レビュー#473 DAROL ANGER 《HERITAGE》 97年アメリカ
Headwaters: Shenandoah (America)While Roving On A Winter’s NightAre You Tired Of Me, My Darling?Pretty PollyDown In The Willow GardenHard Times Come Again No MoreLa Ville Des ManteauRise Up, Shepherd, And FollowOh, DeathShenandoah: a quiet place/Golden SlippersTalk About Suffering Here BelowThe Water Is Wide (Scotland)Queen Of The Earth, Child Of The StarsTo The Sea: O Shenandoah! Darol Angerfiddle, actave mandolin, cittern, syn-schmear, bouzouki flangs, per, ferrington violin, cello, clank-g, papoose-g, Chinese violin, zeta violin, pencil-g, voJane Siberry, John Gorka, Dar Williams, Mary Chapin Carpenter, Mavis Staples, Tim O’BrienvoMichael Doucetvo, fiddleWillie Nelsonvo, gMike Marshallg, citternDavid Grier, Russ BarenberggJerry Douglasresophonic-gDavid Lindleyweissenborn kona-g, heel, toeJohn Jenningsg, baritone-g, ambient-gTony Trischka5 string banjoBela Flecknylon 5 string banjoDavid Grismanmandolin, mandocelloTodd Phillipsb, string-bVictor Wootenb, e-b, fretless-bMichael Manringfretless-bEdgar Meyercicada-b, arco & pizzicato-bJoe Cravenper, per, shaker, pots, pan, triangle, big bag of junkAaron Johnstonds-kit, trapsAndy Narellsteel pansPhillip Aabergp, syn-schmearBarbara Higbiesyn-schmear, accordion, p, celtic harpPaul McCandlessoboe, whistle, b-clarinetTracy Silvermanbird biolinTony Elmanhammer dulcimerThe Nashville Lumberyard: Vassar Clements, John Hartford, Sam Bush, Stuart Duncan, Tim O’Brien, Matt Glaser, Darol AngerString Quartet: Darol Anger, David Balakrishnan, Drew Tretick, Barry Phillips よくわからないが、ジョン・レンボーン・グループでの無伴奏混声四重唱が印象に残っている11に釣られて700円で購入してみた。 ジャケにも背中にも「ヘリテイジ」としか書いていないため、てっきりヘリテイジというプロジェクトか何かの1枚こっきりのアルバムかと思っていたがそうではなく、とあるフィドラーのリーダー作品だったのだった。 今年(2006年)で53歳のダロル・アンガーはシアトル出身。本作はメアリー・チェイピン・カーペンター、ウィリー・ネルソン、デイヴィッド・リンドレー等を招いて制作された97年の民謡集。 アンガー氏監修の下、各人とも許される範囲内で自由に演奏しております。 …えーと、ごめんなさい。書くネタが思いつかないのですが。 ジャケからしてフュージョンっぽい音楽なのかなあ、と怯えながら(?)聴いたのですが、遠からず近からずでした。SPIROGYRAを買ったつもりが実はSPYRO GYRAの間違いで、「なんだよー紛らわしいなあ…でもこっちのスパイロジャイラも悪くないんじゃない?」とその後も2枚ほど買った程度で(しかも投げ売り価格)、フュージョンについてはよく知りません。てかそんなに思い入れはないです。 フュージョンな音楽ってほかのジャンルに混ぜて1曲か2曲聴く分には楽しめるけど、アルバム1枚を通して聴くとなると難しいかも。だってトラッド特集のこれだって、まあ初めて耳にする曲が過半数ってのもあるけど最後まで聴くのちょっと疲れるもん。 カントリーっぽい雰囲気や東洋的な雰囲気も持ち合わせているような気もするが(これらも疎いので曖昧表現です)、今の私にとっては重要な作品ではないね。 ちなみに11はインストでした。●1:ポール・クレイトン「ホエーリング&セイリング・ソングス」(56)ドーナル・ハインリー「ゴースト・フィドル・スイート」(2000)●10:ボーイズ・オブ・ザ・ラフ「ライヴ・アット・パシム」(74)●11:ジョン・レンボーン・グループ「ベドラムの乙女」(77)●12:ドリス・ヘンダーソン&ジョン・レンボーン「ゼア・ユー・ゴー!」(65)モーラ・オコネル「ジャスト・イン・タイム」(88)ニーヴ・パーソンズ「ブラックバーズ&スラッシュズ」(99)ワイルド・オーツ「ア・フュー・オーツ・シャイ・オブ・ア・ハギス」(2000)カリー・オバーグ「ハード・タイムス」(2002)人気blogランキングへ