冷気を遮断する工夫~古い暮らしの手帖より~
灯油が高くなり、暖房について悩むところですよね~実家の片付けで見つけた古い「暮らしの手帖」そこにカーテンによる寒さ対策の工夫が載ってました。ほとんどのカーテンには、「ヒダ」が付いてます。ところが「冷気を遮断する」という意味では、意外とひだがない方が効果があったとの結果。冷たい冷気は、下に沈みます。腰高のカーテンは床までの長さにすればいいと言いますが、こんな工夫も載ってました。横や上からの冷気を防げば、カーテンで二重窓にしたようなもの。窓枠をカーテンでピッタリふさげばいいということですね。この本に書いてあることを見ながら思ったんですが、日本家屋の障子には、二重窓効果があったのでは?ガラス戸との間には廊下、部屋には障子かふすま。最近「サッシで二重窓にしませんか?」と言われてますが、私は障子が好きなので、障子で二重窓にしたほうが、優しい感じになるし、障子文化も守られる。ちょっとそんなことを、考えたりしました。いずれにしても、物があふれてない時代の雑誌には、人々の生活を守る素敵な工夫が載ってます。古い物を手放すのが流行ってますが、手放す前にちょっと見てみましょうね!