西武台千葉高校へ
今日は何年かぶりに(スタディ・ポートとなってからは初めて)西武台千葉高校に来ました。
塾から11.5km。
生徒の住んでいる地域によっては7、8kmになります。
塾の場所からだと坂東清風高校以外では実は最も近い高校となります。水海道一高や境高よりも微妙に近い。
このところ、当塾からも水海道一高や下妻一高の「現実的滑り止め校」として毎年5名程度は受験しています。西武台千葉+常総学院or土浦日大+水海道一or下妻一という併願パターンが多くなっています。
ただ、以前は学校案内に記載されていた年度別の各大学進学者数が「〜大学など」程度に変わっていて「進学実績の調子悪いのかな。それだと一高の併願としてはどうなのかな。」という考えもあり、保護者に質問された時に答えられるように早起きして出向いてまいりました。
大学進学実績は以前とさほど変わらず、筑波大1名、茨城大2名、東京学芸大1名、東京理科大4名、法政大4名、その他 GMARCHにも一通り合格者が出てはいます。隠すほどのことはないので、きちんと細かな数字を公式パンフレットにもホームページも載せた方がいいと思います。
高校として「教員養成」と「メディカル」を2大プロジェクトとしており、具体的な目標大学として「茨城大学教育学部」、「文教大学教育学部」、「玉川大学教育学部」、「茨城県立医療大学」などが挙げられています。
もともと学費は茨城県内の私立高校に比べると大幅に安かったのですが、「お金」については以下の通りとなっています。茨城県から通う生徒にも適用されます。
今日のご説明では全生徒の75%が就学支援金を受けており、さらに4割弱の生徒が学費全免で通っているということでした。
年収が640万円以下の場合、授業料全額(月額33,000円)免除、年収が640万円〜750万円の場合、18,900円免除(支払い学費は月額14,100円)となっています。
特選コースは特待生(成績により、月額30,000円、20,000円、10,000円の給付)がありますので、就学支援金と組み合わせると「お金をもらって高校へ行く」という状態を作りだすことも可能になるかと思います。
これを大学へ向けての積み立てにしているご家庭もあるそうです。
興味がある人は個別相談会に行ってください。
偏差値が50代半ばから60台前半くらいで「併願」の場合には↓
挑戦として土浦日大。
県立の予行として常総学院。(問題形式、分量、難易度が茨城県立入試と同じ)
現実的な滑り止めとして西武台千葉。(近くて学費その他がリーズナブル)
そんな感じかなと思います。
西武台千葉高校というのは坂東市の東隣の常総市はもちろん、西隣の境町からも通学がなかなか難しいのですが、下総利根大橋(いつのまにか通行無料になっていた)のお陰で坂東市の中心部と西側の地域だけは近距離にあるという不思議な高校です。