吉くん絶叫、なまはげに遭遇!
ふだんは怖いものナシの反抗絶頂期3歳児、キチ吉くん。ただ、彼にも怯えるものがあるのです・・それは「オバケ」と「なまはげ」なぜって日頃両親から「夜しっかり布団かぶって寝ていないとなまはげに食べられるよ!!」と脅かされ続けているからなのです。オバケは絵本にも出てくるので、吉くんにも分かってると思うのですが・・なまはげは何者なのか知ってるのかしら?そもそも両親(私達)すら見たことない、知らないのに使ってる(笑)けれど夜な夜な両親の凄みを利かせた脅し文句に「なまはげ」は、すっかり吉くんにとっての恐怖の対象。そんな「なまはげ」に会ってきました。 * * * * * * *なまはげの住む男鹿半島は、全国地図でもポコッと突き出した地形が描かれるくらいだから思ったよりも大きい半島。そしてやたら「なまはげ」のイラストの看板、店名が目立つ。何でもかんでもなまはげである。 今回の旅のメインイベント、男鹿真山伝承館でとうとう「なまはげ」との対面!!!パパの膝にちょこんと座った吉くん。入ってきた古民家が恐ろしい所とはつゆ知らず・・・ 最初の説明で「なまはげ」の単語が出まくっていたので吉くんもこれは何かあると分かっただろうけど・・戸を勢いよく開けて入ってきたなまはげにやはり驚愕!パパにしがみついて「吉くんはいい子です!」と何度も繰り返していた。 必死に恐怖に耐えるその顔の後ろで、パパは笑ってる。 途中、私の方に避難してきた吉くん。ひざに抱えると、心臓の音がすごく速く大きく、彼の恐怖の度合いがよく分かった。なまはげの演技も素晴らしく、声は凄まじい迫力があり、内容もリアル(この辺、大人は笑える)いきなりカッとこっちを向くと、大人でも怖いと思う。これを1日13回もこなしているとは、さぞかし体力の要る仕事だと思う。(実際は大晦日の1日だけ、集落ごとの行事なので回るのは10軒くらいとのこと)それだけ体を張った芝居をしてくれるので、吉くんは大絶叫。「はーぴやだぉいん」とか「はたやかー!!」とか、いつもの吉語でありったけに叫んでいた。パパに「泣いたらなまはげに食べられるよ」と言われたので必死に耐えていた。終わると即座に土間に行き、こらえていた涙を一気に流す。ほうとうによくがんばって耐えた!!最後に「これからパパとママの言うこと聞きますか?」とパパが聞くとすぐに「ハイ」と返事してまわりのみんなが拍手。いつもなら、あーだこーだ言うのにね。 * * * * * * *オマケに・・せっかくの秋田なので「きりたんぽ」も初食べです♪おなかが膨れるのも知らず、5本入りを2袋も買っちゃいました。 「太い!!」と書かれたきりたんぽの方は穴が太く、見事にやられたといった感じでした~