ラニーニャ現象
台風、またすごい被害が出てますねぇ・・・。今年は、ラニーニャ現象が起きているようです。ラニーニャ現象とは、赤道付近の東太平洋海域で海水温度が低下して(原因は不明です)、その結果太平洋を流れる暖流に変化が生じ、それが気圧や気候にも大きな影響を与えて、異常気象を引き起こす現象をさします(ちなみにラニーニャの正反対の現象はエルニーニョと呼ばれます。こちらは赤道付近の東太平洋海域の海水温が上昇し、異常気象を引き起こします。エルニーニョとラニーニャは表裏一体の現象で、数年おきに交互に起きます)。日本は8月から台風が毎週のように本土を直撃し、大きな水害を引き起こしていますが、これもラニーニャの影響と考えると説明が出来そうです。今回の台風16号自体は、明日にでも温帯低気圧に変わり、勢力が弱まる見込みですが、今年中にまた新たな台風の発生し、日本上陸いう可能性は十分にあります。台風の上陸が予想されている地域にお住まいの方々は、土砂災害や川の氾濫などに十分ご注意ください。・・・て、私の住んでいる江戸川区も、場合によっては河川の氾濫が直撃しますから、人ごとではないんですよね・・・。水の被害を回避するコツは、地盤のしっかりしている高所に、一刻も早く逃げる。これに勝る対策はありません。仮に行政からの避難勧告や避難指示がまだ出ていない段階でも、危険だと思ったら安全な場所に避難するのが一番です。台風10号で岩手県での痛ましい被害は、避難勧告が間に合わなかった事は(豪雨で川の危険水位を超えてから決壊まで、10分かかりませんでした)、水害に対する行政の警告が後手に回る可能性があることを示しています。最終的には、自分で判断しなければいけないことが起きえるのです。日本は地震に火山だけでなく、台風も毎年やってきます。もう少し自分の身の回りの自然に対して、知識と冷静な判断能力を磨いていく必要がありそうですね。それではまた。PS今回の三連休、今年最後の登山旅行に行ってきました。そのご報告をと思ったのですが疲れちゃいました(笑)。どこに行ったかも含めて、追々ブログに書いていきたいと思います。