[｢チェコ｣ネタ]の記事一覧 | 旅するランナーの欧州日記(ｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞ・音楽鑑賞日記ｉｎﾖｰﾛｯﾊﾟ) - 楽天ブログ

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全35件 (35件中 1-35件目)

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コツォールの教え、そのニ

｢ドブリー・デン(こんにゃちは)！｣ネコのコツォールです。日本語で言えば、｢ネコ夫｣みたいな、ベタな名前です。旅ランさんは、また、明日から、旅に出るんです。今度は、フィレンツェとかいう街らしいです。ジョギングシューズをカバンに詰めたりして、忙しそうだにゃ。で、僕が、代わりに、パソコンのキーをパチパチしてます。彼に、｢にゃんで、旅に出るの？｣って尋ねたら、｢幸せを探しに行くんだ！｣ってことです。そうなのかにゃ～？僕なんて、家の裏の遊歩道をブラブラするだけで、十分幸せだけどにゃぁ．．．時々、生意気な犬に追いかけられて、怖い目に遭うけど．．．ここが、ホントに大好きにゃんです。｢幸せとは、旅の仕方であって、行き先のことではない｣って言った人間がいるみたいです。その通りだと思います。僕の考えは、こうです。｢幸せとは、遠くで見つけるものではにゃくって、近くで見つかるものにゃんだ｣ちょっと生意気でしたか？まあ、みんなで、身近にあるパッピーを見つけようにゃん！｢ナ・スフレダノウ(さよにゃら)！｣それから、まだ読んでにゃい人は、コツォールの教え、その一もどうぞ！

2005年07月01日

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『感傷・日の入り』

６月だというのに、肌寒い一日。街では、ウールのコートを着た女性も見かけます。冬に戻ってしまったようです。なんとなく、気分が落ち込みます。｢こんな時は、プラハ城でも見るか．．．｣路面電車１８番を、スタロムニェストスカー駅で下車。ルドルフィヌムを右手に見ながら、マーネス橋方向へ歩きます。そして、ヴルタヴァ川べりまで出ます。ここから、少しカレル橋よりのポイントが、僕のお気に入りの場所です。ベンチに腰掛けます。しばらくすると、雲の切れ間から、夕日が顔を覗かせました。ヴルタヴァ川が、キラキラと輝き出します。突然、プラハ生活の、様々な思い出が、次々に浮かんできます。プラハ城と、ヴルタヴァ川が、ゆっくり、滲んで行きます。黄昏行く風景の中に、自分が溶け込んで行くようです。『感傷・日の入り』 by 感傷派　旅するランナー---ジョギング日誌---雨雲の動きを気にしながら、走りました。本日の走行距離：１２ｋｍ今月の走行距離：４０ｋｍ

2005年06月06日

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ゼレナー・ホラのたたり？

プラハからブルノへ向かう高速道路を、車は軽快に走って行く。春の陽光を浴びて、黄色い菜の花畑と緑の草原とのコントラストが美しい。イフラヴァを過ぎたところで、高速を降り、国道３５３号線を走る。チェコ共和国中央部の田園風景が続く。小さな村を、いくつか通り過ぎて、ジュジャール・ナド・サーザヴォウの街に入る。この街には、ゼレナー・ホラと呼ばれるところがある。｢緑の山｣という意味だ。悲劇の聖人ヤン・ネポムツキーが祀られた、一風変わった教会が建っている。ゼレナー・ホラに近づくに連れて、雲行きがおかしくなる。空が、にわかに、暗くなり出す。｢たたりじゃ～！　ゼレナー・ホラのたたりじゃ～！｣的雰囲気を醸し出してくる。ここで、ヤン・ネポムツキーについて話そう。僧侶であった彼は、ボヘミア王妃から、ある秘密を打ち明けられた。それを聞いた王ヴァーツラフ４世は、内容を教えるように要求した。拷問を受けても、秘密を漏らさないネポムツキーは、袋に入れられ、カレル橋からヴルタヴァ川に放り込まれてしまう。すると、５つの星が浮かび上がり、ヴルタヴァ川の上できらめいたという伝説がある。今、カレル橋の欄干には、５つの星を付けた聖ネポムツキー像が立っている。へぇ～、へぇ～、へぇ～。｢タモリじゃ～！　トリビアなタモリじゃ～！｣ゼレナー・ホラの駐車場に車を停め、教会へ向かって歩く。名前の通り、緑に包まれた森の道をしばらく進み、教会の敷地内に入る。周りをお墓で囲まれた教会が、妙なオーラを放っている。開け放たれた入口から、中を覗き込むと、一人の青年が座っている。何かの本を読んでいた青年が、僕の存在に気付いて顔を上げる。青年に向かって、僕は恐る恐る尋ねてみる。｢中へ入っていいんですか？｣｢プロシーム(どうぞ)｣その時、僕の中で、戦慄が走った！｢タダ見じゃ～！　ゼレナー・ホラをタダ見じゃ～！｣祭壇には、もちろん、聖ネポムツキーが祀られている。内部を修理中のため、工事現場のような足場で一杯になっている。ネポムツキーも、窮屈そうだ。青年の前に、絵葉書が何種類か置かれている。ふと、一枚の絵葉書が目にとまる。それは、ゼレナー・ホラの鳥瞰写真だった。そのあまりに美しい造形に、息を呑む！｢ラブリィじゃ～！　ゼレナー・ホラはラブリィじゃ～！｣青年は、にこやかな笑顔で、絵葉書に、記念スタンプを押してくれる。｢デクイ(ありがとう)｣絵葉書をカバンにしまって、教会を出る。春の日差しが戻っている。ゼレナー・ホラの緑がまぶしい。ゼレナー・ホラのＨＰ(英語／チェコ語／ドイツ語)ジュジャール・ナド・サーザヴォウZdar nad SazavouのＨＰ(英語／チェコ語)---ジョギング日誌---昨夜の豪勢なディナーのおかげで、元気満々です。フルマラソンの疲れはありません。本日の走行距離：７ｋｍ今月の走行距離：１５５ｋｍ

2005年05月24日

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ヴルトボフスカー庭園をぷらぷらする。

｢プラハぷらぷら歩きシリーズ｣第４弾に出かけましょう。待合せ場所は、プラハ城下、マロストランスケー広場です。観光地の真っ只中にありながら、プラハ在住者にも、意外と知られてないんですヨ。隠れるように、ひっそりと、訪問者を待っている感じです。広場から南へ向かう、Karmelitska通りを進みましょう。右手一本目のTrziste通りを越えた辺りに、袋小路に入って行くような所があります。どこかのお宅の中庭っぽい所を、怯まずに、ズイズイ進んで行くと、庭園の入口受付です。４０コルナ(約１９０円)払って、庭園の中に入ると、今までの道程からは想像できない、静寂と優美さが、僕たちを包み込んでくれます。丘の斜面に造形された庭園を、ゆっくり上がって行ってみましょう。急ぐ必要はありません。美しく手入れされた英国式庭園を楽しみながら、のんびり上がりましょう。庭園の一番高い所まで来ると、さらに素晴らしい情景が、僕たちを待っています。プラハ城と、聖ミクラーシュ教会が、並んでいます。この素晴らしい組合わせが、この角度、この距離感で見られるのは、僕の知る限り、この庭園だけです。アテネのプニクスの丘から、アクロポリスと、リカヴィトスの丘が並ぶのを見た時と同じ感激が込み上げてきます。今日も、素敵なプラぷら歩きだったでしょ？この後は、どこに行きましょうか？ネルドヴァ通りの紅茶店で、お茶でもしましょうネ。ヴルトボフスカー庭園Vrtbovska zahradaのＨＰ(チェコ語のみ)---ジョギング日誌---少しヒンヤリした空気の中を、気持ち良く走りました。本日の走行距離：７ｋｍ今月の走行距離：９２ｋｍプラハマラソンまで、あと６日

2005年05月16日

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ボヘミアの黄色い春

５月。プラハ近郊を走っていると、眩しい黄色が目に飛び込んできます。菜の花があちこちで咲き乱れ、緑の草原と青い空とのコントラストをくっきりと描きます。今日は、さらに、夕日の赤が加わって、大自然の美しいハーモニーを楽しめました。頭の中では、ドヴォルザーク交響曲第９番｢新世界より｣第２楽章が流れてきます。やさしげで、さびしげな旋律が、美しいです。この曲は、また、高校の部活が終わった後の、帰り道を思い出させます。帰宅を促す校内放送で使われていたからだと思います。｢早くお家へ帰りましょう｣という放送部の女の子の声。夕闇迫る豊中の街並み。お菓子屋さんのおばさんの笑顔。友達とのいつもの語らい。いつしか、やさしげで、さびしげな思い出になってます。おっと、日が沈んできました。暗くなる前に、僕も家路へ急ぎます。夕闇迫るプラハの街並み。プラハ城の浮かび上がるような姿。いつものジョギングコース。いつかは、やさしげで、さびしげな思い出になることでしょう。本日の走行距離：９ｋｍ今月の走行距離：８５ｋｍプラハマラソンまで、あと８日【音楽CD】ドヴォルザーク：交響曲第9番ホ短調作品95《新世界より》序曲《自然の中で》作品...↑小沢征爾／ウィーンフィルのよるドヴォルザーク｢新世界より｣をどうぞ！

2005年05月15日

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パブロフの犬的チェコ国旗

現在のチェコ国旗ができてから、今年で８５周年になります。第一次世界大戦終結後、チェコスロバキア建国に際して、国旗ができたわけです。白、赤の間に、青い三角が入った形です。白はモラビア、赤はボヘミア、青はスロバキアを表しています。１９９３年に、チェコとスロバキアが分かれる時には、国旗をどうするのかという議論が、それなりにあったみたいです。でも、｢まぁ、いっかぁ～｣みたいな感じで、旗は変更されませんでした。白地に赤丸だけの国旗を持つ、日本人からすると、３色の配置が、なかなか覚えられません。チェコ人に聞いてみると、｢美味しいビールの泡が、ジョッキの上に、来ている感じなんだよねぇ｣ってことです。確かに、そんな感じがしてきます。この日記を読んだあなたは、これから、チェコ国旗を見ると、ビールが飲みたくなるという、パブロフの犬状態になっちゃいますヨ、きっと。ちなみに、この日記は、白い泡が美しい、ピルスナービールを頂きながら、｢まぁ、こんなもんかぁ～｣みたいな感じで書いてます。ぷはぁ～！ピルスナーウルケル

2005年04月15日

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レッツ、アウトレット！

チェコ国境近くの、ドイツの街に、｢メード・イン・ジャーマニー｣ブランドのアウトレットショップがあったりします。チョコっと、買物ジャーニーして来ました。まずは、フェイラーFeilerです。花柄模様が有名です。Hohenbergという小さな街にあります。ショップも、思ってたよりコジンマリしてます。工場内の売店的雰囲気じゃにぃ。商品の種類は豊富です。定価の４－５割引きくらいです。花柄ばかりではないことを、初めて知りました。でも、やっぱり、親戚の女性陣には、定番の花柄を買って帰ります。Feilerのオフィシャルページ(英語・ドイツ語)フェイラーポーチ　アネモネ【6：ピンク】お次は、ビレロイ＆ボッホVilleroy&Bochです。食器が有名です。Selbという街にあります。FACTORY INというショッピングモール的な場所の中にあります。FACTORY INのオフィシャルサイト(ドイツ語のみ)このアウトレットは、思っていた以上に、広いお店です。ほとんど、すべての商品があるんじゃないでしょうか。定価の４－６割引きくらいです。お客さんも多いです。ドイツ人夫婦が、大きなワゴンを押しながら、ゴッソリ買い込んでいます。これが、結構邪～魔にぃ。店内を歩いていると、安西水丸さん風の絵柄が目に付きました。ほんわかした感じです。Design Naifシリーズというものらしいです。思わず、ワゴンの中へ。結局、ドイツ人たちに負けず劣らず、買い込んじゃいました。食卓が、華やかになりそうです。でも、財布が軽くなって、気分はメゲルマン．．．Villeroy&Bochの日本オフィシャルサイトフレンチガーデン　ティーC／S　0.2L

2005年04月14日

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お得な罰金交渉術

ヤンさんと僕は、昼食でも食べようと、通りすがりの町の広場に、車を停めました。プラハの北６０ｋｍくらいにある、ミモーニュMimonという、パッとしない町でした。広場に車を停める時、ヤンさんは、念のため、隣りに駐車しているおじさんに、確認しました。｢ここ、停めてもいいですよネ？｣｢いいよ｣僕らは、車を置いて、広場に面した、パッとしないレストランに入りました。ふたりは、本日の昼食メニューを注文しました。にんにくスープとチキンのセットでした。６０コルナ(約２８０円)でした。パッとしない味の食事を終えて、プラハへ帰ろうと、車に戻りました。そして、異変に気付きました。前輪に、駐車禁止の輪っかが、ガチッとはめられてました。輪っかに書かれている、電話番号に電話しました。しばらくすると、ガッチリした体格で、悪人顔の、二人組の町のお巡りさんが、やって来ました。同じ場所に、４台の車が駐車していました。それぞれの運転手たちも、集まって来ました。一網打尽という感じです。お巡りさんの第一声。｢駐車違反の罰金は、１０００コルナ(約４７００円)だっ！｣ここから、交渉が始まります。ヤン｢初めて来た町で、よく分からなかったです｣ポリ｢関係ないっ！｣ヤン｢駐車する時に、横に停めていた人に確かめたんです｣ポリ｢ちゃんと、駐車禁止の表示があるだろうっ！｣(見に行ってみると、確かに駐禁標識はあるが、見えにくい)ヤン｢ほんの数分の間に、４台も同じ間違いをするんですから、表示の仕方が悪いんですよ｣ポリ｢それは、役所の管轄だっ！　俺らには、関係ないっ！｣ヤン｢我々は、税金や社会保険料まで、キッチリ払っているんです。その上、こんな罰金を払うなんて、変です｣ポリ｢はぁ？｣ヤン｢道路だって、穴ボコだらけで、インフラは全く改善されないじゃないですか！｣ポリ｢はぁ？｣ヤン｢警察や、政治家は、いったい何をやってるんですか！？｣ポリ｢・・・｣(次第に、話が、社会問題全般に及んでくる)ヤン｢とにかく、１０００コルナなんて、法外だ！｣ポリ｢分かった。特別に、２００コルナ(９４０円)にしてやるよ｣と、まあ、こんな具合に、３０分に及ぶネゴシエーションは、ようやく妥協点に達したようです。２００コルナを支払って、僕たちは、ミモーニュの町を後にしました。僕たちは、プラハに向かって、国道９号線を走っていました。｢２００コルナまで値切れたから、まあＯＫだネ｣春の日差しの中、気持ち良く、車は走っていました。ところが、途中の町で、また、警官に停められました。ポリ｢２５ｋｍオーバーで、罰金５００コルナ(約２３５０円)ね！｣ヤン｢さっき、駐禁の罰金払ったばっかりで、お金がありません！｣ポリ｢そんじゃ、１００コルナ(約４７０円)にしてやるよ！｣ヤン｢分かりました｣ポリ｢今月は、安全強化月間だから、気を付けてな！｣僕｢みなさん、安全運転と、罰金交渉を、心掛けましょう！｣---ジョギング日誌---こういうパッとしない日は、走って忘れるのが一番です。汗と一緒に、イヤな気持ちが流れ出しちゃいます。本日の走行距離：９ｋｍ今月の走行距離：７４ｋｍ

2005年04月13日

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屁ぷ

日本語で書くと、変テコな名前の街です。ヘプChebと言います。ドイツ国境近くにある、チェコの街です。街の中心は、イジー・ズ・ポデブラド王広場です。２つの噴水があったり、立派な建物が並んでたり、とてもいい雰囲気の空間です。あいにく、天気が悪く、ドンヨリしているのに、カラフルに彩られた建物が、明るい印象を与えてくれます。天気の良い日だと、さぞかし、きらびやかなことでしょう。広場の隅っこの方に、可愛いらしい家が目に入るんで、近づいてみましょう。う～ん、何だか、壁がビミューに歪んでます。変テコな家です。｢シュバリーチェク｣と呼ばれています。広場を後にして、街をジグザグ歩いていくと、ヘプ城に辿り着きます。ほとんど廃墟という感じです。雨の中、｢ツワモノどもが夢のあと｣という雰囲気を醸し出しています。とりあえず、黒塔に登ってみます。高さ１８．５メートルです。内部に、木製の階段が１０８段あります。ヨッコラショ！てっぺんに到着です。黒塔の上から、ヘプの街が見下ろせます。美しい赤屋根の波が、雨の中、少し寂しげに、ユラユラ見えました。

2005年04月09日

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ムチ打たれる少女

今ごろ、イースター(復活祭)のことを書くのも何なんですけどネ。でも、プラハ旧市街広場に、つい最近まで、イースターマーケットの屋台が出てたくらいですから、大目に見てやって下さい。日本に住んでた頃は、イースターの存在すら、知りませんでした。ヨーーロッパに住んだ途端、貴重な祝日ですから、いっぺんに意識するようになりました。なんせ、チェコの祝日は、年間１３日。しかも、土日と重なっても、振替休日にはなりません。２００５年の祝日は、実質７日しかありません。そんな中で、イースターとクリスマスは、ヨーロッパ諸国共通の祝日ということで、とても貴重です。何回でも、復活大歓迎です。チェコの復活祭(ベリコノツェ)には、ムチとタマゴが登場します。復活祭の朝、男の子は、柳の小枝を束ねて編んだムチを持って、好きな女の子の家に出かけます。そして、ムチで、女の子のお尻を叩きます。女の子も、黙っちゃいません。【あたしは女王様よ】とか言いながら、１００倍くらいにして返します。というのは、冗談です。女の子は、お返しとして、男の子に、タマゴを渡します。このタマゴの殻には、様々な美しい柄や絵が描かれてます。いわゆる、イースターエッグってやつです。もし、男の子が、朝寝坊して、昼から、ノコノコ女の子の家に行くと、女の子から、水をかけられちゃいます。イースターの午後に、チェコの街を歩いていると、女の子の集団から、水をかけられることがあります。まあ、こういう習慣ですので、大目に見てやって下さい。男の子が誰も訪ねて来なかった女の子が、ハライセに、タマゴを投げつけてくるよりは、マシですから。---ジョギング日誌---暖かくなって、気持ちいい汗をかきながらのジョギングです。木々の若葉も目立つようになってきました。本日の走行距離：１４ｋｍ今月の走行距離：４３ｋｍ

2005年04月06日

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プラハ近郊の、ある日の夕暮れの風景

チェコは、ドイツ、ポーランド、スロバキア、オーストリアと、国境で接しています。国境あたりには、高い山があります。それ以外は、少し起伏のある、丘陵地帯が続きます。トンネルなんてものは、ありません。ただ、見渡す限りの草原が連なっています。｢チェコは、ヨーロッパ中央に埋もれた、盆地だ｣という人もいます。｢ヨーロッパの汚れた空気が、チェコに溜まっちゃうんだ｣という人もいます。時々、プラハ近郊の、田舎道を走ります。遥か彼方まで見通すことができます。最近は、昼間の気温が１５℃くらいまで上がってます。すっかり、積もっていた雪も溶けてしまいました。風景に、緑色が戻って来はじめました。チェコの田舎道を走っていると、時間が止まったような気分になります。時代に置き去られた景色に出会います。寂しいような、懐かしいような、微笑ましいような、複雑な気分になります。朽ちかけた駅舎であったり、忘れ去られたようなバス停であったり、ゴトゴト走る一両だけの列車であったり．．．埋もれた場所かもしれませんけど、僕には、気持ち良く感じられます。吹き溜まりの空気かもしれませんけど、僕には、新鮮に感じられます。本日の走行距離：１１ｋｍ今月の走行距離：１４８ｋｍプラハ・ハーフマラソンまで、あと１０日

2005年03月23日

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チリの山火事

いきなり、南米チリの話です。パイネ国立公園という、美しい観光地があります。そこで、２月１７日、山火事が発生しました。まだ鎮火できずにいます。１６０００ヘクタールが、焼失しています。これは、甲子園球場４０００個くらいに相当します、たぶん。出火原因はといいますと、チェコ人ツーリストが、コンロをひっくり返しちゃったんですネ。チリ政府が、文句を言ってきてまして、チェコ政府も平謝りという感じです。この｢チェコーチリ｣問題の火種も、しばらくグスグスと、くすぶりそうです。で、当の、火付け役となったお兄さんは、２００ドル(約２１０００円)の罰金を払って、とっとと帰国しております。チェコでは、ホリエモン並みの、時の人になってます。---ジョギング日誌---プラハの気温もプラスになって、寒さが少し和らいで来ました。今日も、軽い目のジョグです。本日の走行距離：７ｋｍ今月の走行距離：４８ｋｍローママラソンまで、あと５日＊お知らせ６００００アクセス目を踏まれた方には、ローマの絵葉書をお送りします。

2005年03月08日

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２００５年版”Best of Prague”

｢プラハ・ポストThe Prague Post｣という週刊英字新聞があります。付録に一週間のカルチャー情報が付いています。プラハ版｢ぴあ｣みたいな感じです。音楽、映画、美術など、今プラハで何をやっているか分かるので、便利です。チェコ航空でプラハ入りされる旅行者の方は、搭乗時、飛行機のドアの所に置いてある各種新聞の中に含まれているので、The Prague Postをピックアップして下さい。また、バーツラフ通りなどにあるキオスクでも、購入できます。一部５０コルナ(約２００円)です。先日発行されたThe Prague Postに、２００５年版”Best of Prague”が記載されていました。これは、読者のアンケート結果をもとに、様々なカテゴリーでのプラハのNo.1を選ぼうというものです。チョコっと紹介します。ベスト観光地：チェスキー・クルムロフプラハから、車で約２時間半。世界文化遺産でもあるこの街は、訪れる価値大です。｢チェスキー・クルムロフ｣のパノラマ・ウェブ・カメラ画面がクルクル切り替わって、いろいろな景色を見ることができます。ベスト・ビール：Pilsner Urquellチェコビールの王様的存在です。この味に慣れると、日本のビールが飲めなくなります。Plzensky Prazdroj社のサイトベスト・パブ：Pivovalsky DumLopova 15, Praha 2Tel: 296 216 666まだ、行ったことないなぁ．．．ベスト・カフェ：Cafe LouvreNarodni 20, Praha 1Tel: 224 930 949国民劇場と、ＴＥＳＣＯ(英国系スーパーマーケット)との間にある、カフェです。人によっては、オシャレと感じるでしょう。日本人奥様方が、ここで、コントラクター・ブリッジを楽しんでおられます。Cafe Louvreのサイトベスト高級レストラン：AllegroVeleslavinova 2a, Praha 1Tel: 221 427 000出ました！フォーシーズンズ・ホテルの中にある、イタリアンレストランです。昨年末の、日本人会クリスマスパーティーでゲットした、招待券を握りしめて、ボチボチ潜入予定です。ベスト・カクテルバー：Radost FXBelehradska 120, Praha 2Tel: 224 254 776僕には、少し、騒がし過ぎます。ベスト・チェコレストラン：KolkovnaV kolkovne 8, Praha 1Tel: 224 819 701料理は、とびきり美味しいわけではありません。しかし、とびきり美味しいピルスナー・ウルケルPilsner Urquellを飲めます。旧市街広場から近くて、観光者には、便利なロケーションです。Kolkovnaのサイトベスト・ピザ：RugantinoDusni 4, Praha 1Tel: 222 318 172僕も、好きなピッツェリアです。店の奥の壁に、ピノキオが描かれてます。お子ちゃまフレンドリーです。詳しくは、ご紹介日記をご覧下さい。ベスト・メキシカンレストラン：CantinaUjezd 38, Praha 1Tel: 257 317 173行ったことないです。ちょっと、メキシカンは、苦手なもんで。ベスト・アジアンレストラン：Orange MoonRamova 5, Praha 1Tel: 222 325 119日本人にも人気の、タイ風レストランです。Orange Moonのサイトベスト高級ホテル：Four SeasonsVeleslavinova 2a, Praha 1Tel: 221 427 000ヴルタヴァ(モルダウ)川べりに建つ、高級ホテルです。部屋は見たことありますけど、泊まったことはありません。泊まった方は、ご感想を書き込んで下さい。ベスト経済的ホテル：ＩＢＩＳKaterinska 38, Praha 2Tel: 222 865 777いつでも、どこでも、ＩＢＩＳホテルみたいな感じですネ。泊まった方は、ご感想を書き込まなくてイイです。だいたい分ります。↑たまには、童心に返って、｢ピノキオ｣！

2005年03月02日

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ピッツェリア｢Rugantino｣

チェコ料理は、３、４日間くらいは、なかなか美味しいです。でも、５日を過ぎた頃から、脂っこさと塩辛さが、ツラくなってきます。そこで、食べ出すのが、中華料理と、イタリアンです。正直言って、プラハの中華は、イマイチです。台北で、美味しい中華料理を、１年間食べた経験のある僕には、｢なんちゃって中華｣でしかありません。イタリアンも、パスタはダメです。アルデンテという概念がないみたいです。フニャフニャです。しかし、ピザは美味しいです。しっかり、釜で焼かれています。値段も安いです。今日は、最近気に入ってる、ピッツェリアをご紹介します。｢Rugantino｣Dusni 4, Praha 1Tel: 222 318 172Rugantinoのサイト場所は、プラハ旧市街広場の近くです。ヤン・フス像の後方の、北東の通りを入って行くと、２分くらいで、到着します。お気に入りの一つ、｢ツナとタマネギのピザ｣です。これで、１４０コルナ(約６００円)です。ナマに近いタマネギの、苦さと甘さが混じり合った味が、たまりません。この店には、もう一つ、売りがあります。プラハでは、珍しく、ベルナルドBernardというビールが飲めます。コクがあって、美味しいビールです。｢ベルナルドBernard｣のウェブサイトまた、店の奥の方に入って行くと、壁に、(たぶん)ピノキオなどの可愛い絵が描かれいます。そのためか、お子さん連れも多いお店です。

2005年02月07日

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オロモウツを走ろう！

オロモウツOlomoucに来ています。プラハから、東に２００ｋｍくらいの所にあります。オロモウツ人は、｢この街は、プラハに次いで、２番目に古い街なんだ！｣って、すぐ自慢します。確かに、旧市街の古い街並みは、歴史の深さを感じさせます。今日は、このオロモウツの街を走ってみましょう！プラハ以上に、雪がタンマリあります。まずは、いきなり、街の中心部、ホルニー広場へ。聖三位一体の碑が、そびえ立っています。１７５０年頃に建てられたもので、高さが３５ｍもあります。右後方を振り返ると、市庁舎が建っています。プラハの旧市庁舎みたいに、オロモウツの市庁舎にも、仕掛け時計があります。近づいて行ってみましょう！社会主義時代に改修された時に、下の方に見える、二人の労働者が描かれたそうです。今見ると、なかなか興味深いものです。ホルニー広場から、北東に伸びる、デニソヴァー通りを進んでいくと、教会の尖塔が見えてきます。聖ヴァーツラフ教会です。プシェミスル宮殿の一部のようになっています。さらに、先へ走っていくと、ムリーンスキ川に出ます。雪景色が、とても綺麗です。ムリーンスキ川べりは、遊歩道になっています。新雪を踏みしめながら、走ります。季節のいい時には、きっと、素敵なジョギングコースになるでしょう。通学途中の学生達からの視線を感じながら、しばらく、この遊歩道を走りました。宿泊したホテルＡｌｌｅｙが、この遊歩道に面していて、便利でした。本日の走行距離：４ｋｍ今月の走行距離：１０ｋｍローママラソンまで、あと３８日

2005年02月03日

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チャースラフ

チャースラフCaslavという街にやってきました。プラハから、東へ８０ｋｍくらいです。何の予備知識もなかったんですけど、街の広場には、かなり高い塔を持つ教会があります。聖ペトル＆パヴェル教会といいます。｢高いトコ倶楽部｣の血が騒ぎ出して、教会へズンズン向かっていきます。が、残念ながら、扉は固く閉ざされていました。トボトボと、広場を歩いていると、Na kuchnceというレストランが目に入りました。お腹が空いているのを思い出して、昼食に入りました。チェヴァブチツィという変わった名前の、珍しい料理があったので、注文しました。ハンバーグを、ソーゼージ形にしたような感じでした。見た目はイマイチでしたけど、マスタードを付けて食べると、結構イケてました。５８コルナ(約２４０円)です。ここから、更に東の方へ走って、今夜は、オロモウツOlomoucに泊まります。

2005年02月02日

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チェコの道路事情

チェコの道路事情をデータで見てみましょう。総距離：５６７，２５９ｋｍうち舗装距離：５１１，８１０ｋｍ(９０．２％)高速道路：５１８ｋｍ日本は、総距離が１，２３７，２９６ｋｍで、舗装率が７７．０％です。チェコは、意外と、道路が完備しているのかナ。実感として、舗装とはいいながらも、ガタガタ道が多いと思います。高速道路は、料金所がありません。１年間有効のステッカーを、フロントガラスに貼っておきます。９００コルナ(約３６００円)です。先日、２００４年のステッカーから、２００５年のに張り替えました。古いステッカーを剥がすのが、一苦労なんですヨ。チョット変な体勢になりながら、指でピ～っと剥がすんですけど、きれいに剥がれないようになっているみたいです。さて、スピード制限は、次の通りです。市街地：５０ｋｍ／ｈ郊外(一般道)：９０ｋｍ／ｈ高速道路：１３０ｋｍ／ｈ結構、スピード制限が緩いです。そのため、かなりのスピードで走ります。高速道路では、オンボロパトカーに追いつかれる心配もないんで、平気で時速１６０ｋｍくらい出します。一方で、平均車齢が１３年くらいと高く、スピードの出ないボロボロ車も走っています。これらを、ブイブイ追い越していきます。チェコ人は、かなり強引な追越しを仕掛けてきます。ですから、事故も多いです。２００３年の統計で、チェコの交通事故死者数は、１４００人です。総人口が、日本の１０分の１くらいですんで、かなり高い数字です。１９８０年の数字が、約１２００人だったらしいです。１９８０年と比較して、２００３年の数字が増えているのは、ヨーロッパでは、チェコだけとうことです。そう言う僕も、去年の今頃、高速道路でスピンしました。統計数字の一部にならなくて良かったです。とにかく、安全運転でいきたいと思います。---ジョギング日誌---今日も、気温が上がりません。氷点下の世界が続いています。－５℃の中、寒さにめげずに、走りました。本日の走行距離：８ｋｍ今月の走行距離：１６６ｋｍローママラソンまで、あと４５日

2005年01月27日

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帰って来る女

チェコで生活していると、｢ノヴァークNova’k｣という苗字の人に、よく会います。ノヴァークというのが、チェコで一番多い苗字だそうです。プラハの電話帳で、８％強が、ノヴァークさんで占められています。１３人に会ったら、１人はノヴァークさんということになります。チェコ語の｢novy’｣が、｢新しい｣という意味ですんで、ノヴァークは、｢新しい人｣みたいな意味を持っています。英語の｢Newman｣みたいな感じです。昔、村にやってきた新参者には、みんな、この名前が付けられたのかもしれません。また、チェコ語の｢navra’tit se｣には、｢戻ってくる｣という意味があります。この単語を使った名前が、チョー有名なテニスプレーヤー、マルチナ・ナブラチロワMartina Navra’tilova’です。(正確には、マルティナ・ナヴラーティロヴァーと発音します。難しいです。)何歳になっても、テニスコートに帰って来る彼女には、ピッタリの苗字だと思います。マルチナ・ナブラチロワのＨＰ---ジョギング日誌---本格的な冬ですねぇ。雪が降り続いてます。室内で、５０メートルダッシュなどをして、少し汗をかきました。本日の走行距離：５ｋｍ今月の走行距離：１４４ｋｍローママラソンまで、あと４８日

2005年01月24日

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チェコ版酒鬼薔薇

日本では、酒鬼薔薇聖斗くんの社会復帰や、性犯罪者の出所後の住所把握が、話題になっているようですけど、チェコでも同じような話があります。｢スパルタキアーダ・キラー｣として、１９８５年のプラハを、恐怖のどん底に落とし込んだ、イジー・ストランカJiri Strankaが釈放されたのです。イジー・ストランカは、こういう人です。チェコ人男性は、悪人顔をした人が多いんですけど、この人もゾクっとさせるものがありますネ。ちなみに、スパルタキアーダというのは、社会主義時代に、５年に１度開催されていた、国民の運動会、つまり国体みたいなイベントです。全国の都市の代表が集まって、団体の体操競技(組み体操)を競い合っていたようです。当時の写真がありましたので、チョコっとこちらもご覧下さい。少し気分が良くなりましたか？１９８５年、当時１６歳だったストランカは、プラハ・ストラホフ・スタジアムでのスパルタキアーダ開催中に、プラハで、６人の女性を暴行し、そのうち３人を殺害したのです。彼に下された判決は、少年犯罪としては最も重い、懲役１０年と、その後の精神療養でした。時は流れて、昨年末、オパヴァ裁判所は、精神病院からの退院を許可しました。こうして、ストランカは、１９年ぶりに、自由の身となり、プラハの東約１８０ｋｍにある、ポーランド国境に近い街、ヴェルケー・ロシニVelke Losinyに、両親と住んでいます。思いっきり、実名とか、写真とか、住んでる町が報道されるのが、チェコらしい感じがします。チェコで、ＴＶニュースを見ていると、警察が犯人を逮捕する場に、テレビカメラが付いて行って、一部始終を写しているのを、時々見かけます。しかも、チェコのＮＨＫみたいな、国営放送でも。いや～、チェコで、悪いことはできません！---ジョギング日誌---近所の街灯が、広い範囲で、停電してました。うす暗闇を走るハメに。シリアルキラーが潜んでいないか、気になりました。でも、きれいな星空が見られて、ラッキーでした。本日の走行距離：１２ｋｍ今月の走行距離：８９ｋｍローママラソンまで、あと５９日

2005年01月13日

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病欠天国

僕｢やあ！　ヤンさん！　元気？　どこ行くの？｣ヤン｢献血に行くんだ｣僕｢へえ～、感心だねぇ｣ヤン｢その後は、家でゆっくりするけどネ｣僕｢え？　会社には行かないの？｣ヤン｢何言ってんだい？　献血すると、有給休暇になるんだよ！｣僕｢えっ、そうなの？｣ヤン｢血を採って、フラフラなんだから、仕事なんて出来ないよ！｣どうやら、チェコでは、献血する日は、会社を休めるらしいです。のんきな国ですねぇ。それでなくても、病欠率の高さが、社会問題になってます。チェコ統計局によると、２００３年の、１日あたりの平均病欠率(社会保険加入者１００人あたりの病欠者数)で、チェコは欧州Ｎｏ．１に輝いています。６．８１％：チェコ６．４０％：スウェーデン５．５９％：クロアチア４．９０％：スイス４．５２％：スロバキア３．７０％：イギリス３．６１％：ドイツ３．５０％：ハンガリー３．４７％：オ－ストリア１００人いたら、６、７人は病気で休んでいるという値でしょうか。国が、社会保険料から、病欠補助金を支払う制度があります。そのため、低所得労働者にとっては、働かなくても、給与とほぼ同等額を、国からの補助で受取って、食べていけるみたいなことになってます。会社を病欠しといて、アルバイトで稼ぐ、とんでもない奴までいます。また、医者が、安易に、診断書を発行するのも、問題になってます。｢風邪で、休暇１週間必要｣みたいな感じです。先日、｢プロジェクトＸ｣で、阪神淡路大震災の時の、ＪＲ六甲道駅の復旧工事の苦闘を見ました。この中で、交通が遮断されて、陸の孤島になった神戸から、延々歩いて通勤する人々の映像がありました。いや～、感動しました！この仕事への前向きな姿を、チェコ人に見せてやりたいです。でも、一方で、｢通勤ランに丁度いいやん！｣と考えてしまった自分がいました。スミマセン、バチ当りですネ。---ジョギング日誌---雨が降ってきたので、休足日にしちゃいました。本日の走行距離：０ｋｍ今月の走行距離：７７ｋｍローママラソンまで、あと６０日

2005年01月12日

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春江一也『プラハの春』

チェコ在住日本人のバイブル的存在の小説があります。春江一也著『プラハの春』です。作者は、在チェコスロバキア日本大使館在勤中に、１９６８年の｢プラハの春｣事件に遭遇しています。その経験を元に書かれた小説ですので、非常に臨場感があります。時代背景が、キッチリ書き込まれています。大使館員堀江亮介を主人公にしたストーリーも、楽しめます。東ドイツ人カテリーナとの許されぬ恋。その娘シルビアから寄せられる、乙女のほのかな恋心。ヤン・パラフとの兄弟愛にも似た友情。ロシアをはじめとした、東側政府関係者の、チェコに対する態度が、あまりに醜く描かれているので、脇役を含めたチェコ人たちに、非常に共感を覚えます。チェコに来る前に読んだ時は、カテリーナやシルビアのような女性との出会いへの思いに、胸が膨らみました。チェコに来てから再読する時は、小説に登場する、プラハの街かどが思い浮かべられて、さらに感動が高まります。この本を読むと、チェコ人以上に、チェコのことが分った気になれますヨ。---ジョギング日誌---クリスマス・パーティーなどがあり、休足日です。本日の走行距離：０ｋｍ１２月の走行距離：１１２ｋｍ｢毎日スクワット１００回｣：○○○○○○○○○○○○○○○○○：１７連勝中

2004年12月17日

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｢学生の日｣

１１月１７日は、チェコの祝日です。｢学生の日｣です。この日には、二つの歴史的背景があります。一つ目は、１９３９年１１月１７日です。ナチス・ドイツによって、チェコ国内すべての高等教育機関・施設が閉鎖されました。また、多数の学生が、精神改造キャンプに収容されました。そして、この日に、学生運動リーダー９名が処刑されました。二つ目は、１９８９年１１月１７日です。一つ目の日から、丁度５０年目です。学生によるデモが、プラハの中心地、ヴァーツラフ広場へ向かいました。その途上、ナーロドニー(国民)通りで、警察隊と衝突し、行進を止められました。しかし、この動きが、自由化への動きを作り出しました。そして、｢ビロード革命｣と呼ばれる、無血の自由化を勝ち取ることになります。ヴァーツラフ・ハベルが大統領になるのは、約１ヵ月後の、１２月２９日です。チェコＴＶでも、当時の映像を放映してましたが、まさに激動の１ヶ月間でした。今年は、｢ビロード革命｣１５周年です。ナーロドニー通りに、ステージが設置され、１日賑やかに音楽などが流れていました。僕は、もう一度、チェコ史の本を読んで、ゆっくり過しました。---ジョギング日誌---風の強い、雨のパラつく、一日でした。いつものフヴィエズダ公園を走りました。今日で、月間走行距離が、２００ｋｍを超えました。本日の走行距離：１７ｋｍ１１月の走行距離：２０５ｋｍ１１月の目標走行距離：３００ｋｍ目標達成率：６８．３％

2004年11月17日

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離婚率Ｎｏ．１！

ＥＵ統計局がまとめた、ユーロスタット・イヤーブック２００３がリリースされました。それによると、チェコは、離婚率が、２年連続ヨーロッパ第１位に輝いています。パチパチパチっ！(でもないか．．．)人口千人あたり、３．２というデータです。ちなみに、日本は、２．３です。チェコ生活４年になりますが、イマイチ理由が分かりません。女性が強いからなのか、男性がスケベだからなのか、不倫が大目に見られるからなのか．．．欧米の奥さんは、ご主人がチェコ赴任になると、ものすご～く心配になるそうです。すぐに、秘書とできちゃうという定評があるようです。また、チェコ男性は、｢４０にして立つ！｣というポリシーを持っているようです。４０歳くらいになると、妻子を捨てて、若い女に走るっていうヤツが結構います。老いて、なお盛んな、チェコ共和国からのレポートでした。---ジョギング日誌---プラハは、風の冷たい一日でした。でも、フヴィエズダ公園の森の中は、何だか、暖かいです。森の木々に保護されているような、見守られているような雰囲気を、時々感じます。本日の走行距離：２０ｋｍ１１月の走行距離：７７ｋｍ１１月の目標走行距離：３００ｋｍ目標達成率：２５．７％

2004年11月06日

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受信確認メール的ウィーン

ウィーンへ行って来ました。とは言っても、プラハから車で４時間かけてウィーンまで行って、１時間打合せをして、すぐにウィーンからプラハへ４時間かけて帰ってくるというものでした。｢とんぼ返り｣です。車窓から見える、晩秋の南モラビアの風景が、美しかったです。国境の近くにそびえる、ミクロフ城が、綺麗に見えました。遅い昼食は、マクドナルドで食べました。関西人は、｢マクド｣と呼びます。発音は、｢まいど｣と同じです。関西のマクドナルドでは、店員さんが、｢まいど、マクドです！｣と言います。(これは、ウソです)僕は、日本でマクドのハンバーガーを食べたことは、ほとんどないです。プラハでも、普段は食べません。プラハ・ブルノ間の、高速道路１号線を、車で走る時だけ、時々、マクドを利用します。２００ｋｍの間に、２件のマクドがあります。チェコのマクドは、どこへ行っても、にぎわってます。ガソリンスタンドに併設されている、コンビニなどで売っている、サンドイッチ類が、異様に不味いので、チェコ人にとっては、マクドのハンバーガーが異様に美味しく感じられるようです。チェコのマクドで面白いのは、ケチャップ・マスタード類が、別料金で有料なことです。普通のレストランでも、メニューに、｢ケチャップ、マスタード｣が記載されてる場合が多いです。おそらく、ケチャップの小袋を、無料で無造作に置いておくと、ガバッと持ち帰るヤツがいるんでしょう。そういう僕も、スタバ(チェコにはまだありません)などへ行くと、砂糖の小袋を、チョコッと失敬しちゃうヤツです。｢チョコッ｣とだけです。さて、｢とんぼ返り｣という言葉は、トンボを見かけないチェコでは、｢しっくりこないなぁ｣と感じました。現代的に言うと、｢受信確認メールのように、すぐに帰ってきた｣という感じでしょうか。などと、とりとめも無いことを考えているうちに、懐かしの我が家に着きました。｢フ～っ｣運転の疲れを取るために、チョコッとジョギングして来ます。---ジョギング日誌---夕闇の、ストラホフ修道院を走りました。丘から見下ろすと、プラハ市街の明かりが、優しかったです。長距離ドライブの疲れが、スッと取れました。本日の自動車走行距離：７５２ｋｍ本日の旅ラン走行距離：８ｋｍ１０月の旅ラン走行距離：１１９ｋｍ

2004年10月29日

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ウェブサイト　トップ１０

｢ｅＢｉｚ｣という月刊誌が、チェコの｢ウェブサイト　トップ１０｣を発表しました。で、チクッと覗いてみました。１位Ｒａｖａｋ社／お風呂場製品製造(チェコ語)シャワーをオーダーメードできるようになっています。でも、これが、なぜ１位なんでしょうか？２位Ｌｉｎｅｔ社／病院用ベッド製造(英語、チェコ語)看護婦さん好きには、少し嬉しいです。３位Cesky Telecom社／固定電話会社(英語、チェコ語)チェコ版ＮＴＴみたいな会社です。特に、面白いとは思わないです。４位ＩＮＧ社／金融(英語、チェコ語)為替レート表が出ていて、ユーロの次が、日本円になっているのが、何だか嬉しいです。５位Eurotel社／携帯電話会社(英語、チェコ語)最近、ミス・ユニバース的な感じで、Eurotel StarというシリーズをＣＭしてます。プラハの街中でも、このポスターが目を引いてます。６位T-Mobile社／携帯電話会社(英語・チェコ語)こちらは、携帯ばかりを見ている若者が、後ろから見ると｢首ナシ｣に見えるようなＣＭをしています。７位Czech TV社／テレビ会社(チェコ語)チェコ版ＮＨＫです。チェコ語が分らないと、どうしようもないです。８位Cesky Sporitelna社／金融(チェコ語)別に、フツ～です。９位Komercni Banka社／金融(英語、チェコ語)ウェブサイトを開いた瞬間が、少しカッコいいです。１０位Plzensky prazdroj社／ビール会社(英語・チェコ語)元祖ピルスナービール会社です。僕としては、このＨＰが一番面白いです。｢ビールの正しい入れ方｣などが見れます。チェコ人のビールへのこだわりを、少なからず、理解できます。意外な会社が、１、２位になってます。３位以下は、ＴＶコマーシャルでも、よく見かける、電話、金融、ビール会社が続いています。チェコでも、ますます、インターネットが重要なツールになってきてます。---ジョギング日誌---軽くジョギングしました。明日から、ロンドン経由で、大阪へ帰ります。本日の走行距離：７ｋｍ９月の走行距離：１３２ｋｍパリ２０ｋｍレースまで、あと２０日イチロー師匠、年間最多安打大リーグ記録２５７本まであと６本　(残り７試合)

2004年09月27日

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ビックリ結婚式

友人のマルチナから、突然言われました。Ｍ｢私、名前が変わったの｣僕｢へぇ、結婚するんだ｣Ｍ｢ううん、もう結婚したの、この前の土曜日に｣僕｢前もって、教えてくれてたら良かったのに．．．｣Ｍ｢でも、私も、結婚することを知らなかったの｣僕｢えっ、どういうこと？｣で、彼女たちの結婚式の様子を教えてもらいました。まず、マルチナは、彼の両親の家に招待されました。彼の両親の、結婚何周年かのお祝いのためです。家に着くと、目隠しするように言われました。(何だか、スリリングですネ)家の近くの牧場に連れていかれて、彼に、牧草地の上に座らされます。目隠しを取ると、２０人くらいの友人・知人が、二人を取り囲んで見守っています。そこで、彼が、｢結婚しよう！｣とプロポーズしたのです。彼女の返事は、もちろん、｢Ａｎｏ(はい)｣。(断りにくいシチュエーションだよなぁ．．．)こうして、二人は、夫婦になったわけです。なんとも、微笑ましいような、呆れるような感じです。この｢ビックリ結婚式｣、チェコでも一般的ではないと思います。でも、なかなか、彼や彼女に、結婚に踏み切ってもらえない方には、思い切った、この攻撃的な方法が、オススメできるのではないでしょうか？絶対、｢Ｎｅ(いいえ)｣と言いにくいもん。とにもかくにも、マルチナ、お幸せに！---ジョギング日誌---１日中、雨がシトシト降っていました。本日の走行距離：０ｋｍ９月の走行距離：１０５ｋｍイチロー師匠、年間最多安打大リーグ記録２５７本まであと１０本　(残り１０試合)

2004年09月23日

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シュコダ工場見学

チェコの国産車シュコダについては、以前日記に軽～く書いたことがあります。今日は、ムラダー・ボレスラフ市Mlada Boleslavにある、シュコダ工場を見学しました。シュコダ社のＨＰ従業員１９０００人の、巨大な工場です。オクタビア、ファビアという人気車を、年間５０万台、一日当たり２０００台生産しています。工場内は、非常にきれいで、ラインサイドに余分な部品が無く、スッキリしています。フォルクス・ワーゲンが、かなり投資して、素晴らしい組立工場を作り上げたようです。ファビアの場合、１分５秒に、１台が出来上がるそうです。作業者の平均月給は、１６０００コルナ(約６４０００円)です。これは、他のチェコ企業の平均より、３０％高いとのことです。この工場で生産された車は、８０％が輸出されます。輸出先は、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、スロベニアなどです。近々、中国にも、工場を持つそうです。そのうち、シュコダ車が、日本にも登場するかもしれません。工場には、シュコダ博物館が、併設されています。入館料４０コルナ(約１６０円)で、いつでも入館可能です。歴史を振り返ってみますと、１８９５年に、ヴァーツラフ・ラウリンと、ヴァーツラフ・クレメントが、自転車を製造したのが、すべての始まりになります。１８９９年には、このLaurin&Klement社が、オートバイを売り出します。さらに、１９０１年、自動車の製造・販売をスタートします。そして、１９２５年に、シュコダ・ピルゼン社が、Ｌ＆Ｋ社を買収してから。｢シュコダ｣というブランドの自動車の歴史が始まるわけです。この博物館には、かっこいいクラシックカーから、今でもオンボロ車として街中を走っているシュコダ車(新品)までが、展示されていて、なかなか興味深いです。

2004年09月20日

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八ツ橋、お食べやす！　その弐

｢生八ツ橋｣をお土産に頂きました。前回の硬い八ツ橋は、不評に終わりましたので、おそるおそる、チェコ人たちに食べさせてみました。僕｢今度は、生八ツ橋どす｣Ｃ｢何それ？｣僕｢Eight Bridges Rare Cakeどす｣Ｃ｢ムシャ！　クシャ！｣僕｢どうどすえ？｣Ｃ｢今まで食べた、日本のデザートの中では、Ｎｏ．１！｣僕｢ほっ、ホンマどすか？　アンは大丈夫どすか？｣Ｃ｢豆でしょ？　美味しいよ！｣僕｢ドラえもんの好物どす｣Ｃ｢何それ？｣僕｢♪アンアンアン、とっても大好き、ドラえもん～｣Ｃ｢・・・・？｣(訳者結論：チェコ人さんへのお土産は、｢生八ツ橋｣がよろしおす)

2004年09月18日

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八ツ橋、お食べやす！

｢京銘菓／八ツ橋｣を、お土産にもらいました。生ではなく、硬い方です。で、さっそく、チェコ人たちに勧めてみました。僕｢京都からのお土産どす！｣Ｃ｢へぇ～｣僕｢Eight Bridges Ginger Cookie言うんどす！｣Ｃ｢どうして、Eight Bridgeなの？｣僕｢えっ．．．(しっ、しまった．．．)　土地の名前どす、たぶん．．．｣(訳者注：本当は、もっと由緒正しい名前のようです)Ｃ｢バリッ！　ボリッ！｣僕｢どないどすえ？｣Ｃ｢味は、ジンジャー・ブレッドみたいで、いいんだけど．．．｣僕｢あかんどすか？｣Ｃ｢かっ、硬すぎどす！　って移ったやんか！｣(訳者注：確かに、西洋では、このように硬い食品はお目にかからないような気がします)僕｢これは、噛むんやないどすえ。奥歯使こうて、やんわりと、カジコジしはって、このトンロリと溶け出てくる、甘味を味わうんどす｣Ｃ｢抽象的で、私、分っかりません。歯の検査に使う食品ですか？｣僕｢おおきに！｣(と、残りが入っている箱を奪い返す)(訳者結論：もう少し柔らかくしないと、チェコ人には、受け入れられません)---ジョギング日誌---今日から、９月ですネ。プラハは、もうすっかり、秋という感じです。朝晩は、気温が１０℃を切ります。本日の走行距離：７ｋｍ９月の走行距離：７ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと４日

2004年09月01日

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チェコの金メダル

アテネ五輪で、ようやく、チェコ人選手が、金メダルを獲得しました。ロマン・シェブルレRoman Sebrle選手です。種目は、十種競技です。十種競技というのは、２日間で合計１０種類の競技を行って、その記録を得点に換算し、合計得点を競う種目です。｢陸上競技の王様｣みたいな感じです。シェブルレ選手の今回の記録を書いてみましょう。１００メートル走：１０秒８５走り幅跳び：７ｍ８４ｃｍ砲丸投げ：１６ｍ３６ｃｍ走り高跳び：２ｍ１２ｃｍ４００メートル走：４８秒３６１１０メートルハードル：１４秒０５円盤投げ：４８ｍ７２ｃｍ棒高跳び：５メートルやり投げ：７０メートル５２ｃｍ１５００メートル走：４分４０秒０１これだけ多岐に渡る競技に、すべて高いレベルの結果を出すことは、メチャクチャ大変なことでしょう。日頃の鍛錬が、なんとなく、想像できます。チェコＴＶで、１０種類の競技を、ダイジェストで放送する映像を見ました。ロマンさんの、力強いガッツポーズと、爽やかな笑顔の連続で、見ている僕も、なんだか良い気分になりました。１９７４年１１月２６日生まれ、２９歳のロマンさん。前回シドニー五輪では、銀メダルでした。北京オリンピックでも、再び、金メダルを目指すそうです。頑張ってほしいですネ。---ジョギング日誌---一流アスリートの頑張りを見ると、僕も刺激を受けて、元気を頂ける感じがします。とりあえず、走りながら、ガッツポーズの練習。｢うっしゃ～！｣って感じです。調子に乗ってると、雨がパラパラ。雨の中、｢ウォッシャー！｣こじんまりしたガッツポーズになりました。本日の走行距離：５ｋｍ８月の走行距離：１６４ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと１０日

2004年08月26日

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チェコ女性名の法則

チェコ人女性の名前には、一定の法則があります。原則的に、次の２つがお決まりです。１．名前の最後にａが付く２．姓の最後にｏｖａが付くテニス・プレーヤーで、例をあげますと、マルチナ・ナブラチロヴァ、ハナ・マンドリコヴァ。ヤン・シュヴァンクマイエルの奥さんも、エヴァ・シュヴァンクマエロヴァ。男女の区別がハッキリしていて、非常に分かりやすいです。しかし、外人の名前にも、勝手にｏｖａを付けちゃいます。オリンピックのニュースを見ていても、チョットややこしい。アイ・スギヤマオヴァアイ・フクハラオヴァリョーコ・タニオヴァちなみに、このｏｖａと、日本語の｢おばさん｣との関連性については、現在鋭意研究中です。まあ、台湾に住んでた時に、中国語で、外人の名前を判読するのに比べれば、かなりマシだとは思います。ここで、突然、中国語人名クイズ！以下は、映画俳優の名前です。さて、誰でしょう？１．哈里遜福特２．畢必特(答えは、明日．．．なんて、引っ張らずに、この日記の一番下にあります)---ジョギング日誌---今日は、走りをサボッてしまいました。本日の走行距離：０ｋｍ８月の走行距離：１１８ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと１６日---中国語人名クイズの答え---１．ハリソン・フォード２．ブラッド・ピット(２問とも正解した人は、書き込みして下さい。ほめて上げます。)

2004年08月20日

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チェコ・アイスホッケー代表監督が．．．

日本男子体操、やりましたネ！２８年ぶりの金メダル！ルーマニアの選手が、鉄棒から落っこちた時は、思わずガッツポーズしちゃいました。(スミマセン！)金メダルと言えば、９８年の長野五輪のアイスホッケーで、チェコは金メダルを取りました。その時の、監督が、イヴァン・フリンカIvan Hlinkaです。そのフリンカさんが、８／１６に、交通事故で亡くなりました。５４歳でした。カルロビ・バリという温泉地から、プラハへ、車を運転して帰る途中に、小型トラックが横から突っ込んできたようです。ピッツバーグ・ペンギンズ監督を務めた後、再度、チェコ代表監督に就任し、８月３０日からカナダで始まる、ワールド・カップに向け、練習を開始した矢先の事故でした。チェコ・アイスホッケー界の英雄的な人なので、チェコ人の落胆は大きいです。僕は、チェコ・アイスホッケー代表に言いたい！｢フリンカさんの分も、頑張ってヤリンカ！｣(スミマセン！)---ジョギング日誌---久しぶりに、プラハを走りました。暑くもなく、寒くもなく、気持ち良く走れました。やっぱり、プラハはいいですヨ。是非、お越し下さい。本日の走行距離：７ｋｍ８月の走行距離：９９ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと２０日

2004年08月16日

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最年少総理大臣

先日、チェコの総理大臣に、スタニスラフ・グロスStanislav Grossさんが任命されました。６月に実施された、欧州議会議員選挙で、最大与党・チェコ社会民主党(ＣＳＳＤ)が大敗しました。その責任を取って、元首相のシュピドラさんが辞任し、内務大臣であった、グロスさんが新首相になったわけです。グロスさん、まだ３４歳です。もちろん、チェコ史上最年少総理大臣です。チェコの東大、カレル大学法学部を卒業して、国鉄に就職。列車も運転したそうです。その後、政界入りして、１０年足らずで、総理大臣ですから、驚きです。チェコのおっさんは、悪人顔が多いです。地下鉄に乗っていると、みんな犯罪者に見えます。しかし、このグロスさん、なかなかスマートな顔立ちです。こんな人です。チェコ女性のハートをガチッと、つかみまくりっていう感じですネ。いろいろ風当たりは強いでしょうけど、若さで頑張ってほしいです。｢チェコを、もっと住みやすくしてくれぇ！｣---トレーニング日誌---筋トレのみです。腕立て：５０回腹筋：４０回背筋：１２０回本日の走行距離：０ｋｍ８月の走行距離：１０ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと３４日。

2004年08月02日

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トシェビーチ／世界文化遺産の街

トシェビーチTrebicという街に行って来ました。２００３年に、世界文化遺産に登録されています。チェコ第２の都市ブルノの西約５０ｋｍに位置します。この街にある、プロコピウス聖堂へ行きました。入場料３０コルナ(約１２０円)で、ガイドがついて内部を見て回ります。同じ組で、チェコの北部リベレッツから来たというご夫妻とお会いしました。｢１週間の休暇を利用して、南モラヴィア地域の名所を見て回ってるんだ｣ということです。ご主人は、ガラス製品を扱っている某日系商社に勤めていました。こんな所で、共通の知人がいるチェコ人と出会って、ビックリです。ガイドのおねえさんに付いて、聖堂内を見て回ります。チェコ語ガイドでしたが、英訳した紙を手渡されます。おねえさんは、英語もできるので、英語での質問には答えてくれます。内部は、古いままで、大変保存状態が良いようです。１２００年頃に描かれたという、宗教壁画も見ることができました。まだ、あまり観光地化されてない感じです。街もひっそりしています。近くに用事がある時に、ちょっと寄ってみては如何でしょう。さびれた城下町の風情を堪能できます。---トレーニング日誌---朝方降っていた雨もすぐに止み、３０℃近くまで気温が上がって、少し蒸し暑い天気になりました。夕方、いつものフヴィエズダ公園を走りました。アベックが多い時間帯でした。本日の走行距離：１０ｋｍ８月の走行距離：１０ｋｍブダペストハーフマラソンまで、あと３５日。

2004年08月01日

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アルフォンス・ムハ｢スラブ叙事詩｣

モラフスキー・クルムロフMoravsky Krumlovに行って来ました。チェコの第2の都市ブルノの南西約３０ｋｍにあります。アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の出身地イヴァンチツェの近くでもあります。この街のモラフスキー・クルムロフ城に、ムハの｢スラブ叙事詩｣があります。スラブ民族の歴史を、２０枚の油絵に描いたシリーズです。６ｍ×８ｍ級の作品が並んでいます。迫力がスゴイです。｢ムハなんて、美人画ばっかり描いてる、おっさんやんけぇ！｣と思っていたんですけど、イメージが一変しました。すんごい人です。きっと、誇り高きスラブ人だったんでしょうネ。場所的に、車でないと行きにくいんですけど、一度行ってみる価値はあります。入城料は、５０コルナ(約２００円)です。僕的には、チェコの歴史を、ちゃんと勉強しようと思いました。---トレーニング日誌---少し疲れを感じましたので、筋トレのみにしました。腕立て４０回腹筋４０回背筋１２０回今日のＪＪ－ＲＵＮポイント：５７月のＪＪ－ＲＵＮポイント：１６９

2004年07月18日

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