[BengBeng （ベンベン）]の記事一覧 | 小さな星の大きな環

汗と雨と墓の水が滲んだ「志」

　お寺さんに挨拶しに行く　お寺さんに挨拶に行くときは、「中元」とか「年賀」とか、そんな大仰なものでもないので「志」とだけ、祝儀袋だったり無地の袋だったりに書いて持って行きます。お寺の門をくぐると、先客が大そうな包みを提げて入っていくのが見えたので、先に墓掃除を済ませることにしました。祝儀袋を裸で持って来てしまったものだから、帽子に挟んで置いておき、水仕事に蔓延った笹むしりと一仕事済ませました。さて、ようやく住職さんを前に、帽子の間から袋を取り出して差し出すと… 「志」の字が滲（にじ）んでいるではありませんか。帽子に滲みた汗と、掃除した手についた水と、そして遠く日本海を北上している台風4号が降らせた雨とで、祝儀袋はすっかり湿っていたのです。本来なら作り直すべきなのでしょうが、もう半分差し出しかけてしまっているので、「ああ、こりゃたいへん失礼をば…」と恐縮しつつも、そのまま住職さんの足もとに置けば、笑いながら受け取ってくれました。上の絵では袋を自分向きに描いてしまいましたが、この時ちゃんと相手に向けたかどうかも定かではありません。逃げるようにしてその場を立ち去りながら振り向くと、住職さんが袋を白い布切れで拭っているようでした。

August 12, 2010

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あれを「これ」と言って描くのにもほどがある

　ベグン（ベンガル語）　これについて書こうと思ったのですが、疲れてしまったので明日にします。これの傷が、今もちょっと痛いのです。

August 8, 2010

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焼け土の炎がごとく赤い花

　マイ雑草ランド　ジリジリと照りつける直射日光に日焼けして、茫々と蔓延（はびこ）る雑草の中にあって鮮やかな赤い花が目を引きつけます。二階の窓から見下ろしつつスケッチしました。そう、どんな猛暑だろうと手を抜いたりはしません。カメラ抱え外に出て接写するより早く、この燃える赤を留めておきたかったのです（負惜しみ）。

July 27, 2010

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無効票を投じたのにはワケがある（ようなないような）

　選挙区投票ブースに貼ってある立候補者一覧　参院選の期日前投票をしてきました。先に選挙区選挙の投票用紙（たしか黄色）を渡され、こちらには候補者名を、次に渡される比例代表選挙の投票用紙（白い）には候補者名または政党名を書く…ということぐらい、さすがに知っているつもりだしこれまでずっとそうしてきました。でも、選挙区の投票ブースに黄色い投票用紙を置いて、正面に貼り出されている一覧を眺めると…表がちょうど真ん中から上下に分かれていて、上段に候補者名、その下に所属する政党名が同じ重みで表記されています。これを見つめているうちに、なんだか選挙区でも政党名で投票できるような気がしてきたのです。あれ、っと表や用紙の注意書きを見渡しますが、「候補者名だけ」という字面が見当たりません（もっとよく見ればあったのかも…）。もともと、ひいきの候補者がいるわけでもないので、何の気なしに政党名を書いて投票してしまいました。あ、やっぱり違うわ～と気づいたのは、比例代表の投票ブースに入ってからのこと。せっかくの投票権を、半分無駄にしてしまいました。でも、あの表の書き方だと、同じ間違いをする人が他にもいるんじゃないかしらん。

July 9, 2010

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受け止めん両の手ひろげ花吹雪

　受け止めん両の手ひろげ花吹雪　西では、もう散り始めているとか…こちらはまだ固く蕾閉ざしてます。が、神社の境内にはサクラの品種を説く案内板が建ち並び、公園では屋台が軒を並べて開花の時を待ち構えています。

April 6, 2010

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背中で語る／背中になにを見る

　これ、どんな光景に映りますか…　　A. 給料袋の中身を数える背中　B. ケータイに入った返信メールに見入る苦学生　C. その他：__________________________描いた本人としては、「絵本を読みふけるおさなご」のつもりだったのですが… 昨日のゴジラ同様、とてもそうは見えません。

March 31, 2010

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ゴジラの背中

　ゴジラは夜の海を歩く　白いもくもく～は、煙というか、噴煙をサーチライトが切り裂いているさまを表現したかったのですが…

March 30, 2010

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春分の夜のキャンドルライト

　風に揺らぐロウソクの炎をくゆらすSnufkin　100円ショップで買った暦によると、太陽が春分点（ウィキペディア）を通過したのは21日（土）の午前2:32だったそうです。春一番にしては強すぎる風の吹き荒れた一日でした。

March 21, 2010

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マイケル見て踊ってみた

　3コマ目だけ劇画調～のつもり…　テレビを点けたら、マイケル・ジャクソンのビデオクリップ（ウィキペディア）が延々と流れています。『They Don't Care About Us (Brazilian ver.)』のステップを真似てみようとしましたが、足がもつれました。

February 7, 2010

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Twitterアイコンギャラリー

　ツイッターのプロフィール用に作成したアイコン　 abcdeツイッター（twitter.com）で使うために作成したアイコンを一覧にしてみました。それぞれのアイコン上にカーソルを置くと、簡単な説明がポップアップします（※ ブラウザーによっては未サポート）。[3行目e列] の「ちょんまげ」や、[5行目aとb列] の「絆創膏」は、Twibbon（twibbon.com）のアイテムで、画像をクリックするとサポートページが開きます。また[3行目d列] は、「"イチローのバット[a]"と"ダックワーズ[b]"そして"オオイヌノフグリ[c]"を、バレンタイン風味に盛り付ける」～というお題のもとに作ってみました。

January 26, 2010

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ラジオ体操第二の二

ラジオ体操第二の二番、腕とあしをまげのばす運動「ラジオ体操第二」の二番目の動作（かんぽ生命）は…注：伸びたとき、絵のようにアゴを上げてはいけません。　　腕を横から上、かかとをあげて… クリック腕と脚の曲げ伸ばしを弾むように2回クリック都会では、ジャージの裾を三つ折に少し上げておくのがナウぃ（ウィキペディア）のですが、ケータイは体操を終えてから！地元ではジャージのことを「ジャス」（ウィキペディア）と呼んでいました。今回はピンクの象のほか、青い象、橙の象そして薄紫の象にも参加してもらっています。

January 23, 2010

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「痛みが消えてゆく」ポスター

　薬局のポスター　その薬局の前を通りかかるたび、店先に貼られたポスターの前で足が止まります。何年前からそこにあるのか、日に晒されて蒼く色褪せています。しかし、「痛みが消えてゆく」という言葉に寄り添うその笑顔には、一点の曇りもありません。そよ風に吹かれて、優しい清らかな微笑みです。最近よく頭痛に悩まされる私は、この笑顔だけでも救われるような心地です。ポスターの陰から、レジの前に座る店主の顔が覗きます。こちらを横目でちらりと見ます― 「またか。」「くれって言ったって、ぜったいやらないよ。」 … 横顔がそう言っているようで、店に足を踏み入れることもしていません。もし、製薬会社から撤去するように指示があっても、決して剥がさず、このままここに貼り続けていて欲しいと思います。それにしても、この絵は似ていません。これならペ・ヨンジュンのほうが、まだマシでした。

January 18, 2010

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夜道を後ろ向きに歩く人と擦れ違うとき

　日の暮れた川沿いの土手道　橋の袂から折れて、日が暮れて暗い土手の道に入りました。前方に人影が見えます。帽子をかぶり、グレーのコートにリュックを背負った後ろ姿です。しっかり前を見据え、両手を振り、コートの下から覗いた赤っぽいスカートが揺れ、せっせと歩いているのが分かります。ところが、その後ろ姿がどうも近づいてくるようなのです。暗い中で眼の錯覚かと思っている間にも、背中がどんどん近づいてきます。振り返ることなく、後ろ向きに歩いて来るのです。自分と同じ方を向いてる人と擦れ違うわけですから、やはり見えているこちらが声を掛けるべきか…どうしようかと思っていたところ、その人が首を左にちょっとだけひねりました。そして歩くペースはそのままに、右にちょっとよけてくれて、無事擦れ違うことができました。カロはその人のことが気になるようで、何度も振り返っています。いいから、いいから来い、と引っ張って行きましたが、私もちょっと振り返ってみたら、さっきと同じ後ろ姿が、こちらに向かって来ます…向こう端まで行って、また引き返してきたようです。やはり後ろ歩きで。

November 3, 2009

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木枯らしがサンダルの足を吹き抜ける

　靴下を履いたサンダルの足　前回に輪をかけてロールシャッハな図柄になってしまいました。今朝の空気は冷たくて、サンダルから出た靴下履きの足先が凍えました。昨日の木枯らしが、冬将軍を連れてきたようです。

November 2, 2009

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散り落ちた木の葉

　落ち葉　夕方に突風が吹き始め、舞い上がった落ち葉がカラカラ音を立てて歩道を行くカロを追い越していきます。先に落ちた葉ほど、葉っぱの端が丸まっているようです。こうして風に吹かれているうちに、乾いて縮まるんでしょうか。

November 1, 2009

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ごみ収集袋の目玉に睨まれるも

　ゴミ収集袋　とりあえず、ゴミ袋を買ってきました。仮住まいのある地域のゴミ袋には、目玉が描かれています。カラス対策でしょうか。この目玉に睨まれつつも、今日は（も）荷物の処分は進みませんでした。

October 31, 2009

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新居が出来たというのに/こんなに心が重いとは思わなかった

　内覧会の看板　新居はとうとうできあがり、この週末に工務店が内覧会を開こうとしています。なのに、仮住まいにうずたかく積み上げられた段ボールの山はいっこうに減っていません。この荷物のほとんどを捨て去らなければ、小さな新居には到底入り切らないというのに。

October 30, 2009

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ほとんどロールシャッハなクイズ

　これはなんでしょう　さあ、ここにあるのはいったいなんでしょう。あなたは、いくつ分かりますか？答えは、こちら... もとい、答えじゃなくって、ヒントですね…答えを見てもなお、なんだか分からないかもしれないから。

October 29, 2009

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「伊藤園セレクト有機野菜セット」

　南瓜　「野菜週間セット」購入者の中から抽選で100名様に「伊藤園セレクト有機野菜セット」をプレゼント！…で、当たりました。届いたのは、玉葱4玉、人参6本、馬鈴薯8個、大蒜（ニンニク）一塊4房、トマト2個、トウモロコシ2本、そして…南瓜（カボチャ）四分の一は真空パックで。

October 28, 2009

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台風過ぎて膝が痛む？

　左脚　左ひざが、ちょっと痛みます。よく低気圧が来ると節々が痛んだりしますが、台風は昼前には海上を行き過ぎました。となると、体重増…

October 27, 2009

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雨粒が水溜まりに跳ね返る

　台風20号の雨粒　台所の窓を開けると、裏の駐車場の水溜まりに小さな水紋が幾つも幾重にも揺れて、雨がまだまだ降り続くことを知るのです。真っ暗な水面に、雨粒が起こした波の輪っかが防犯灯の光を映してリズミカルに踊ります。

October 26, 2009

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薄暮の空に三対の白い影

　白鳥？　初め、薄暮の空に三本の電線が、街灯の明りを照り返しているんだと思ったんです。空を仰ぎ見ながら、そのまま線路沿いを歩きます。電線が光を反射してるなら、歩くにつれ見え方が変わるはずなのに、どこまで行っても三本がきっちり間隔を保ちつつ、その白い影はちょっと丸みをおびているようです。そこで、やっと気づきました。白鳥だ。羽ばたいている翼が夕闇に紛れて、白い胸だけが見えているのでした（上の絵はカモメみたいになっちゃいましたが…）。こんな暗い時間に飛んでいるのは、北方から今飛来したばかりの先遣隊なんでしょうか。

October 25, 2009

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700万円分のコンピュータを捨てた。

　回収屋さんの軽トラ　テレビと一緒に、コンピュータも引き取ってもらいました。業務用ワークステーション（UNIXコンピュータ）とデスクトップPCがそれぞれ2台と、それぞれのCRT（ブラウン管モニター）が4台、それにレーザープリンタや、スキャナ、そしてSCSIのFD装置…「こんなにあるなら、まっすぐ来ればよかった」と回収屋さん。それ、どーゆー意味よ。いやいや… と回収屋さんは言葉を濁しつつ、「これで数百万したでしょう。」そうなのよ。 15年前の価格で、総額700～800万円分だねぇ。「このモニターも、当時は20～30万したもんね。」お、ずいぶんと目が利く？ナナオ（EIZO）のモニターが１台入ってましたし…と思ったら、回収業を始める前に電機メーカーのディーラーをしていたんだそうです。価値の分かる人に引き取ってもらって、よかった… と思いながら走り去る軽トラを見送りました。あ、ワークステーションと周辺装置は、顧客が滅却したものを貰い受けただけです。

October 24, 2009

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同じテレビの回収料がなぜ違う

　不要家電・金属くず引き取ります　壊れたテレビを引き取ってもらおうと、回収屋さんに尋ねてみました。一人目は、3,000円かかると言います。「別にコンピュータなどもあるから、まとめてディスカウントできないの？」と私。しかし、テレビの廃棄に2,850円だったか払わなきゃならんので安くなどできん、とのこと。「じゃ、他当たってみます。」ということで、二人目に電話してみると、返ってきた額は2,000円。なんで1,000円安いのか分かりませんが電話口の物腰も柔らかだったので、こちらにお願いしました。昼に電話した後に、あちこち回りながらうちに向かってきたようで、回収屋さんがやってきた頃には日が暮れていました。道が混んでまして… と遅れたことをわびながらやってきた回収屋さんの顔はよく憶えてませんが、印象を描くと上のような感じ…ちなみに、6月に14インチのブラウン管テレビを持って行ってもらった時は1,500円取られました。サイズや、年式によって額が変わるのは分かりますが、人によっても違うのは「廃棄」の仕方が違うんでしょうか。そのままリサイクル業者等に引き渡してしまう代わりに、自分で分解して貴金属を回収するとか…？？

October 23, 2009

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軒先のオリオン座

　10月22日（木）深夜2時のオリオン座　軒下に寝転んで、向かいの家の軒先との間に挟まれ四角く切り取られた夜空にちょうどオリオン座（Yahoo!きっず星空）が収まっていました。しばらく眺めていると、時おり眼の隅を筋がかすめていくような気がするのですが、周辺の星ボシの瞬きのようです。やはり流星を見ることはありませんでした。

October 22, 2009

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地震の前に見た雲

　10月21日（火）朝の雲　昼にあった地震（気象庁）は、岩手・宮城内陸地震（宮城県）の震源に近く、実際この辺りは日頃から地震の多い地域なので、正直なところ「あ、またか」ぐらいの気持ちでした（それではいけないのだろうけど…）。ただ、この3時間半ほど前に見た、奇妙な雲のことを思い出しました。東の空でした。南北に細長い雲が、三本並んでいるのです。真っ直ぐな棒か、あるいはフランスパンみたいな形だったと思います。初めてのことなので、眉間に皺を寄せて「これはもしや…」なんて言ってみたくなるのですが、一度ぐらいで大騒ぎしてはいけないのでしょう。地震の度ごとに、同じことがなければ意味がないのですから。地震雲（ウィキペディア）

October 21, 2009

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雲の上のオリオン座流星群

　オリオン座流星群の放射　月曜の晩には、オリオン座流星群をカメラでとらえてやろうと準備していたのに、零時をまわったころにはすっかり曇り空でした。「見えるかな？オリオン座流星群」キャンペーン（国立天文台）水曜の未明に目が覚めて、軒下から小さい夜空を見上げたら向かいの家の屋根に掛かるようにオリオン座が半分だけ見えました。通り掛った低い雲をやり過ごすと、星空がよく見えます。しばらく窓越しに寝そべって物干し竿越しに眺めてみましたが、流れ星は見られませんでした。屋根の向こうを飛んでいたのかも。代わりに、衛星が一基オリオン座を貫いて飛び去りました。5時をまわって、空がだんだん白んできます。流れ星をカメラに収めるなんて、そう容易いことではないと悟りました。

October 20, 2009

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グッパイ、「スカパー！ペ・ヨンジュン祭り」～ヨン様がはげましてくれる

　『スカパー！Days』 2009年1月号の表紙から　テレビが爆発したのは、「テレビなんか観てないで、早く荷物の整理を始めなさい」というお告げだと、その時とっさに感じたのでした。そしてハードディスク障害は、「古いものをとっておかずに、捨ててしまいなさい」というメッセージであるように思えてくるのです。そこでようやく重い腰をあげ、荷物の整理に取り掛かりました。古い資料類を一枚一枚… 中身を確かめるのには時間がかかります。これは本当に捨てていいのか… 迷いながらの作業は、精神的にも疲れます。～というわけで、ペ・ヨンジュンを表紙に載せたCS放送の番組案内誌も今はゴミ袋の中です。でも… この笑顔には、素通りできない何かがあります。袋の中を漁って、この冊子を一番上にもって来ました。チラっと目を向けるたびに袋の口から笑いかけてくれます。

October 19, 2009

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カチカチと虚しく点滅するアクセスランプ

　LANDISK (HDL-300U)　カラカラッ… とハードディスクが音を立て、アクセスランプが点滅を繰り返すばかりのNAS（ウィキペディア）。どうやら自動修復を試みているのではなく、ディスクからシステムを起動できないので、何度もリトライを繰り返しているだけのようです。この製品は数年前にリコールがかかり、部品を無償で交換してもらいました。ちょうどガタがきていた頃に修理してもらった形になり「これで寿命が延びた」と油断して、バックアップを怠けていました。300GB（ギガバイト）もあるデータのバックアップなんて容易ではありません…というわけで、7年分の写真をはじめ種々の重要なデータを失ってしまいました。

October 18, 2009

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写真を載っけてあるハードディスクにアクセスできない

　LANDISK (HDL-300U)　先日のテレビに続いて、ネットワーク共有型ハードディスクの寿命も尽きてしまったようです。電源ボタンをオフにしてみましたが電源が落ちることなく、赤いランプを点滅させながらカラッカラッ… と小刻みにハードディスクの音を繰り返しています。ひょっとしたらハードディスクが不良ブロックをひとつひとつ修復しながら、自分で復旧しようとしているのかも… そう思って、そのまま様子を見ること５時間。せめて最低限必要なデータだけでも救うために、あともう一回だけでいいから立ち上がって欲しいのですが。

October 17, 2009

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風神

俵屋宗達『風神雷神図屏風』の左に踊る雷神は角が二つ、そして右を駆ける風神は一角なんですね。では、昨日の日記風に…^^^^^節分の豆を求めて八百屋に行ったら大豆がなかったので、一番安い青豆を一袋買って帰った。フライパンの上でじゃらじゃら転がしながら炒っていたら、五、六分してほのかに香ばしく匂い始める。堪らず一つ味見してみると、ほくほくの歯ざわりでサクっと豆がくずれ、口の中にいい香りが立ち込めた。炒り立ては、こんな軟らかいんだ。　こりゃ、うまい。ほくほくのうちに全部食べてしまいたかったが、まずは撒かねば―豆を歳の数に、もう一つ余分に食べると無病息災というみたいだから、今の味見をその「もう一粒」ということにしよう。^^^^^昔は、大晦日に無病息災を祈って豆を食べていたとかで、その当時は数え年だから新年にみんな一斉に一つ歳をとる。豆を一つ多く食べるのは、次の自分の歳の数を、先取りするためだった―とそんなようなこと、先日ラジオで言ってました。

February 4, 2008

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雷神

風神・雷神といえば、俵屋宗達の『風神雷神図屏風』 …俵屋宗達-風神雷神図屏風-（Salvastyle.com）後世たくさんの人たちが模写していますが、実は宗達の絵そのものにも手本があったんだそうです。雷神（ウィキペディア）って、いわゆる雷様（かみなりさま）ですよね。雷様は、鬼なんだと思っていました…角があって鬼の様相ですが、神様であられる。ではありますが、否、だからこそ―鬼は外、福は内そして雷様は雲の上…それぞれに、領分があるということかも。みなさんは、福は～鬼は～、どちらを先に言いますか？

February 3, 2008

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ラテも沁みる

列車が出るまで、まだ少し間がある…改札を出たとこにコーヒーショップがある。何か買って来て、飲みながら行こう。“チャイティーラテ”のトールサイズください。袋に入れて貰えます？カップを手に持って列車に乗るのが照れくさいのもあるが、ここの紙袋がカッコイイので貰うと得した気分なのだ。列車に戻って、袋からおもむろにカップを取り出す。白いキャップの小さな飲み口に、栓をする代わりにプラスティックのスプーンが挿してある。スプーンについたミルクを舐めたらケチ臭いだろうか―まあ、いいや。　どうせ誰も見てない…（カップアイスの蓋の裏についたクリームって、なんであんなに不味いんだ…）数日前に間違って噛み付いてしまった唇の裏側は、まだ沁みるだろうか。昨日の晩も薬を塗ったし、今朝のスープは沁みなかったから大丈夫だろ。おずおずとカップを口元に運ぶ。　あんまりこわごわ口の中に注いだもんだから、かえって痛いところに触ってしまった。あれ、まだ沁みるやー※またちょっと手が空かないもんで二日ほど休みます

January 30, 2008

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ペットボトルのミネラルウォーター500ml入りの価格が

値札には「98円」と書いてあったのに、レジに持っていったら「49円です。」おや？っと思いつつも、しっかり釣りをもらって店を出た。ひょっとしたら、98円は2本の価格だったのか…別の日に、また値札を確かめるが「98円」としか書いていない。98円でもコンビニで買うより安いし…またレジに持っていったら、「49円です。」釣りを51円受け取った。セール中なんだろうか…キャッシャーの登録ミスだったら、とっくに直ってるだろう…そう思って、試しにまた買ってみたら、「49円です。」レジのお嬢さんが笑顔で言う。　これしか買わないの？とか、安すぎやしないか？～なんて素振りは“おくび”にも見せない。いい店だ。　今日は、2本買っちゃおう―「いらっしゃいませ。」　変わらず明るい声だ。「196円いただきます。」あ―

January 27, 2008

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唇の右端ですするコーヒー

今日は日記風でいきます―歯医者に行った。虫歯が深かったので歯を削るのに麻酔を打ってもらったのだが、問題はその後―治療が終わって、その足で昼食を取ったのがいけなかった。魚を食べているのに、なにやら肉の感触がある。　もしや！と舌の先で探ってみると…、唇の内側がぼろぼろになっているではないか。下唇の内側に、思いっきりかぶり付いてしまった…らしい。下あごの半分が痺れているので、噛んでしまってたことにまるで気づかなかった。トイレに駆け込み鏡で見てみると、皮膚に歯型が大きく二つ…その周りが“ただれ”ている。　歯医者に戻って、薬を塗ってもらった。それでも、食後はやはりコーヒーが飲みたい。コーヒーショップに寄った。おそるおそるマグカップから口にコーヒーを注いでみるが、今ごろになって麻酔が切れてきて、沁みる。左寄りに傷があるので、口の右端にカップを当てて、ちょっと右に頭を傾げながら、ずるずるっとすすってみる。とりあえず、こうすればなんとかコーヒーが傷に触らず飲める。変な飲み方をしていることに、周囲の客もだんだん気づき始めた。カップを持つたびに、両隣や斜め向かいの客がちらりと見る。それでも構わない。　食後には、やはりコーヒーだ。家に戻り“うぐいす餅”にかぶり付いたら、きな粉でさえ傷に沁みる。医者からもらった薬を塗る前に、傷口をドラヤーで乾かせと言われた。風を当てていると、唾液が溢れてきて傷口にかかりそうだ。上を向かなきゃ。　あ、唇を尖らせればいいのか。鏡に、ヒョットコ顔。薬はどこだ？　下を向くと、また傷が濡れてしまうぞ。あごをしゃくりながら、目だけ下を見て薬のチューブを探すのだ。薬を塗ったら今夜はもう、何も口にするのは止めとこう。明日のコーヒーのために。

January 26, 2008

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