息絶えるホッキョクグマの姿があまりに印象的で。
映画「アース」を観に行った(メンズデー\1,000:爆) http://earth.gyao.jp/ 物事のその先の方への目が向く傾向にある昨今の私。 まず、地球誕生の美しき奇跡を知らされ、 そして、北極点からスタートし、南極へ、そして再び北極へ。 ホッキョクグマ、象、渡り鳥、ザトウクジラ…。 各地の自然の移り模様。 昼間にたまたま観た、NHK「未来への提言スペシャル 地球温暖化に挑む~世界のキーパーソンからのメッセージ~」 http://www.nhk.or.jp/eco2008/teigen/index.html これを観てから、「アース」。 私の中でリンクした。 人間が住みづらくなっている環境は、動物もまた然り。 人間が作り出した環境は、住むには悪化をたどっている。 異常気象だなんだと、人は騒ぐ。 それは、動物も同じ。その「生きるため」の悲壮なまでの動物の姿。 北極の氷の解ける速さに適応できず、陸を求めるホッキョクグマ…、 来るはずの雨期が来ず、水を求めてフラフラになりながら歩く象…。 北欧では、ガソリンに課税、バイオエタノールには課税なし。 空輸商品には飛行機のシール、これによって消費者が空輸の物と地元の物を選べる。 外国の自動車メーカーは、5台に1台をハイブリッド車にするという。 また、個人で排出している二酸化炭素を計算し、 排出した分の一定の費用を、途上国の電力開発に寄付する仕組みもある。 さらに飛行機による出張を止め、すべてテレビ会議にし、Co2排出0を実現した企業もある。 一方、日本は技術の開発が進むが、それが実用化されない。 ノーベル平和賞を受賞したゴア氏は言った、 「この環境を作った先進国がまず取り組む必要がある。」 そんなことと、「アース」での地球温暖化の中で必死に生きる動物の姿がリンクした。 難しく考える必要もない。 単に動物の生きる姿を見るだけでも、訴えかけるものがあるはず。 親子連れで観に来ている姿もあった。 私には、あまりに早く解けた氷に、必死に陸に辿り着いたホッキョクグマが、 エサであるセイウチさえ捉える体力もなく、飢えて死んでいく姿が、 あまりに目に焼きついた。