侍ウォーター
これはバングラデシュで売られているボトル入りウォーター、その名も…『 侍 』。社長が日本の方で、「ジャパニーズ・テクノロジー」によって水を濾過しているというだけあって、品質が安定していて、おいしいと、バングラデシュ在住の邦人に利用者が多くいます。空のボトルは会社が引き取って、いくらかお金を戻してもくれます。再利用するためでしょうが、空きボトルを悪用して贋物が出回るのを防ぐためでもあるんだとか。バングラデシュでも都市部では水道が引かれていますが、誰も生水は飲まず、みんな煮沸して飲んでいます。下痢で死ぬ子供たち町を一歩出れば、生活用水を河や沼から汲んだりする場合もありますが、今では井戸水が普及しています。ところが地域によって、この井戸水から砒素が検出されています。原因はまだ、はっきり分かっていないそうです。日本のNGOアジア砒素ネットワークによると、地下水の砒素汚染はインド、ネパールなどの南アジアから、東南アジアそして中国まで広く確認されているようです。 この話は、また日を改めて…