあ、CIA の内輪モメばなしで、ありきたりですが、エピソードの連鎖で謎解きに向かうパターン は、元々がこういうスパイ・冒険小説とかの展開が好きなせいもあって、結構、面白く見ました。主役のエッカートさんもなかなかシブイし(笑)。 ただ、事件の発端の発端、全ての始まりのエピソードであるらしい、今、敵役として登場しているラディックという男の家族の不幸の原因が、ボクには最後までわからなかったのが残念だったのと、「ブリックレイヤー」という題名にもなっている主人公の呼び名がコードネームじゃなかったのが、なんじゃそれはでした。 帰宅して、再び、老夫婦の会話です。「おもしろかった?」「うん、砂の惑星とかより、こういうのが好きやけど、殴り合いとか、爆発とか、カーチェイスとか、いろいろ盛りだくさんやで。でもな、主人公、CIAを引退して、ほんとにレンガ職人やってん。この前のジョン・ル・カレの裏切りのサーカスな、あれはイギリス諜報部の場合やけど、ティンカーとかテイラーとか、鋳掛屋とか洋服屋がなスパイのコードネームやったけど、今日のCIAはホンマにその仕事する人やってん。」「CIAは、やっぱり悪もんやったやろ。」「うん、新人以外、全員悪もんやった(笑)。あんな、一人やっつけるのに街中ブッ講和すようなことしたら嫌われるわな(笑)。主役の人、ハリソン・フォードに似とった。」「これが?」「うん、チラシの裏、ピストル構えてるやろ。」「あっ。ホンマや(笑)」 というわけで、不死身のアーロン・エッカートさんに拍手!でした(笑)。監督 レニー・ハーリン原作 ポール・リンゼイ脚本 ハンナ・ウェグ マット・ジョンソン撮影 マッティ・エーリカイネン美術 フィリップ・マーフィ衣装 イリーナ・コチェバ編集 イアン・アースキン音楽 バルター・マイアキャストアーロン・エッカート(スティーヴ・ヴェイル)クリフトン・コリンズ・Jr.(ヴィクター・ラデック)ニーナ・ドブレフ(ケイト)ティム・ブレイク・ネルソン(オマリー)イルフェネシュ・ハデラ2023年・110分・PG12・アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作原題「The Bricklayer」2024・03・28・no050・キノシネマ神戸国際no08追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)