史上最大!ヨーロッパ農民デモ ①
昨日の「イタリアの食卓 Miho!s kitchin」『欧州で農民一揆の拡大が止まらない! すでに歴史的な事態になっています』ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、スペイン、ポルトガル…ヨーロッパ全土に広がってる、トラクターの抗議デモ。イタリアでも全国各地で行われてる。フランスはすごいと思うんですけど、肥料に使う糞尿をまき散らしてます。抗議の方法にお国柄が出ていて、フランスでは国道を完全封鎖。夜を焚火をして車の中で寝る生活が、何週間も続いてる。昨日ブリュッセルで欧州議会がありましたが、その建物の前で大規模な抗議デモがありました。一般人も参加、卵を投げつけたり、火をつけたり、結構暴力的なこととなり、農家の人が4人逮捕されました。これまでもEU議会に苦しめられてきた農家の人々。さらに「グリーン対策」の名目で、CO2削減のため、様々な規制でヨーロッパの農民たちを苦しめる。奴らの思惑は、廃業に追いやり、農作物を激減させ、奴らが運営するグローバル企業の利益になるようにする。人工肉や昆虫を食べさせ、農作物はグローバル企業の作る農薬たっぷりの物を輸入させ、それだけを流通させるたくらみ。これはイタリアのメインストリート。抗議してるのは、2050年までにCO2ゼロにすること。わずかな補助金で「農業するな」「生産量を抑えろ」「これは使ったらダメ」と規制が多く、人間の尊厳を踏みにじることばかりしてきてる。「農民がいなくなれば、食料がなくなり、未来はない」抗議するトラクターとすれ違う車は、クラクションを鳴らして応援してる。