【学習指示 中3 英語 現在完了(完了)P80 〜P 83】
中3のみなさん、英語のテキストの80ページです。現在完了の3回目。前々回、前回の継続用法(ずっと〜してきた)、経験用法(今までに〜したことがある)、そして、今回の「完了用法」。これで現在完了は終わりです。
今回の単元も文法練習としては、さほど難しくありません。
だけど、「なんだかごまかされたような気になる」単元かと思います。
いま、休校期間中でみなさん中学校から課題が出ていると思います。
それについて友達と話すときに「課題終わった?」「うん、理科は終わった。あと英語はまだ。」のような会話を交わすことでしょう。
「課題が終わった」って過去形なのか現在完了なのかどっちでしょうか。そんなこと考えませんよね。終わったものは終わったなんだから。
そう、日本語には「現在完了」という時制がないんです。それでみなさん、ここを学習するときに意外と頭が混乱しがちです。
しいて言えば「一昨日、終わった」というなら過去形、「終わっちゃった状態を現在保持していて、あとは先生に出すだけ」というのが現在完了(完了用法)といえるでしょうか。
僕自身は高校入試のときは不安で不安で5教科の細かいところを全部潰してしまったしまったのですが、英語のここ、「現在完了の完了用法と過去形の違い」だけはどうしてもよくわからず、その気持ち悪さを引きずったまま試験に臨むことになってしまいました。
そりゃ、「日本語対応」で考えていたら真面目に考えれば考えるほど混乱します。だって日本語ではもともと明確な使い分けがなされていないんですもん。それを説明してくれる人が誰もいなかった。
すっきりしたのは高校生になってからでした。
ということで、みなさんは付属語句としてのjustとalready、疑問文のyetと否定文のyet、あとはhave gone to とhave been toの使い分けができればこの単元はテストを解くにあたっては問題がないかと思います。
それらをしっかり身につけてください。
yetは必ず単語帳を確認!
大問4を解説します。
They went to Canada, and they aren't
here now.
日本語訳(彼らはカナダに行った、そして、いまはここにいない。)
↓書き換え
They have gone to Canada.
(彼らはカナダに行ってしまった。=現在は行ってしまったという状態にある。)
※参考
They have been to Canada.
(彼らはカナダに行ったことがある。→前回学習の経験用法)