頑張っている後輩
久しぶりに母校に出没。専門書などは一般の図書館や書店ではなかなか置いていないので、たまに母校の大学に顔を出す。早速、生協に行き、本を物色。私の中では、今年度中にクリアしなければならない課題を課しており、そのための資料を探している。すると、よく自費出版的なものが置いているのだが、その中に気になる本が。そして著者を見ると、私のゼミの後輩の名前があった。(私のゼミは、精神保健福祉,社会福祉援助技術の基本的にはPSW受験者が多い。)とても思い入れのあるゼミなので、本業の仕事をしながらも、勉強会を開いてそれをまとめて書籍にするなんて、まさに今の私が求めていることである。そして、どんな専門書よりも分かりやすい。立ち読みでもいける内容だったが、その後輩の頑張りを私はしっかりと受け止めたかったので購入。「支援者」って結構孤独だったりする。いろんな「ケース」を抱え、それに対する「明確な答え」がない中、試行錯誤している。そして、各々に「大変な状況」であることを察するが故に、孤立して抱え込む。でも、いろんな知恵を出し合うことで、それぞれの「ケース」は異なるにしても、そこから見えてくる共通の視点というのがある。それは、他者を知ることで得られる「気付き」であり、それを般化させていくことにもなる。後輩の頑張っている姿が目に浮かぶようである。私もがんばろ。『精神障害者福祉のアセスメント~わかることが援助の始まり~』西三河精神障害者アセスメント研究会,平成18年5月,\1050。