心筋梗塞の話3
今年は暖冬と言われていますが、冷え込む日もありますね。今日の東京は昨日より7,8度下がると予報がありましたが、見事に当たりまして、とても冷え込みました。体調は問題ありませんでしたが、心臓のことが気にかかる私めとしては、何事もなく冬の厳しい季節が通り過ぎてほしいなぁと祈るばかりです。さて、先日伯父鳥の三回忌がありました。本来は父鳥が出席して私は行かない予定だったんですが、あいにくその日は父鳥が病院に行く日で参加できないこともあって、代わりに私が出席しました。いとこ鳥たちの確執はいまだ変わらずでして(私も父鳥も、長男従兄鳥がどこに住んでいるか知りません。手紙も電話も、全部長男従兄鳥の職場に送らないといけない感じです)、双方とも、私か伯母鳥を介しての会話しかしない殺伐としたものでした(汗)。そんな法事が無事に終わりまして、伯母鳥と従姉鳥・次男従兄鳥一家と食事をしてきました。その席で、私より数年早く、年も32の時に心筋梗塞を体験したいとこ甥鳥に、心筋梗塞になった時の話を初めて聞けました。彼の場合、病気の前兆は、胃に来たそうです。「胸焼けが酷いな、もしかしたら胃潰瘍かな?」というのが、最初の印象だったとのことです。胃のあたりが痛んだり、不快感を感じる症状は父鳥と同じです。もしかしたら心臓の異変が、胃に前兆が来ることは、多いのかもしれませんね。ちなみに最近の私も胃の調子がいまいちですが、これは昨年健康診断で言われて胃潰瘍の可能性という奴なんでしょう。強い薬飲んでいると胃が荒れたりしますからねぇ。先生に相談しようと思っているんですが、どうも他の要件(低体温状態になってしまっている点や、心臓のあたりが苦しい等)を優先してしまい、今のところ言いそびれています。ちょっと気をつけないといけませんね・・・。さて、彼の場合ですが、私(44)や父鳥(55)よりもずっと若かったので、心臓がおかしいとは全然思わなかったようです。そのため普段通りの生活を送っていたところ、私と同様倒れ(家で倒れたのか、職場で倒れたのかは言っていませんでした)、心筋梗塞だったとのことでした。そして彼の症状は、聞いた限りでは、私より重く深刻でした。私は冠動脈が詰まっただけでしたが(簡単に言っていますが、これ一本詰まっただけで立派に死ねます)、いとこ甥鳥の場合、三本の動脈(大動脈、肺動脈、冠動脈)が全部詰まっていたとのことです。聞いた私も絶句し、後から父鳥に放したら、やっぱり絶句していました。正直、冠動脈一本でも、「死にそうなぐらい」苦しくて痛かったですからね。三本全部の苦しみと痛み、想像するのも嫌な話です。病院に駆け付けた従姉鳥は、医師から「覚悟はしておいてください」と言われたそうです(私の場合、父鳥は「油断はできませんが、現時点では大きな危機は乗り切りました」でしたので、あと1時間遅れていたらと命の危機にはあったものの、いとこ甥鳥よりは危険度は小さかったんだなと思いました。まぁ、五十歩百歩ですけどね)。私は一本ですが、いとこ甥鳥は三本のステンドが動脈に入っている状況です。そしていとこ甥鳥の方が、私より深刻で恐ろしい点は、「次はカテーテル無理だから」と言われている点でしょうね。つまり三本の動脈ともダメージを受けているので、次に心筋梗塞やったら、胸を開いてバイパス手術するしかないという事です。なので、「いとこ叔父さんはまだマシですよ」と笑われました。うーむ、私より上がいるとは・・・。そんな感じで、いとこ甥鳥の方が、私より体調には気を使っているようです。体に過度な負担をかけないよう日頃から注意しているようですし、食べ物や寒暖の差にも気を配っているようです。まぁ、向こうは6年前にやっているので、注意する生活も今は慣れているようですね。手探り状態の私より余裕がありそうです。今のいとこ甥鳥は、義従兄鳥(いとこ甥鳥の父で、従姉鳥の旦那)とバイクでツーリングに行ったり、いろいろアウトドアも楽しんでいるようです。私の場合、まだ発症後1年たっていないので無理は出来ませんが(そういいつつ、ロードで往復50km以上一日乗り回したりしていますが)、ゆくゆくは体調も落ち着いてくれて、登山なども楽しめるようになるかなぁと、いとこ甥見ていて感じました(向こうは、ウチの父鳥の様子を見て、気を強くしたと言っていましたねぇ)。ともかく、厄介な病気を抱えてしまいましたが、余り気落ちせず、無理をせず頑張っていきたいと思います。それではまた。