「躁転」気味…自覚しとります。
本日は精神科への定期通院。ここ1ヶ月の状態を伝えるのだが、やや「躁転気味」(*)であることを伝える。8月と9月では別人のようである。あえて「パワーストーン」などの話題を振らなかったが(→前回)、この精神的な高揚感がかえって怖いということ。今までも波があったのか問われたので、はっきりとあると答えた。そのわりには、1ヶ月に1度は身体が言うことを利かないくらい動けないことがある(→その時の様子)。あとは喘息のこと。以前のこと(→以前)もあるので薬の確認。今の病院の担当医の良い所は、診察室から薬局へ直接にすぐ連絡をとってくれる所。まだアレルギー性気管支喘息の症状が出ていないので、すぐの回答ではないが、今回は薬の薬理作用に関しては安心できるかもしれない。(ルボックス(マレイン酸フルボキサミン,SSRI)とオノンカプセル(プランルカスト水和物)の合わせ技で副作用大)ま、ちょっと飛ばし気味な所とそれをセーブする所、もうちょっと仕事できるんじゃないかという所と心身のアンバランスさ、そこが課題なんだろうな。*躁転 それでも当時は何の苦痛も感じなかった。ちょっと忙しいなぁ、という時も体力的に辛いだけで、精神面ではむしろ以前より前向きにモノが考えられるような気持ちの高ぶりを感じていた。 また、遊びの面でもいろいろな企画を立てて、精力的に行動していた。7月に入って、全員浴衣を着ての屋形船宴会ツアーを20名近くの友人に呼びかけて、自分から案内状を作ったり、幹事役をつとめたりしながら、大いに愉快な時間を楽しく過ごしたくらいだ。 このようにして入院後の6月、7月は精神的に安定を飛び越して、むしろ躁的ともいえる精神的な高揚がみられた。後に知ったことだが、うつ病でも「躁転」といって、短期間、躁状態になることがあるそうだ。この時の私はまさに「躁転」していたのだろう。『僕のうつうつ生活 疲れた心の休ませ方』知恵の森文庫,上野玲,光文社,P44-45より抜粋。