100円玉も模写して流布せしめれば通貨偽造でお縄になる~ とは思わないが、右端が切れているし、銀行に持ち込んだところで破れ紙幣のように交換してくれたりはしませんよ。
百円硬貨の表 宅配のドライバーさんが、代金引換の荷物を持ってきました。「えー、5,865円です。」 伝票を見ながら、私が払うべき額を告げます。1万円でお釣りをもらえるか尋ねると、「はい。 そーすると、お返しは… 4,135円になりますね。」算数の苦手な私が一所懸命、頭の中で引き算しているうちに、ドライバーさんはつり銭を荷物の上に並べ終えてしまってます。ああ、よん千百さん十ご円ね… と私が言ったのは、その時になってようやく計算が合っていることを確認したというだけだったのですが、「ありますか。 それでは、どうもー」 ドライバーさんは、私がつり銭そのものを確かめたと思ったらしく行ってしまいました。私も私で、ありがとうなんて言いながら見送り、つり銭はテーブルの上に置いたまま出かけてしまいました。帰って来て、ようやくつり銭を数えてみると、4,065円…100円玉が見当たりません。私がどこかにやってしまったのか、ドライバーさんが出し忘れたのか…釣りを受け取ったその場で数えなかったのだから、もう確かめようがありません。 悔しいので、100円玉を描きました。