坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

[徒然草] カテゴリの記事

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• 模試と読書

  高1の入学直後に行われた模試の小説文は田辺聖子先生の『ラーメン煮えたもご存じない』からの出題だった。すぐ購入して全部読んだ。それ以降、高校時代は、読書といっても何を読んだらいいかわからないので小説文も説明文も模試の出典になったものを読むようになった。駿台模試あたりになると元の本が難し過ぎて何が書かれてえるのかよく（さっぱり）わからないことも多かったけれど背伸びをしてずいぶんと読んだ。「全体の中のこの部分を切り取って問題に使ってくるのか」というのも興味をひかれた。高校のそばにあった大塚屋さんは小さな本屋だったけれども天井まで本が積んであって不思議と隅の方に一冊だけ目当ての本があったものだ。昔は進学校の近くには付属のように本屋があって1000人に1人くらいは文系にしろ理系にしろ小難しい本の需要というのがあったのだと思う。これは問題集や参考書でも同様で、使う使わないはさておき、あれこれ参考書や問題集を漁るのは楽しみだった。家の近所の本屋との大きな差だった。大学を卒業してからも長年、それぞれ住んだ町で、毎日、必ずターミナル駅の大型書店、住まいの近くの小書店とハシゴしていたのだけれど…。大学時代は編集者になりたかったので週刊誌は週に十冊くらい読んでいた。しかも隅の隅の付け足し記事が好きで。一文字残さず読み切った。風呂読みも習慣だった。いま発行されている週刊誌じたいが十冊もなくなってしまった。週刊朝日、読売、宝石、サンデー毎日、アサヒ芸能、週刊実話、新潮、文春、ポパイ、ホットドッグプレス、メンズノンノ、アンアン、週刊ベースボール、number。今では週刊誌は年に一回、サンデー毎日の大学合格総まとめ特集号くらいのものだ。最近は本屋に行くことさえほとんどなくなってしまい、黒川博行の刑事物と今野敏の『隠蔽捜査』シリーズくらいしか読まなくなってしまった。本だけからしか得られないものがある。特に高校生には本を読むことをおすすめします。

  2024.03.29

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• 英語　仮定法の思い出

  英語においては昨年度からいくつか高校の学習内容が中学に降りてきました。仮定法もその一つです。「もし私が鳥だったらあなたのもとへ飛んで行けるのに。」というやつですね。高校に入ってすぐ担任の先生から1年生のうちに高校英文法のテキスト（当時下妻一高で使っていたチャート式英文法)を読みきってしまうように言われていたので学校の授業とは別にとっつきやすそうな単元からコツコツノートにまとめていっていたのですが、仮定法は最後の最後まで残していました。「すごく難しそう。理解がたいへんそう。」という印象だったのですね。代表例文にあった「If   I   were  a   bird ,  I   could  fly  to   you.」というのに恐れ慄いてしまった。なんで　主語が「I」なのにbe動詞が「were」なん?なにこれ？あとにしといた方が良さそうだわ。ということで仮定法の単元は飛ばして他の単元をやってから最後に戻ってきました。それが中学生に来るとはねえ。感慨もひとしお？。中学で学習するのは仮定法過去（現在の事実に反する仮定）だけです。仮定法過去完了（過去の事実に反する仮定）は高校に行ってから学びます。だから、さして難しくありませんし、受動態や現在完了、動名詞、不定詞のように理解できないと読み書きに困るというものでもありません。語形変化や選択肢などのちょこっと問題でちょこっと問われるだけだろうなと思います。（実際、模試や実力テストでもそのような出題です。）原形不定詞を用いる使役動詞などもそうなのですが、なにゆえ高校英語の木々の一部からこれまた何本かの枝だけを中学生に移動させているのか。意図もよく分かりませんし中途半端ぶりがひどい。私にかぎらず現場の英語指導に携わっている人はみな不思議に思っているのではないでしょうか。それにしても人間も50年以上生きていると「仮定法過去完了」満ち満ちてきます。どんな生き方をしてきてもそうなのではないでしょうか。人生はアドベンチャー。何歳になっても進行形のアドベンチャーではありますけど戻れるなら19くらいからもう一度挑んでみたくもあります。（なぜ16、17でないかというとさすがにあんなに毎日早朝から勉強するのは無理だからです。）

  2023.01.28

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  久しぶりに更新します

  7月以来の更新となってしまいました。いろいろとご心配をおかけしましたが塾業務の方は相変わらず授業の入れ替えごとに机を一つ一つ消毒し、1日1日あれこれ苦闘しながら11月まできちんと進んできました。ブログの方はどのくらいの頻度で更新できるかわかりませんが引き続き宜しくお願い申し上げます。本日はひたちなかで行われた早慶戦120周年記念の「全早慶野球茨城大会」の観戦に行きました。両大学とも野球部、応援団、チアリーダー、楽団がフルメンバーで来県してくれました。西武ライオンズ1位指名の蛭間選手(早大)も間近で見ることができました。早稲田の先発は今年押しも押されもせぬエースとして成長し、秋の東京六大学リーグ戦で防御率1位のタイトルを獲得した加藤君(下妻一高出身、3年)。多くの方はそれほど大学野球に詳しくないと思いますが早大のエースとなるということは、勉強に置き換えると下妻一高の卒業生が灘や開成(の中でもトップクラス)の出身者が集まるゼミに入ってしまい、教授から「うちで一番優秀な学生はこの子だよ。」と推薦されてしまうようなものです。昔と違ってスーパーアスリートが入学しやすくなっているのでなおさらです。現に加藤君の早大の同級生には甲子園の優勝投手や準優勝投手がいるのですが、そのような厳しい環境の中でエースの座を勝ち取りいまや東京六大学を代表する投手となっています。私は下妻一高の出身者が六大学のどこかのエースになるよりは下妻一高の甲子園出場の方が可能性がずっと高いと思ってきました。彼にとって幸運だったのは早稲田の監督が元ロッテのエース小宮山(芝浦工大柏高ー早大ーロッテ)だったこともあるかもしれません。コントロールの良さは投げる精密機械と称された小宮山の学生時代を彷彿とさせますし、また野球の強豪校出身ではないところも共通しています。今年は神宮球場の明治戦で一度ライブで観戦しているのですが茨城で見るのは2019年の夏の大会3回戦対つくば秀英戦(6ー2)以来となります。「昨年夏に続き遅いストレートで好投」とメモが残っています。この昨年夏というのは2018年夏の対藤代戦(2ー3)のことのようです。2019年は4回戦で6ー3で竜ヶ崎一高に敗れています。この試合は観戦できませんでした。このあとで早稲田の入試に向けて勉強を積んだことになるようです。今日は故郷凱旋の緊張からか秋の疲れからか球が全く走らず高めに浮いたところを早い回で痛打されてしまいました。慶應大学の方では2年生、3年生と主力投手として活躍し、順調なら今年のプロ野球のドラフト会議にかかったであろう下妻出身の生井君(4年生、下妻市立千代川中ー慶應高校ー慶應大学)が今年は故障のためリーグ戦でも全く投げることができず残念でした。社会人（日立製作所）で野球を続けるようなので故障を治して都市対抗で活躍してほしいものです。早稲田大学、慶應大学とも茨城県ではたいへんな不人気大学でこのような催しに人が集まるのか、もしかしたら客も50人くらいしかいないのではないか？と心配して出かけたのですが、たいへんな盛況でおおいに楽しめました。慶應のスタンドでも観戦してみたのですが、それぞれの大学のご高齢のOBの方々が歌詞もなく塾歌や若き血、校歌や紺碧の空を歌えるのも驚かされました。私が大学に通っていた1980年代は早稲田の学費が前期21万円、後期21万円の年間42万円でした。(入学金も21万円で初年度納入金は63万円)。イメージと異なり慶應はもっと安くて初年度納入金は60万円を切っていました。当時の下妻一高までのバス代が年間で約30万円だったことを考えると学費そのものはそれほど高くはありませんでした。いまは学費も高いです。大学生の平均仕送り額もバブル崩壊後の1994年でさえ、125,000円なのに対して2020年は82,500円となっています。うちは自営業でしたが、1990年前後はお父さん一人が働いてお母さんは専業主婦が多かった時代です。(私にかぎらず)良い時代でした。早大や慶大どころか一橋や東工大も私の学生時代に比べれば首都圏4都県出身者ばかりになってしまいました。茨城県でこのような催しが行われるとは。。早大側応援席。加藤投手(早大エース、下妻一高出身)チアリーダー、私の頃はイモっぽかったが垢抜けたお嬢さんが多くて驚き。

  2022.11.27

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  お変わりありませんか…？

  一昨日、8年ほど前に通っていてくれた生徒のお母さまより「息子の上司の人から塾のことを聞かれた」とお問い合わせをいただきました。「○○に勤めています。」と言われて、なるほどそんなになるかなあ…と月日の経つ速さを感じました。「先生もお変わりありませんか？」との問いに、しばし沈黙してしまいました。コロナ前までであれば特に変わりもなかったのですが、長く73㎏〜74㎏で維持されてきた体重が僅か2年の間についに82㎏に達してしまい、けっこう変わっているよなあというのを最近ひしひしと感じていたところでした。一つの原因として20年以上ほとんど口にしなかった牛乳を飲むようになったことと、その牛乳でヨークマートに売っているshine &shineのブルーベリージュースを割って飲むようになったことが挙げられます。果実は糖分が多いので要注意なのは承知しています。自分の場合、これまで、食べ物も嗜好品もほどほどで飽きて依存することはないのでそろそろやめるだろうとは思います。以前はジムで週2回ほど1時間歩いていたのですがそれもやめてしまいました。最近は足首の捻挫のため周囲を歩くことも怠りがちです。塾の周りはランニングやウォーキングに適した道路状況なので、きちんとしたトレーニングの格好で歩いたり、走ったりしている人をたくさん見ます。そんな人たちをみると自分が「家ではなかなか勉強しなくて塾では勉強できる人」タイプなのかもしれないと思います。こんな体型になるとは中学3年生のときは想像すらできませんでした。中3のときは160センチ前半で体重は50キロ半ばだったと思います。男子生徒の中には卒塾する頃に塾の玄関前で並んで「あれ？こんなにでかかったかな。」と驚くことがままあるのですが自分の場合もヒョロリと高1で173、高2で177くらいまで伸び、体重は全く追いつかず60㎏弱くらい。そのあと20代半ばから長らく180センチ65㎏前後でしたが塾を始めてから体重は微増を繰り返し、70㎏台に、そしてここ2年で激増とあいなりました。やせないと！43年前に購入したダンベル（鉄アレイ）を再び手に。朝、夕、走っていたほかに毎晩トレーニングしていました。勉強は続かないのにトレーニングは続きました。子どもの頃より重く感じる。

  2022.04.11

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  ワクチン　３回目

  コロナワクチンの３回目接種を受けてきました。もともと単位時間あたりの予約枠が15と少ないのですが、いつまでも埋まらず余裕で申し込めました。この日の最終回ということもあるかと思いますが２回目と比べると閑散としていました。5時からだったので駐車場の車の中で待っていたら4時半頃には「5時からの人もどうぞ」ということで予定時刻より早く射てました。抗体価はモ・モ・ファよりもモ・モ・モの方が高くなるようなので今回もモデルナ。といっても高い数値が維持されるのはせいぜい4週間のようです。寒い雪の日の夕方でしたが皆さん親切で助かりました。

  2022.02.11

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  高校の制服

  更新が空いてしまいました。 秋色が濃くなり私も（例年より）緊張を強いられてきました。 茨城統一テストの数学、各生徒の出来不出来を見ながら「あっ、なるほど、こういうことなのか。」と腑に落ちたことがあり、それについてあれこれ考えているうちに何日も経ってしまいました。 やはり県立入試数学に限っては問題適性が大きくモノをいいそうだと強く感じました。 その話は改めてします。 その前に別ネタを1つ。 ついに下妻一高の女子の制服が変わるらしいです。（下のようなブレザーにネクタイとなるようです。スカートにチェック柄！） 現生徒のみなさんが着ている制服は私がまだ子供の頃、親戚のお姉さん方も着ていたので確認できるところ60歳過ぎのあたり人が下高生だった頃から約50年も変わっていないことになるはずです。 まあ、そろそろ頃合いなのではないかとは思いますが感慨深いですね。 現在60歳の下高OGに聞いたことがあるのですが、その年はじめて入学者における女子の数が315名中50名を超え、新入生を迎えて先生の第一声が「これで一高も終わったな」だったそうです。 ひどい偏見ですよねー。いま中学生に教えていて学力に性差を感じることは全くありません。 これは推測に過ぎないのですが、女子の制服は昔々女子比率が少なかった時代に「テキトーに作っておくか。」てなもんで、街の服屋さんにデザインなんかも全て投げて、それが延々と現在に続いているのではないかと思います。 （現在の教室風景、学校パンフより） 廊下の窓から後ろの黒板から雑然とした机の並びまで何十年も何も変わってなくてデジャブ！ 在学中。約40年前。教室は何も変わっていないものの前も後ろも横もズラリと野郎ばかり。 当時、大流行していた「睡眠学習」です。 大丈夫です。きちんと睡眠していた人はそろって校長先生や教頭先生になっています。 起きて授業を聴いていて旧帝大なんて行った人ほど苦労しています。 女子は固まらざるをえなかった。体育の授業も一緒。サッカーの授業にも混じっていました。ラグビーはどうしたっけかなあ。。男子は年間を通じて体育の授業とは別に柔道の授業があってその時間に女子は家庭科をしていたと記憶しています。 理系クラスになればなおさら数えるほど。 みな現在の中学生の保護者の世代より上でしょう。 乙女もみなおばさんに。。時の流れは厳しい！ ついにこの野暮たい黒ジャケット、黒スカートにサヨウナラ。。（写真は修学旅行の大山参り。松江城〜大山〜鳥取砂丘〜姫路城〜神戸という近隣高校とは全く異なる異色ルートだった。たぶん私の学年だけ。） 制服改変はすごく大きな節目ですね。 次は校歌でしょうかね。 変わる前に一度甲子園で聴きたいものです。 「昔、男子（おのこ）は眉上げて、天下に敵すと誇りけり…。」（←5番の歌いだし）

  2021.10.16

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  虹🌈

  中3の授業のあと教室の外に出てみたら。。 ほんの一瞬。 たが。

  2021.07.27

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• 茨城県　ワクチン大規模接種

  茨城県のコロナワクチン大規模接種を古河会場で受けることにしました。　 モデルナ製のため接種間隔が4週間、第1回目が7月12日、第2回目が8月10日になりました。　 そもそも初めは全く接種するつもりはなかったのですが考えが変わりました。 東京オリンピックを行わず、入国管理をしっかりと行えばこのまま鎮まっていきそうな気もするのですが。。 デルタ株と「ファイザー、モデルナ」との追いかけっこになりそうです。 マスクから解放される日はいつになるのでしょう。 学校の先生も感じているのではないかと思うのですが生徒の顔全体の表情が見えないのはあまりにも不自然です。

  2021.07.01

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• 30年前・30年後

  今年は2021年です。 進学・就職するにあたって何がいいか？ 働く年数が約40年間だとすると30年後は見通したいものですが… そもそも30年後の世界における日本の位置というのも全く不明です。 私が中学生の頃の岩井市には全国屈指のテレビ工場があり、多くの人がそこで働いていました。工場の跡地がヨークタウン、社宅の跡地がしまむらです。 岩井の中学校や小学校にもその関連で他所から来た生徒がたくさん通っていました。 現在、テレビをはじめ、みなさんの家庭の家電はほとんど外国製です。 当時はまだ空洞化の兆しさえありませんでした。 コロナが流行し、30年後どころか1年後、2年後に何がいいかさえよくわからないと痛感しています。 私の同期の航空会社や観光関連の仕事の人たちはつい2年前には「いかに東京オリンピックで押しかける外国人を上手く捌いて大儲けするか」ということで頭がいっぱいだったわけで、CAさんの仕事が激減して、量販店の店頭やコールセンターに出向になるとは誰も思っていなかったでしょう。 ということではありますが、参考までに、30年ちょっと前、「どういう選択が正解だったか？」（もちろん各個人にはいろいろありますが全体的にいって）ということを検証してみたいと思います。 商社→9大商社が6社に。 三菱商事・三井物産・伊藤忠、このあたりを選択した人は報酬も地位も卒業時に思っていた通りになっているはずです。 金融→元の名前を留めている会社はほとんどありません。 個人的に一番損をしたなと思うのは都銀各行よりも頭1つか2つ入社難易度が高かった長信銀や東京銀行の人たちかなという気がします。 興銀（日本興業銀行）や東銀（東京銀行）は特に難しくて、成績の良さ、所属ゼミ、育ちの良さの三拍子揃った人が多かったように思います。 もともと能力の高い人たちなので外資系に転じたり楽天の三木谷氏のように起業したりしている人もいますが個人の才覚しだいになってしまいました。 異色のコースとしてはタレントの林修先生のように東大→長銀（日本長期信用銀行）→予備校講師のような人もいます。 地銀は年齢的に「ギリギリ逃げ切り」というところかと思いますが、今後は厳しいかもしれません。 医師→仕事は激務でしょうが報酬や社会的地位はほぼ卒業時に思った通りでしょう。昔のように「ふんぞりかえって威張りまくっている人」は激減したように思います。 歯科医師→歯医者さんはどうなんでしょう。最近、高校の進学実績で歯科大を見ないのですが、私が高校を出る頃は「家が金持ちで理系」の人たちは親が歯科医かどうかはあまり関係なく私立の歯科大進学というのが少なくなかったと思います。私が子どもの頃の歯医者さんというのは予約を取るのが困難極まりないほど繁盛していました。現在は私の通院しているところは混雑しているのですが、どこもここもということではなく「混んでるところは混んでる」という状態のようです。都会だと診察時間が夜集中というまるで学習塾のような歯医者さんも少なくありません。 メーカー→こちらはもともと典型的な終身雇用の「日本型経営」のところがほとんどでした。卒業時の勢いを保っているのは自動車メーカー（一部を除く）くらいのものでしょうか。ただ日本の会社が強いと思うのは東レだとか信越化学だとか富士フィルムだとかTDKだとか（数えればキリがない）常に新しい境地を開いていくところも少なくないことです。写真のフィルムやTDKが作っていたカセットテープなんて見たことのある中学生はいないでしょう。 電機は多くの工場が海外移転してしまい、生活設計が変わった人は少なくないと思います。 私自身は全国各地の岩井のような僻地に配属されることを怖れてメーカーにはいっさい興味を持ちませんでした。 マスコミ→石を投げれば早稲田に当たると言われるマスコミです。ネットの発達で社会的影響力がかなり小さくなりました。新聞にしろ雑誌にしろ売上は激減していますが給与は相変わらず高いです。今後の就職先としてはどうかとは思いますがこちらも私の世代は地方の支局長くらいにおさまって「逃げ切り」なのかなと思います。 その他にも教員はどうか、公務員はどうか、女性はどうかなどあるかと思いますが長くなるので、そちらについては稿を改めることにします。 あと私自身はかなり特殊で珍しい仕事をしていたので自分が何をしていたのかについては省かせていただきます。悪さをしてやめたりしたということでは全くなく、塾をすることになったのは（格が違いすぎるとはいえ）林修先生と同じく偶然の成り行きです。 大学を受ける時点では共同通信あたりに入れればいいなと考えていました。大学在学中は集英社あたりでファッション雑誌の編集者になりたいなと思っていましたが、いずれも、あまりの難易度の高さに断念しました。

  2021.05.21

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• プロ野球　持丸監督おめでとう　指導者かくありたい

  このブログを長く読まれている方なら、私が高校野球の地方大会マニアなのはご存知かと思います。 ただこのところ、やや興味が薄れています。 というのも有名校のみならず、さほど実績のない高校へも中学の「硬式野球クラブ」から大人が介在するカタチでしか入学できない傾向がここ数年で一層強くなってきたので、地域色、郷土色という点では面白みが減ってきました。 大きな中学校でさえ、昔は花形だった軟式野球部が成り立たなくなっているようです。 野球のプレー人口が全体としては著しく減少している原因がこれだと思います。 敷居の高そうな組織に相当な覚悟を持って入らないと野球そのものをする機会がありません。 中学の部活でやってみて、ちょっと上手かったから、高校で本格的にやってみるかというわけにはいきません。 先生の部活負担の軽減から「スポーツ活動の外部化」という声が強まってきていますが、外部の指導者は学校生活についてはほとんど考えません。 あまりに成績が悪いとさすがにとってもらえないので通知表をほどほどに整えてほしいという程度です。 その一方で昨年から25年ほど全く興味を失っていたプロ野球を衛星放送でよく見るようになりました。 きっかけは阪神の大山選手（千代川中軟式野球部→つくば秀英→白鴎大→阪神タイガース不動の4番）なのですが、阪神戦を見ているうちに他の試合も観るようになりました。 高校入学時点で全国への野球留学が当たり前の中、高校も大学も最も近くのところというのも好感を持てます。 プロ野球には一昨年まではチーム順位も選手名も全くわかならいほど興味を失っていたのですから不思議なものです。 そんなふうに興味を持って見ていたところ、昨日は確率的には奇跡的なことが起きました。 パシフィックリーグの3試合の勝ち投手が全て元竜ヶ崎一高監督（現専大松戸監督）の持丸修一氏の教え子だということです。 ロッテ美馬（藤代）、日ハム上沢（専大松戸）、ソフトバンク高橋礼（専大松戸）。 持丸監督は竜ヶ崎一、藤代、常総学院、専大松戸と異動されていますが、常総学院時代を除けば、なかなか甲子園に出られませんでした。（専大松戸ではようやく今年のセンバツに出たものの初戦敗退） 常総学院のときは甲子園には出るものの一回戦負けが続き解任されています。 甲子園通算4勝9敗。 70歳を超え、指導歴も50年の監督としては見劣りします。 甲子園では勝てない監督といえます。 しかし、プロ野球選手になることの難しさ、その中で一軍選手になることの難しさ、先発ローテーションに入ることの難しさを考えると、1日3試合しかないパリーグの試合で昨日起こったことは奇跡としか言いようがありません。しかも昨日は持丸氏の73歳の誕生日だったとか。。 美馬投手は公称169cmとプロ野球の投手としては極めて小柄（高校時代は失礼ながら身体のサイズは中学生並みだった）、上沢投手も中学時代は松戸一中の野球部で控え選手だったようです。高橋礼投手も現在では珍しい下手投げの投手ですから指導は難しかったのではないかと思います。 どの投手も野球名門校の監督が「ぜひとも」と欲しがるようなタイプとは思えません。 どうしても塾に置き換えて考えてしまうのですが、灘や開成でもない普通の公立中学校の生徒に素質を見出し、将来を見据えた指導をして、さして名門でもない普通の公立高校から何人も東大の理科三類や文科一類に入ってしまうようなものです。 甲子園で何度も優勝するのも名指導者かもしれませんが、将来的に大成する選手を育てるというのも指導者冥利に尽きるのではないかと思いました。

  2021.04.18

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  美味！

  保護者の方からいただきました。 朝採れ完熟の「いちご大福」。 岩井の「創作和菓子　すずき」さんの名品です。 写真だとなかなか美味しさが伝わらないのですが、日本全国の銘菓を食べている私の辛口評価でも甘、甘の高得点をつけざるをえません。 抑えた餡の甘み、上品さがいちごの甘味を引き立てます。大福の舌触りも絶妙です。 唯一の趣味である旅も飲食も封じられているいま、銘菓を食べているときが至福です。

  2021.01.21

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• 徒然…

  平日午前11時頃のマルエツで、あるいは午後2時頃のヨークベニマルで大きなマスクに眼鏡、フードまたは帽子の不審な長身の男を見かけたら、それは私です。（遠近両用のコンタクトレンズは授業の時だけです。） できるかぎり人の少ない時間にスーパーでブラブラしています。カゴの中は覗かないようにしてください。今川焼、シュークリーム、モンブラン、チョココロネ…そんなものが並んでいてもけっして笑わないでください。 塩辛、明太子、イクラ、あん肝…そんなものが並んでいてもけっして注意しないでください。 しめじと椎茸とエリンギが並んでいても「なぜそんなにキノコばかり」と詮索しないでください。 エリンギにアスパラと思っても今日は国産のアスパラがありませんでした。その分、バターの摂取量が減りましたが。。 ちゃんと痛風の薬と高脂血症の薬は飲んでいます。 尿酸値やコレステロールは肥満や運動と関係があるかのように言われていますが181cm、76kgでほとんど運動をしない現在だけでなく、63kgで大学を出たあと草サッカーに明け暮れていたころからすでに尿酸値もコレステロールも高かったです。 意外と痩せていてもコレステロールが高い人は多くて、何年か前の宴席で「俺も」、「俺も」と告白されて驚きました。「そんなん、無理して運動せんでも薬飲めばええやん。」との一言がきっかけで薬頼みになりました。コレステロール値が下がるにつれ瞼の上の脂肪もいつのまにか消えました。 岩井はスーパーが多いのか、少ないのか、年末にヨークベニマルに行ったら駐車場にぎっしり→入店せずに退散、マルエツも見たことのないほどの駐車台数。（タップスイミングの前まで駐車されているのは久しぶりに見ました。昔、映画館があった頃以来かも。）こちらも入店せずに退散しました。 仕方がないのでコンビニに移動し買い物をしていたら、車にドドンと当て逃げされました。（ヤレヤレ）。幸い、警察の配備連絡に引っかかる前に「なんか、かすったような気すんだあ」と戻ってきてくれめんどうなことにはならずに済みました。 それでトヨタにて修理の見積もりとって保険会社に電話をしたら「現在、在宅勤務になっておりますのでのちほどかけ直させます」とのこと。担当の方のご自宅から電話がありました。背後の家庭感が不思議な感じでした。茨城県もけっこう在宅すすんでるのねとビックリ。 日本橋に勤めている弟に聞くと「都内の電車の混雑はほとんど解消されていない」とのこと。 むしろ、飲食店が閉店または8時までの営業のため、これまで数時間に分散されていた退勤時刻が6時過ぎに集中してしまい、以前にもまして混んでしまっているとの話。午後9時半頃に乗れれば密が避けられるのにドトールなどのコーヒー屋さえ全て店じまいしているので居場所、待ち場所がないようです。 いろいろな施策もあっちが歪み、こっちが歪みで、うまくいかないものですね。 規制がかかっているので、かえって、特定の場所の特定の日や特定の時間にはとんでもない混雑になってあとはガラガラです。 昨秋の筑波山も屋外ならいいだろうと人が集中、駐車場まで辿り着くのに大渋滞、登山を始めるのもしばらく待たないと登り出せないという珍現象だったようです。むしろこれなら屋内の美術館とかの方がいいのではと思いました。 秋には全くコロナ感染がない地域だったので、常陸大宮（旧山方町）の「湯の澤鉱泉」に日帰りで何度か行っていたのですが、県北の方もちょっとやばくなってきたでしょうか。まあ、ここでも他に誰かが入浴してくるとさっさとあがっていました。ビニールのゴミ袋を持っていって脱いだものはその中に入れて脱衣カゴにはけっして触れないようにしました。湯の澤鉱泉は料理もとても美味しいので行けるようになったら泊まりたい場所です。どれだけ先になるのか。。 県からの給付金は県の個人事業税で通帳の上を通り過ぎただけでしたが、あまびえ協力金が3万円出たのでアルコールの業務用特大をたくさん買いました。 コロナの前はウェルシアの岩井店でアルコールジェルを買っているのなんて私くらいのものだったのですが…。 個別指導のところは別ですが、私のところにかぎらず教室授業のところは、ほとんど生徒が喋りませんし、食事もしないので、換気ができるか否かは物件によるでしょうが、生徒間の距離さえとっていて、接触部分の消毒がきちんとなされていれば学校に比べても危険は少ないと思います。 春先はわからないことが多く最も安全サイドに立ってほぼ全休してしまいましたが、振り返ってみればあの時期、学校はともかく塾はかなり安全だったのかもしれません。ただ、あの頃はマスクと消毒液がなかったので判断は間違っていなかったと思います。 学習は2ヶ月休んだにしては、3年生もさほど影響を受けていないように思います。（本来中心となる学年なのに部活、修学旅行など行事がカットされたことの精神的な影響の方が心配、けっこうやるべきことをやれなかった目に見えない影響がジリジリきてる感じを受ける） 2年生は当塾の成績上位者に関してはむしろ長い自習期間があってかえって学力が高まっているような気がします。2年の春なんてアンちゃんたちにとっては一番ガチャガチャする時期なので引きこもって勉強に集中できたのは大きい。 1年生はこれは当塾とはいはず他塾とはいはず、全国的にも、のちのちに深刻な影響を及ぼしかねない休校だったということになるかもしれません。「中学校の学習とは」という初めの部分が抜け落ちているわけですから。徐々に取り返していかないと。

  2021.01.14

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  蜜柑

  塾の敷地内、青空と蜜柑。 植えたのは8年前だったでしょうか。 数年は全く実らず。 その後、1年につき2、3個成りだすも食べられるレベルではなし。 このところ随分と成り出しました。 売り物にはなりませんが、ライトな味で自家用に食べるのには十分です。 北関東から福島がいまのところ北限のようです。

  2020.12.10

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• 自分の行動　今年のこれまで　その他あれこれ

  県南西部のいくつかの市に外出自粛要請が出ました。 先週後半には「茨城一番」割という旅行キャンペーンの開始を知事が記者会見で発表していたほどなので急に状況が変わりました。 医療機関の状況をみると楽観なんて全くできませんが、この週末も好天のようですし、寒さもさほどではないので、要請に従う人も少ないように思います。 イベントが取りやめになるくらいでしょうか。 茨城県というのは県民紙のシェアが他県に比べると極端に小さく、県民テレビもないので周知されにくいですね。（うちはNHKの茨城も入りません。）。知事の会見もネットでしか見られません。 みなさん、今年ここまでどんなふうに生活が変わったのでしょうか。 たとえば自分の2月末から11月下旬までは以下の通りです。 一度も電車に乗っていない。（高校1年以降で10カ月近く電車にのらないのは初めて） 一度も東京に行っていない。（これも高校1年以降では初めて） 日曜日はほぼ出かけない。ホームセンターに塾の備品や消毒用品などを買いにいくのも主に水曜日。 外食は一人飯でうどんを2回、鰻を2回。 月に1、2度行っていた日帰り温泉（スーパー銭湯）も全く行っていない。 コンビニに行く回数が激減、スーパーに行く回数が激増。（コンビニは出かけた先で弁当を買うくらい。） 現金使用が激減、カード支払い回数が激増。 毎年、1回、2回と会っていた人たちとも会っていません。 zoom飲み会は何度かやりました。これは予想外におもしろかったです。意外と話は弾むものですぐに所定時間が来てしまい、そのたびに全員が入り直さなけばならないのは面倒くさかったです。ただ上手く成立するのは6人とか7人とかのほどほどの人数、昔からよく知っている人、リアルな顔と身体がイメージできる人に限定されるかなと思いました。 飲み会だからいいので学習に利用するのはやはり無理があるように感じました。 遠出は避けられない仕事での外出と県の運転免許センターに行ったのを除けば、日帰りが3度。 竜神峡、筑波山、銚子。 筑波山は平日なのに激混みで驚きました。 高尾山やキャンプ場もそのようですが、近郊、屋外というところは意外と「特需」があったように思います。 ただ全てコンビニ弁当で何も買い物もしていないので経済効果はぼゼロです。 GOTOトラベルは10月の初めに群馬県の北部地域は全く感染がないことを確認して一度利用しました。ただ、ここも昼飯はコンビニ弁当です。 10部屋程度の旅館で朝夕部屋食なので他の宿泊者とは顔を会わせませんでした。 換気と消毒はくどいくらいになされていて、随分と余計な労力だろうなと思いました。 私にかぎらず泊まる方も泊める方もとても気をつけていて、このまま回復軌道に乗ったように思ったのですが…。 先週、発表した茨城県の「日本一位」割の旅行キャンペーンも県庁の中で企画を練っていた時期には「問題なし」だったのだと思います。 9月や10月はじめについては、東京の人は予約が難しく駐車場も東京のナンバーは少なかったです。北関東道や圏央道があるせいか、茨城県のナンバーもけっこう見受けられました。 私見ですし、東京都民の方には申し訳ないのですが、やはり東京発着を「可」にしたのも、状況悪化の原因の1つに思います。 他に変わったことといえばテレビのニュース（特にNHK）を見なくなったこと、休みの日にプロ野球の阪神戦をBSで見るようになったこと、YouTubeのプロ野球チャンネル（デーブ大久保チャンネル、片岡篤史チャンネル、高木豊チャンネル）を見るようになったことでしょうか。有益な使い方とは思いませんがこれに費やしている時間は多くなってしまいました。 相変わらずなことといえば受験指導の楽しみと苦しみでしょうか。 問題傾向の激変があり、今年は生徒たちの学校生活や時間の流れも例年と違うのでより一層たいへんです。

  2020.11.28

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  80's 為桜学園🌸

  最近はなかなか文章が書けなくなっておりまして、かわりに80'sの下妻一高の思い出写真を載せてみたいと思います。 野球応援。 83年夏の大会準優勝（あと1勝で甲子園）。88年夏の大会準優勝（あと1勝で甲子園）。その他の年も何度も上位進出。 応援団は現在と違って女性が0でした。バスの汗臭さが半端ではありませんでした。第3試合のようなやや遅めの時刻にバケツの水をかぶると乾かなくて困ったものです。 赤い鉢巻に下駄は現在と変わらないかと思います。 太鼓。神社にあるような年季の入った皮の太鼓でした。いい音が出ました。 体育風景。そりゃもうどこの高校も伸縮性や吸汗性を備えたジャージになっていましたよ。 しかし、われわれは大正時代？（よくわからないですけれど）以来伝統の全く伸縮しない「為桜服」という独特の体操着を着てJUMPして「イオー、イオー」と鳴く「為桜体操」というのをしていました。少し足を開いただけでズボンのケツがビリリということが何度も。 弓道部はいまもあるようです。高校に入ったら全く新しいことに挑戦してみるのもいいかもしれません。 正門の脇、現在の学塾「ヴィッセンブルク」さんのところには駄菓子屋さんがありました。 私の在学中に県から偉い校長先生がやってきて正門の拡張工事をしたのですよね。現在の部室が完成したのも80年半ばです。 とにかく一年中工事ばかりしていました。 だいたい、どこの高校にも（小学校にも）、帰りがけに菓子パンを買う、あるいは部活の合間にコーラの大瓶を買うお店があったものです。 小さな子どもの頃から社会人になっても真っ直ぐ帰らずに寄り道ばかりしていました。 正門脇のパン屋さん。 そば清。 「なぜ、高校生がそば屋？」と思われるかもしれませんが西門から上町の方へ出てきたところにあったこの店で蕎麦を食べたことのない男子はいないでしょう。（個人の感じ）。月に4杯として卒業までに100杯くらいは食べたかな。辛い（しょっぱい）ので水が欠かせませんでした。

  2020.10.09

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  意見の相違

  今はどうかわからないのですが僕が就職した頃は「仕事の相手先で宗教と政治の話はするな」と指導されました。同じような経験をした人は少なくないと思います。 今度はここに「コロナの話」が加わってくるかなという気がいたします。 もう15年以上にわたり例年9月に実施している飲み会を今年はオンラインを使って日曜日に7人（その子どもたちもふくめると10人くらい）で行ったのですが、「対コロナ」については各個人でかなり温度差があることがわかりました。 これまでSNSやマスコミの論調を見ると、なんとなく、右寄りの人は「コロナはただの風邪、検査なんていらない論」、リベラル系の人は「PCR検査積極推進論」かと思っていたのですが、意外とそうでもないように感じました。 Ａ君の奥さん（夫婦とも大学の頃からの友人）は4月に37度半ばの熱が続き、毎日保健所に交渉したもののいっさい取り合ってもらえなかったそうです。 「あんなに取り憑かれたように詰め寄っていたなんて私の方がどうかしてたのかな。」と言ってましたが、全くそんなことはなく、行政の欠陥です。 一方でＢ君のように3月から一度もブレることなく一貫して「コロナはただの風邪」ととらえて自粛強制で人の出足が全く途絶えた時期でも普通に町を出歩いて映画を見たり趣味の写真を撮って回ったりしている人もいました。 彼は脳梗塞経験者なのでほんとうはコロナに最も注意しなければならないはずなので、そう言おうかと思いましたが、踏みとどまりました。 驚いたのは私ともう一人の自営2人を除く勤め人の5人は未だにテレワークで週に2度程度出勤という態勢が続いていることでした。 日本橋で働いている弟に聞いたところだともう地下鉄はコロナ前と同じ混雑、界隈で働いている人の数もコロナ前と同じ、レストランも夜の会食は減少しているものの昼のランチは前と変わらない（ランチの値段が上がった）ということだったので意外でした。 20歳前後の若者たちは学校が休講でも普通に部活動はあり、夜の飲み食いも変わらないようです。飲み会の途中で一人の若者はリアル焼肉に行くとのことで退席、もう一人の若者も彼女と食事のため退席。（なぜ大学だけが休講かという批判があったようですが大学生の生活様式を最も知っている大学当局としては慎重にならざるをえないんだろうなと。） でもみな「1年生じゃなくてよかったー」と言ってました。1年生は辛いですね。その一方で「就職がとても不安だ」とも。会社の偉い人になっているＡ君も「確実に厳しくなるよ。」と断言していました。 結局、5時から11時までグダグダと話はつきることなくオンライン飲み会そのものは楽しかったのですが、やはり最後は「リアルで飲みたいね」ということでお開きとなりました。 このシルバーウィークは関東も関西もあちこちで歴史的渋滞が発生しているようです。 3月20日からちょうど半年、そろそろ限界というところだったのでしょうか。 これで2週間後、3週間後にたいして感染者数が増えていなければ「マスクの有効性」が証明されるかなと思います。 自分が学生の頃はマスクといえば不良の代名詞でこれに「長いスカート、ペチャンコ鞄」といえば三拍子そろっていたものだよね？という話をしたところ、実は端境期だったらしく横浜あたりではスカートは短い方向に切り替わっていた時期だったそうです。そうだったのか。 「スケバン刑事」 受験を仕事としている自分としては、秋に4月と同じ状況になることをたいへんに危惧しています。 9月末は外出予定だったのですが予約を取り消しました。 やはりどこもガラガラで東京を除けばコロナが減少していた9月の上旬に動くべきだったか。振り返れば北海道も札幌を除けばほぼ完全に鎮静化していたし、GOTOを使って群馬の個室露天でも行けば（半額ならさすがに安い）安全は問題なかったはずでした。 「勘の鈍さ」、「判断の鈍さ」に脱力。 しばらくはまた近隣さえ出かけずに注意しなければならないでしょう。3月からスーパー銭湯も整体も行けていないのですが引き続き封じられそうで精神的にかなりキツイです。学校や保育施設、老人施設の関係者、医療関係者なんかは同様なのではないでしょうか。 塾では引き続き全部の机の消毒、取ってなどの消毒を授業の入れ替わりごとにやっています。（なにごとも習慣化すると苦にはならないものです。）机に残っている膜はアルコールなので心配しないでください。2年生はマスクが不十分で塾内でも不必要に動きまわる人もいるのでご家庭で注意願います。

  2020.09.22

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  過暑！

  本日の玄関前、気温計が47度を超えました。 古河市は昨日、史上最高気温を記録したようです。 坂東市は気象庁の観測地点でないようですが、もしかしたら全国上位を争えるかもしれません。 毎年、「激暑」と言ってはいるのですが、今年はとりわけ「酷暑」に感じます。 日中のエアコンは限界最低温度、最強にしています。 さすがに夜間だとそれでは寒くて調整します。 来週から塾は夜授業になるので、室内温度はなんとかなるでしょう。 換気が欠かせない状況で部活を含め通常日程に戻る学校は大丈夫でしょうか。 常識がどんどん変わっていきます。 現在の中学生が中学生の子どもを持つ頃には観測気温が45度以上になるのでしょうか。

  2020.08.21

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  歴史　大正〜昭和

  昨日の3年生は歴史の大正〜昭和初期まで学習しました。 教科書が教えるイメージとしては、この時代は暗黒の全体主義、国家総動員法に基づく「欲しがりません、勝つまでは。」、「贅沢は敵だ。」となってしまいがちですが、ほんの一時期、たいへんにお洒落な時代が存在していたことを知っておいてほしいと思います。 そして、このあと国民全体に窮乏生活が強制されるようになります。 為政者というのは「支配」を望むのが常です。（現代の理想型は中国でしょうか。） 気をつけていってほしいものです。 　 都会にかぎったことではなく田舎でも下妻の三道地などスーツを着て日傘をさして歩いている美男美女の写真が残っています。 『モダンガール大図鑑　大正昭和のおしゃれ女子』（生田誠著）

  2020.07.22

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  年中行事

  社会の「公民」では、このところ「年中行事」というのが太字ゴシックの重要語句になっています。 生徒には「どうせ、こういうのは出ないから。」と軽く扱っていたら入試や模試でも最近ちょくちょく出題されるので驚きます。 さきほど久しぶりに実家に行ったら老母に「赤飯持ってくか？」と言われたのでちょこっとだけもらってきて授業前に食べています。 もともと、今日、7月15日から25日が岩井の町中の人にとっては八坂神社の祭礼期間で、子どもの頃はたしか15日に子ども神輿をかついだものです。24日は山車をひいていたような（こちらはぼんやりとした記憶）。 通りのところどころで休憩をはさんでは縁台にスイカを出してもらったりしました。 いまでも本町、仲町、新町という区分なんでしょうか。授業以外は引きこもっているので何も知りません。 市役所の前の通りは東横町、交差点を渡ったところからは西横町で小学校（市役所の隣が小学校だった）帰りの寄り道にはことかかなかったのですが、ほとんど店も見当たらなくなりました。 ちなみに京都の祇園の人たちも祇園祭りの最中は胡瓜を食べないそうですが、昔から岩井の町内の人たちもお祭りの最中は胡瓜を食べませんでした。 給食センターではそんなことを気にせずに昼食を作ってきてしまうので、サラダに紛れ込んでいる胡瓜をうっかり食べてしまうと「あっ、おめー、胡瓜食ってんじゃねえよ。」とか「こいつ胡瓜食っちゃったよ。」とみんなから指摘され、ちよっと苛められて「やべー、やべー。」となったものです。 10日間、胡瓜を食べないので、「岩井のてえらは（人たちは）胡瓜食えねべから」と在方の人たちがどっさりと「ウリ」を持ってきてくれたのですが、自分にとってはこれが不味くて仕方ありませんでした。 あと食べないのが鰻とスモモですかね。あれ？スモモってそもそもなんだっけかな。 鰻は祭のあとの土用の丑の日を待っていた覚えがあります。 「日本の伝統」とか「年中行事」というのが「グローバリゼーション」とか「多文化社会」などとともに教科書の前の方に書いてあるのが僕らの中学時代の公民の教科書との大きな違いです。 僕らの頃は「戦争放棄」と「民主主義」ばかりだったような気がします。 お祭りのお祝い。 こちらは昨年7月の京都。 誕生日が７月の初めなこともあり、自分の中では7月〜6月で1年間、また1年の上半期、下半期という感じもありで毎年7月に京都の南端と北端の神社にお参りにきてるんですよね。今年は行けませんでした。 祇園祭りにちなんだ料理。

  2020.07.15

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• 2020年4月19日の県南風景

  3月の3連休は家でじっとしていました。 社会倫理を守ろうとかそういったことではなく、前日の専門家会議の尾身副座長の曖昧な会見をみて「本当は危ないと思っているのに政府に忖度してはっきりいえないのだな」と思い、危険を感じたからです。 一方、昨日は政府からも県からも強く外出自粛の制限が出されていました。 非倫理的な意図は全くなく銀行に入金しておかないと引き落としが危ない口座があって県内には土浦しか支店がないので、圏央道→土浦、土浦市内、霞ヶ浦→354でつくばを通って帰路というルートでドライブをしてみました。（土浦以外では車を降りていません。） 圏央道はなぜか反対車線はそれなりに台数が多いのですが、こちらから常磐道方面は前後ほとんど車がありませんでした。例年なら「ネモフィラ行ってみっか。」という人も多いと思うのですか、水戸の方に走ってもあまりおもしろいことなさそうですからね。 ただ車の周辺のバイクの人には気を使います。 土浦市内はいつものこととはいえ、閑散の極みでした。 霞ヶ浦。川口運動公園（土浦市営球場）のところです。 本来なら高校野球の春の大会が行われている季節です。敷地内は立入禁止。使い道が失われた球場は新装したばかりの新しさがかえって試合の行えない哀しさを際立たせていました。 初めて知ったのですが、ここは霞ヶ浦方面も整備したリンリンロードの基地にもなっていて自転車乗りの人はけっこう集まってきていました。 自分もつくば方面は終点の岩瀬まで走ったことがあります。この事態の前にしばらく乗っていなかった自転車を直しておけばよかったな、と悔やまれます。 自転車乗りのための施設であるリンリンステーションは臨時休館でしたが、立ち入り自由の屋上では1人ハモニカを吹いている少年やシャドーボクシングをしている爺さんがいて、写真家はこういうワンシーンを逃さないのだろうし、文筆家はここから物語を創作してしまうのだろうと思いました。 あとは「釣り」ですね。 隣との距離を取りながら、かなり多くの釣り人がいました。うん、釣りはいいかもしれません。 土浦はそんな感じでつくばに戻ってきたら旧西武のあたりから車が混みだし、コメダはいつもの休日ほどではないにせよ、車の数はそこそこ、さらにスタバの前の辺りではちょっとした渋滞となっていました。 スタバのドライブスルーでは車が列をなし、整理のお兄さんが車の窓のところまで駆け寄っていって間近で大声でドライバーと何かを話をしています。 神戸大学の感染症学の岩田健太郎教授（ダイヤモンドプリンセスの導線の不備を指摘した人）によれば、一般の人が使うマスクはコロナについてはうつらない効果もうつさない効果もほとんどなく、それよりは「距離」だとのこと、彼自身は「社会的儀礼」として外出時に白い目で見られないようにマスクをつけているだけだと仰っていました。 なお、山新がやっているようなレジのところのアクリルシートは有効だとのことです。（しかし、こんなものが必要な社会は異常な状態ではありますよね。） それにしても、県南の場合、イーアスはじめ商業施設も軒並み休業なのにもかかわらず、やはりつくばの中心地に車は集まってきてしまうのが不思議です。イオンモールなども休みですから結局、なにがしかやっている施設に一局集中しちゃうんでしょうか。 帰ってきてテレビをつけたら銀座や新宿はガラガラだったようですが、吉祥寺はじめ郊外商店街は満員御礼の人出、人は「出ずにはいられない」ということがわかった1日でした。 8割減なんて到底無理。（8割の根拠ってなんなん？数理モデルとか言われてもそんなのわからん←一般人の感覚） 5月連休明けの学校の再開は難しく感じました。

  2020.04.20

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• 1年、2年くらいの余裕は・・

  ふだん、いろいろと参考にさせていただいていて、この人は少々のことでは動じないだろうという、何人かの先生方のブログやSNSでさえも、ぶれまくったり、グラグラに混乱していたりする。それほど塾もどうしていいかわからない状況に置かれている。 私も何を言ってしまうかわからないので、この際、黙って口を閉じてしまうのが最善策なのかもしれないが・・。あえて。 自分が就職活動をしたときに最終面接をしてくれた人は戦時中に乗っていた空母の護衛艦が米軍に撃沈され、海中に沈没する船の渦に巻き込まれたにもかかわらず、奇跡的に浮き上がり漂流の上に助かったという経験をお持ちの方だった。 普通の人が経験しない修羅場を潜り抜けた人が持つオーラというか凄みに圧倒され、20歳を少々過ぎたばかりの私は役員室で一対一にされ射すくめられたように固まってしまい、気圧されるばかりであった。 またトップの人も東大法学部の学徒出陣組で、人間魚雷回天へ乗り組みを打診されたが、「母一人、子一人の家庭で母を残して死ぬことはできない。」と断固と乗り組みを拒否したという。当時の空気としては上官の打診を断るなど通常はできない雰囲気だったらしい。経済界の役職を歴任するのだが最上等の勲章も辞退してしまわれた。 私は戦争を全く知らない平和な昭和の子どもだったけれども、二十歳そこそこの若者なりにそのときに思ったことは２つ、「やはり生きててなんぼ」ということと「若いときの多少の遅れは関係ない」ということだった。 推薦入試が多くなったせいか、進学、就職もジャストインタイムばかり、とにかく現役志向が強い。 自分が早稲田に入ったとき、他の学部はよくわからないのだけれども、クラスに現役入学者は2割程度だった。 そして、昔の早稲田の政経学部というところはたいした教育もしていないくせに他大学と比べ必要単位数だけは、やたらと多く、試験も厳しくて、就職が決まっている者に対して容赦なく留年を連発していた。（当然のことながら卒業できなければ内定は取り消し。） 私の学年の4年卒業率は62%だったように記憶している。 不足単位数が僅かの学生には、特例の「5年生9月卒業」（学費も半分）という湿気た制度もあった。卒業証書を学部事務所に貰いにいって事務的に渡されて卒業という乾いた制度だった。ただ9月に卒業して就職する4月までのフリー期間を有意義に過ごしている人達もいてそれは羨ましかった。 もちろん留年者は学業不振な人ばかりではなく、成績優秀でも、マスコミ留年や公務員留年が多数いた。 現役で入って4年で出てしまうなんて10人に1人くらいなので、なんだかえらく損した気分だった。 就職したらしたで、同期17人のうち同じ年齢は4人のみ、今でも飲み会要員として時々呼んでもらう。飲み食いしている際には全く感じないのだが、ふと冷静になると「こいつら、もともとの学年は俺より1つ上なんだな」と思う。 ものすごく前置きが長くなってしまったけれども、もしかしたら、今回のコロナ騒動で学年や学期になにがしがの変動が起きることも考えられる。 景気の悪化も予想されるので学費などのこともありその点は軽々しく言えないが、いまの若い人たちは生き延びれば活躍年齢は親の世代よりもさらに延びることは間違いない。 ここまで来たら1年程度、ガタガタしても仕方がない、あまり無理なことをして、これまでのかたちに、はめる必要もないように個人的には考えている。4月始業は1886年、現在の学校制度そのものは戦後すぐに始まったものだが状況によっては変えることも必要になってくるかもしれないし、国全体、若者一人一人を考えても、そのこと自体には特に将来的な害はないように思う。まずは若者もその家族もなんとかコロナウイルスから身を守ることが最優先されるべきだ。 すごく反対論が飛んできそうで怖いがそう思う。

  2020.04.11

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  ロンドン土産

  土浦日大に通っている卒塾生（2年生）から修学旅行のロンドン土産を頂きました。 ありがとうございました。 大学で学びたいことが、かなり具体化しており驚きました。 久しぶりに話したのですが、大学の推薦入試の面接のようになってしまいました。 大学で学びたいことははっきりしているのですが、「理系は大学の専攻に職業生活がずっと拘束されてしまうんでょうか？」「研究職はずっと同じ研究職なのでしょうか？」というようなことを質問されました。その辺が気になるようです。 なるほどたった一度の人生なので3種類や４種類のことに取り組んでみたいと考えるのも当然だろうと思いました。 ひとまずは大学で学びたいことを学び尽くしてみてほしいと考えます。 社会の変化スピードも技術の進歩も著しいので、能動的にせよ受動的にせよ、自分の立ち位置もA点→B点→C点→D点と移動していくことになり、さまざま経験することになるはずです。 専門知識を学ぶこともたいせつですか、専門知識の学び方を学ぶことが長い人生において、よりたいせつなことのような気がします。 そのようなあまりふだんは考えてもみないことを考えさせられました。 それにしても現在高校で学習中の内容を聞くと、高校での学習適性を県立高校入試で（出題内容という点において）、また中等教育学校の入試で（選抜時期という点において）、判断しきれるものなのでしょうか。茨城県の場合、内申書がほとんど加味されないだけ他県に比べかなりマシなのかもしれません。 ただ入試そのものは神奈川県のように読解力や思考力を問うものに変化させていく必要を感じます。

  2020.02.11

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  初天神祭

  常総市（旧水海道市）大生郷にある大生郷天満宮の初天神祭に行ってきました。 受験生には「白紙（894年）に戻す遣唐使」で馴染みが深い菅原道真公が祀られています。神社の縁起をみると由緒はたいへんに古いものです。 なかなか賑わっていました。 昇殿してご祈祷。達磨をいただきました。 達磨に、はじめは片目しか入れないのは選挙に達磨を使うようになってからのことで、もともとは販売する段階で両目が入っていたそうです。 ということで今年は帰ってすぐに両眼を入れました。 神社の絵馬を眺めていたら、ずいぶんと遠方からも参拝に来られているようです。 東大の入試日には湯島天神の絵馬をかけるところに、おそらくお母さんが書いたものと思われる達筆の「祈　東京大学理科1類」といった絵馬がこれでもかというほどにかかり壮観です。 本郷と湯島、すぐ近くですから。 大生郷天満宮には「◯◯中学校3年生担当一同」という絵馬がかかっておりました。 おもしろかったのは子どもが書いたと思われる「えびがたくさんたべられますように」というものでした。 こういう珍しい願いには神様も目を留めてくれるかしら、なんてことを思いました。 菅原道真は誕生日が6月25日、命日が2月25日ということです。そのため25日は行事が催される天満宮も多いようです。 入試スケジュールは偶然そうなっているのですが、2月25日はちょうど県立入試の前週です。 心を落ち着けるために、お参りされるのもよろしいかと思います。 天神様といえば、太宰府、北野、湯島、大生郷。どこも梅と牛です。太宰府は参道の梅ヶ枝餅というのが名物です。太宰府天満宮は隣接して九州国立博物館がありますので九州に行かれた際にはそちらの訪問も楽しめます。 「太宰府は」重要語句です。漢字を確認しておきましょう。 達磨。

  2020.01.26

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• スマホがなくてほんとによかった

  自分が受験生の頃にスマートフォンというものがなくて本当によかったと思います。 スマホがあったら大学へ行けていなかったかもしれないとさえ思います。 自分の場合、遠方の高校へ通っていたので、通学の不便はあったのですが、家へ戻ってきてしまえば、また休日や長期休暇は学校関係からは完全に独立していました。 今でこそSNSがあるので若い頃の友人と同時並行的につきあっていられることに感謝なのですが、学校で毎日顔を合わせているなら地元に戻ったときくらいは学校関係からは離れていたいかなと思います。 私はゲームにはほとんど興味を持たなかったのでそっちにハマることはなかったと思うのですが、雑誌マニアだったので一冊読み切ってしまえば済みの雑誌と違い、ネットはキリがないので次から次へと情報を追いかけ時間を浪費していたと思います。 また昨晩はついうっかりYouTubeで全盛期のチャゲ&飛鳥の曲をひとり咲き〜男と女〜PRIDE〜NとLのベースボールキャップ・・と延々と何曲も聴いてしまい（聴きなおしてしまい）、「やっばりチャゲさん凄いね。」とさらに石川優子さんの方まで飛んでしまい→（私と同世代の人ならわかると思います）、気づいたらかなりの時間が経ってしまいました。 私はLPレコードとFM雑誌とエアチェックの世代（さらにいうとBCLラジオとベリカードの世代）なんですけれど、既に生徒の保護者がそういう世代でないことに驚かされます。 昔と今のどっちがよかったかはなんとも言えません。 そんなことを、これまたYouTubeで昔のコカコーラのCM（出演松本孝美、音楽佐藤竹善）を見ながら感じます。 このCMは映像の世界というよりは大阪や東京の真ん中で働いていた自分としてはわりと現実としてこんな感じでたいへんに懐かしく感じます。スーツとかワイシャツとかネクタイの感じ、身体の動きがそのまんま。東京より関西の方が派手目な記憶もあり。 大学のとき、ミルトンフリードマンの本を読んで「まあ、これは机上の論だよね。」と思ったわけですが、冷戦の終了ののち強制的にそんな経済体制に落とし込まれて20年以上経つなんて夢にも思いませんでした。 創発性のある企業は生まれるとは思いましたが、それがユニクロだったり、100円ショップだったりというコストカット・機能重視という方向ではないと思っていました。 タイトルとは全然違うところに着地してしまいました。

  2020.01.20

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  紅葉

  もう晩秋というよりも冬なのでしょうが、 12月2日に洞峰公園で撮ってみました。

  2019.12.05

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  カレンダーの絵

  今年のカレンダーも残すところあと1枚になりました。 私は絵のついたカレンダーが好みです。 難しいのは12枚なかなか好みの絵が揃わないことですね。 新しい月になったときにしっくりこない絵だとちょっとがっかりします。 好みの絵（特に色彩）だと心が穏やかになります。 それにしても1枚、1枚が早い。 中学生や高校生は1年が長くて羨ましいかぎり。 塾玄関　12月 卓上11月（こちらは好みだったが） ↓ 卓上12月（こちらはいまいち）

  2019.12.03

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  読書日記・映画日記

  昨日はちょっと遠くで大腸の定期検査を受けたため休塾させていただきました。4年ほどポリープ一匹飼っていて今回「場合によっては切除するかも。」と言われていたのですが、切られる前に消えていました。 予定ではレイトショーで映画を観るつもりだったのですが腸洗浄と鎮静剤でフラフラしていて体調が良くなかったので昨日はホテルで寝てしまい、今朝、ほとんど誰もいない映画館で映画を観てきました。 映画ってそれなりに観ているのですが本とは違ってこのブログで触れたことは一度もなかったように思います。 平野啓一著『マチネの終わりに』。 こちらは4年前の書籍発売時に装丁の美しさに誘われて購入しました。 流麗な文章というのはこういうのを言うんでしょうかね。三島の再来と言われ、処女作で芥川賞を受賞した天才平野啓一郎氏の著作です。 原作は、38歳の男性のクラシックギターのギタリストと40歳の女性のジャーナリストの悲恋の物語なのですが、本を読んだときから映像化するとしたら誰が演じるのか？と思っていました。 それがこちら。 福山雅治&石田ゆり子。それぞれ50歳ということで原作よりも10歳上。 はたしてどんなもん？という心配は下衆の極みで、たいへん美しい仕上がりになっておりました。 内容はネタバレになってしまうので書きません。 原作ではバクダッドの部分が映画ではパリになっていたり、多少改変されていますが、作品世界は壊さずに良い映画になっていると思います。 読んでから観るもよし、観てから読むもよし。 全編を流れるクラッシックギターの音色に身を任せ、パリとニューヨーク、そして美貌をお楽しみください。

  2019.11.08

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• 大学4年の11月

  大学生の時に日記をつけていた記憶など全くなかったのだけれど、なぜか4年生の1年間だけは書き続けていてようで、今年の夏、倉庫の中から発見された。 それによると4年生の11月はとにかく毎日、高校生が受けた「進研模試」の採点バイトに明け暮れていたようだ。 バイトの合間に大学に授業に行ったり、英語の学校に行ったり、飲みに行ったりしている。 たとえば11月13日の記述。 なんとか酔いはとれた。午前4時47分の始発で新宿。サブナードのプレイガイドへ。25人で100枚。その後マックへ。一度帰って1時間寝てから飯田橋進研バイト。遅刻しそうになり懸命に走る。疲れてるのに。10時から6時。 続く11月14日。 10時から飯田橋家の光ビルで進研バイト。今日は人数が多かった。・・・。 毎日、こんな記述が続く。高校生の答案を採点できる学力があったことに驚く。 基本的に10時から6時の勤務だったようだけれど、日によっては、1時から5時とか、3時からとか、出勤カードを忘れたので行くのをやめるとか、予定がないのに突然出勤するとか、わりとフレキシブル？な勤務だったようだ。 どういうふうに採点していたかは、洗濯カゴに高校ごとにゴム留めされていたのを取り出していた気がする以外のことは思い出せない。 ただ「今日はまとまった71枚を受け持ってしまい、とても疲れた。」のような記述もあるので、まるまる一枚を一人で採点していた日もあったのかしら。 なお、上の記述の中で早朝に新宿に買いに行っていたチケットはラグビーの早明戦。 当時のラグビーは早慶戦や早明戦がスポーツ新聞の一面を飾り国立競技場に6万人を超す人を集めていた人気スポーツだった。 何日も交代で徹夜して並んでいないとチケットが入手できない試合もあった。 この秋は他に小比類巻かほるのコンサートに行ったり、小宮山が早慶戦で完封勝利を上げる瞬間を見たり、NHKテレビのインタビューを受けてテレビに出たり（放送では発言が都合よく切り取られて編集され、その部分を著名な学者にひどく批判され、それを親戚が見たりして苦い思いをした）といったことがあった。 終電で帰宅してアパートの鍵を落としたのに気づき寒い夜に部屋に入れないとか、牛丼屋で牛丼を食べたら金がなく時計を担保において家に金を取りに帰ったり（後払いだったんですね）と間抜けなことは今とあまり変わらない。 いま振り返ると大学最後の秋はホントに無為に過ごしてしまった。しておけばよかったと思うのはのちに廃線になる北海道のJRがまだギリギリ残っている時期だったので乗っておけばよかったということである。 進研模試の採点も4年の秋だから可能だったことで、1月や2月の大学の試験期間なら無理だったと思う。 いまは知らないけれど当時の早稲田は試験はやたらと厳しくてほんと簡単に留年させてくれたので。 成績は中の中ぐらいだったと思うけれど、4年で卒業できたのは奇跡としか思えない。 なんだかよくわからないが、1日3件ぐらい誰かから電話を受けて誰かに2件ぐらい電話をしている。 駅の伝言板時代。スマホのない幸せな時代だった。

  2019.11.05

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  昔もたいへんだった「転勤」

  せっかく関門海峡まで来たならとやや無理をして九州西端の佐賀県唐津まで。何度か来ていますが東松浦半島と糸島半島に囲まれ大陸方面を臨むゆる〜い地理的曲線美は日本で最も美しい地形の1つと言えると思います。 この写真のさらに奥に肥前名古屋城があり、そこに全国の大名が集められ、秀吉の朝鮮出兵が行われています。 玄界灘から大陸を臨む場所ですから茨城県の内陸部とは空気感が全く異なります。 しかし、この唐津は遠く下総地方の茨城県県西と意外と関わりが深いのです。 まず古河藩主だった土井氏が江戸時代の中期に長い年月、唐津藩主を務めています。 土井氏は徳川幕府の有力譜代大名で大老や老中を出しています。 しかし、ずっと古河にいたかというとそういうわけではなく、第1期（1633年ー1681年）のあと、1681年に鳥羽、1691年に唐津に転封となり、以後71年間唐津を治め、1762年再び古河に戻り、明治維新までの約100年、古河藩主を務め、明治維新を迎えます。唐津では善政を行い領民からの信頼も厚かったということです。 土井氏転勤の図 続いて水野氏。 坂東から結城の方に県道を走っていると鹿窪球場のちょっと手前、結城に入りかけのあたりに「水野忠邦の墓」という看板があるのに気づく人もいるかと思います。 そう、あの、高校入試で特Aランクの重要語句、天保の改革の水野忠邦です。 水野氏はもともと結城の山川藩で大名となり、そののち、下の図の通り、静岡県、愛知県内をぐるぐる回されたあと、土井氏と入れ替わりに1762年に唐津藩主となり、以後1817年までの55年間にわたり唐津藩を治めます。 水野忠邦は出世欲がとても強い人だったらしく、九州の西のはてにいたのではうだつが上がらないと思ったようで、猟官運動を行い、浜松まで戻ってきます。この猟官運動に使うお金のために重税が課され領民は苦しめられたようです。 浜松藩主のときに老中の座を射止め、皆さんが夏休みに一生懸命に勉強した「天保の改革」を行います。 私が県立入試の出題委員なら「天保の改革は成功したと思いますか、失敗したと思いますか。結果とその理由を述べなさい。その後の水野忠邦はどうなりましたか。」という記述問題を出したいところです。 私は授業で何度も強調していますが、天保の改革は時の流れを無視した改革でかえって混乱を招き失敗に終わります。 水野氏は責任を取らされる形で山形藩に左遷されたようです。 水野氏は山川藩で大名となれたことを忘れずに自分の領地ではないにもかかわらず、墓所は江戸時代の末期まで結城山川の地に置いていたようです。だから、わりと近くの畑の中に「水野忠邦の墓」があるのですね。「なんでだろう？」とずーと疑問でした。 水野氏転勤の図。 江戸時代は「徒歩」ですから、この日本全国に渡る転封、現在でいえば転勤なんでしょうけど、そのたいへんさはどれほどのものだったでしょうか。 「行け」と言われたところで「やれ」と言われたことをやらないと食いっぱぐれてしまうのは昔も今も変わらず、どこに行かされるかも上の意向に左右され、土井氏→水野氏のような「玉突き人事」が起きるのも現在といっこうに変わらないところはおもしろいものです。 現代の経済政策の右往左往も江戸時代の経済政策の右往左往と全く変わらず、近江商人は現代の商社のごとく全国に根を張り巡らし、堂島では既に米の先物取引が行われ・・と社会というのは進歩しているようで同じことの繰り返しのようにも思えます。 多少、違う点といえば、進学時に頑張ることで階層移動が可能なことくらいなのかもしれません。まあ、それでケープタウン→ストックホルム→メキシコシティなんて異動をしてたら江戸時代と何も変わらないのでしょうけれども・・。

  2019.09.11

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  玄関前

  自転車で来る人は交通だけではなく暑さにも気をつけてください。 460点か。あと40点だわ。 うーん、それにしても、この暑さが9月も続くとしたら、組体操の地面温度は・・・。

  2019.08.08

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  昨年に比べると

  本日、7月15日も通常通りに授業があります。 曇り、エアコンのスイッチは入らないまま。長袖のサマーセーターを着ています。涼しいなあ。 友人が日本100名城の100個目の訪問地として北海道の根室に行っているのですが、昼間の気温が13度しかないらしいです。 さて昨年はどうだったかな？と思い業務日記を見てみると・・。 7月14日。38度超えのところもあり激暑。 7月15日。全国的に猛暑。 7月16日。今日も全国で38度超えが何か所もある記録的猛暑。 ・ ・ このあとも猛暑、暑い、あまりに気温が高い、などの言葉が続きます。 金足農業の吉田輝星投手が強く印象に残ったのもまれな酷暑の中での連日の熱投だったからでしよう。 記憶とは曖昧なものでお盆過ぎは涼しくなったんだっけかなあ？と思っていたら。 ・ ・ 8月25日。暑い。この夏は猛暑だが今日が一番暑い気がする。 8月26日。引き続き猛暑。玄関前に温度計を出したら47度計測。 といった記述が続きます。 身体が暑さに慣れていっていたので、後半の暑さはそう印象に残らなかったようです。 それと日の長さによる感じ方とかもあるでしょか。夏期講習の終盤、3年生が塾から帰るころには日中に比べれば多少穏やかになりますから。夏至からは2カ月経っています。 今年は現在、授業中のエアコンの温度調節で意外と悩みがちで「あれ、おかしいなあ、昨年はこんなこまめに温度や風力いじってたっけかなあ？」と違和感を覚えていたのですが、昨年は「エアコン強」固定でほどよかったようです。 さて、梅雨明け、今年はどうなることやら。 もし暑くなるなら暑さは急に来るので気をつけたいですね。 気温が45度になればあなたの実力テストも450点になるはず。50度になれば500点に！ 昨年の今頃は↓。今年はなかなかここまで来ません。

  2019.07.15

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  高校野球 下妻一 シード校撃破

  高校野球の茨城県大会を観戦に来ました。 下妻一高の相手はシード校のつくば秀英高校。他県からの野球留学生が多い高校で、今大会もシードされています。 先制、中押し、ダメ押しと得点し、終盤にややペースを崩した感はありましたが快勝でした。 昨年の大会でも水城や藤代相手に好投したエース加藤君。細身からのしなやかな投球で9回を粘り強く投げ抜きました。 このところ毎年夏には好チームに仕上げてきて必ず私立のシード校を倒しています。 いまの監督さんは、ときおり思いきった手を打ってくるので勝負師好みの私も楽しみ十分です。 さて今年はどこまで上がれるか。楽しみです。 スコアボード。 勝利後の校歌斉唱。 水戸一高も強豪私立相手に大接戦。2年くらい前の京大のエース樋川君は水戸一高の出身でした。

  2019.07.13

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  ありがとうーー！

  今年の3月に私の港を出港し水海道一高に進学した6名が入学一か月後の近況報告の葉書を送ってくれました。 顔出しNGの人もいると思うのでカメラを引いて撮っています。 一人一人の近況が。ふむふむ、なるほど。 いやー、こういうのは何物にも替えがたく、ほんとに嬉しいです。 男子2人は運動部に入った模様。両立たいへんだと思いますが、時間のやり繰りをつけて頑張ってください。 女子は、僕が「高校時代にやっておけばよかったなあ。」ということばかりです。 まず、何か楽器を弾けるようにしておきたかったです。これはずーと心残りです。 また、高校時代、それなりに本は読んだのですが、「人の感想を聞く。」、「話し合ってみる。」、「創作してみる。」という機会はほとんど持てませんでした。文芸部もチラッと興味があったのにな。 それから、硬式テニス、テニスは、これからずっと、歳をとっても、世界中、日本中のどこに行っても楽しめるので、こちらも基本をマスターしてとおくと将来的にも役立つかなと思います。 最後に「チア！」。 僕は応援部員だった（気づいたらそうなっていた）のですが、昔の下妻一高では、今と違って、チアガールが存在することを0.1%も想像できず、ひたすら毎日、野郎だけで「押忍」の声出し1万回（ちょっと大げさ）な日々でした。 大会に行くと他校にはチアガールがいるという理不尽さをしみじみと感じました。 いやいや、それにしても、話を聞くと、もう一回、高校生活をやってみたいです。もう一回、勉強したいかと言われると・・・。それは（笑）。 まあ勉強の方は、高校の3年間、別の人が僕の身体に降りてきた感じだったので。 一言だけ言っておくと数学を独習するのは難しいと思うけれど、英語は自分でドンドン先に行っちゃった方がいいと思います。システム英単語とかかな。英語ができれば進路も広がるはずです。 では頑張ってください。 study port は、みなさんのランドマークとして素晴らしい航海を祈っています。

  2019.05.11

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• 行列の不思議

  飲食店の行列に並ぶのが苦手です。 生徒の指導は粘り強いですが、行列については早めに降参します。 理由としては行列のできる店で「うん、さすがにこれは美味い。並んだ価値があった！」と感じられるところが意外と少ないからです。 「なぜ、この程度の店なのに行列ができるのか？」 経営としては大きなヒントがあるのかもしれませんが。 まあ、それでも少しは待つつもりで行ったんですよ、宇都宮餃子。 しかし、どの店も「いったい、これは何時間待てば？」というような状態でギブアップ。 餃子以外のお店は、どこもガラガラなのに。 付近の昔は西武だったビルがドン・キホーテに変わり、並びのPARCOが今月いっぱいで閉店、賑やかだったオリオン通りも閑散。典型的な寂れた地方都市。 そんなひっそりした街で餃子！、餃子！、餃子！とそこだけ「点」になって脇目もふらずに人が集まっているのはちょっと不気味な光景でありました。 大きな徒労感と挫折感を抱えつつ帰路。ここで国道4号が大渋滞。どうも東北道が渋滞でみな国道に降りてきていたようです。 仕方がないので側道に入ったら、こちらは一車線でピクリとも動かなくなってしまいました。 やっと、左に逸れて、国道294を真岡、下館、下妻と通り、帰ってきました。 5月4日のことです。 どうも今年の連休、事後的にみれば、5月6日の外出が正解だったようです。

  2019.05.06

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• 英語 オクトパス他 固有名詞

  英語もトランプのツイート程度なら中学生レベルで十分です。例えば、繰り返されるのが。 Make America great again. 高校入試必出のmake O Cの構文です。 これにかぎらず、ほどほど勉強していれば政治、経済、社会に関する新聞程度は読めるようになります。 問題は固有名詞です。 さきほど隣で飲んでいた欧州人に店のお姉さんが「タコ」を「オクトパス」と説明していました。他にブリやタイもあれやこれやと。なんて優しい。 これで思い出したのですが。 私なんて学生の時ギリシャをブラブラしていて連れと一緒に入ったタベルナで「オクトパス」がお互いなんだか、わからず「まあ頼んでみるか」とメニュー表を指で指してみたところ、オリーブオイルでジャバジャバにされたタコが大皿でドンと出現、「なんだタコだったのか。それなら言ってくれよ。」という、そんな経験がありました。 連れの方は早稲田の他に東京外語大を受かっていたはずなのですが、「オクトパス」がわかっていなかった。 早稲田の英語教育はなっていません。 というか3年になってから目にする英語は専門用語ばかりで日常生活には全く関係のないものばかり。 いやー、それにしても、よく考えたら、今でも固有名詞はほとんど説明できません。 「タケノコの煮物」わかりますか？ 「竹の子」だから、とっさにバンブーチルドレン？いや、そんなはずは？ あとで調べたら「バンブー shoot」いうらしいんですわ。 お酒の飲み口なんかも外国人に説明するのはややこしいですね。 受験では固有名詞はどうでもいいんですが、生活上はたくさん知っていた方がいいと思います。

  2019.03.28

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• For your great success

  塾名の「Study Port」は「学びの港」という意味です。 塾というのは港のようなものです。 寄港し時期が来れば必ず出航していく。積み荷は「知」です。 もちろん、生徒のみなさんも、「日々成長する姿」という宝を塾においていってくれました。 10代の一時期、私の港で積んだ「知」が、いつか、どこかでみなさんの人生の種となることを祈ります。

  2019.03.04

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• 予断の余談

  ふだんの仕事においては「予断」をできるだけ持たないように注意しています。高校受験の指導も長くなればなるほどその思いは強くなりました。経験が増えるということは一途に進めずに迷いや戸惑い、怖れも大きくなっていくものです。一方で素晴らしい驚きも少なくありません。 中学生は学力的にも精神的にも不安定で変わりやすい微妙な時期にいて、良くも悪くもけっして「こうだろう。」と思った方にはいきません。そのことは十分に含んだ上で指導する必要がありますし、学習計画もより効果的になるよう臨機応変に対応していく必要があります。 ところで、なぜ、「予断」の話を思ったかというと・・。 Little Gree Monsterの『夏になって歌え』という歌を聴いていたら、1番に「恋も夢もすべては（よだん）なの」、2番に「愛も過去もすべては（よだん）なの」という歌詞がありました。 はじめは「よだん」→予断かと思いました。 改めて歌詞をみてみるとよだん→余談です。 私が思うに、1番の恋や夢は「予断」が、2番の愛や過去は「余談」が相応しく思うのですがいかがでしょう。 辞書をひくと「予断」と「余談」は仲良く隣り合わせに並んでいます。 予断＝前もって判断すること 余談＝本筋以外のほかの話 ちなみにこの歌、作詞が最果タヒさん（京都大学）、作曲が水野良樹さん（一橋大学）という超高学歴コンビで作られています。 歌詞で「余談」なんて名詞を初めて見たかもしれません。

  2018.12.02

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  ソフト麺の危機

  私が小・中学生の頃は、月曜・水曜がご飯、火曜・木曜がパン（またはその逆）で、金曜がソフト麺だったような気がします。 当時はご飯もおそらく低級な古々米だったはずで、あまり美味しくなく、パンもボソボソしたものにマーガリンを塗る程度のだったので、ソフト麺はわりと好きでした。 ソフト麺の日は「冷凍みかん」とかもついたかな？ 新聞記事によるとそのソフト麺が現在ピンチに陥っているようです。 この記事を読むまで知らなかったことがいくつかありました。 ソフト麺は国内の小麦余剰解消のために学校給食に利用されるようになったこと、うどんというよりはパスタに近いこと、給食の牛乳に合うように作られていたことなどです。 確かにあのベタつきと硬さは牛乳でちょうどよくやわらいでいたように思います。 現在、小麦の自給率は2割を切っており、一方、米はほぼ100%に近い自給率なので、当事者は深刻でしょうが全体の趨勢としては米への切り替えが進むのも仕方のないことなのもしれません。 それにしても学校の給食は、よくあの程度の量で夕方遅くの部活までもったものだったと思います。 私は現在181cmで76kgありますが、中3のときは164cmで55kgしかありませんでした。 私だけではなく現在180cm、80kgある同級生（スポーツ関係者）も中学時代は私とほぼ同じサイズでした。 結局、栄養不足だったんじゃないのかなあ。。 高校に入り、1日4食〜5食くらいになって（弁当と販売の両方を利用、さらに今はありませんが、「そば清」とか駅蕎麦とか、駅蕎麦は第2体育館を使っていて駅までの距離が近かったこともあり、先輩に「はーい、1年、買い出し〜。」と言われては丼ごと借りてきてたんですよ。）食べる量も自由になってから急激に身体が大きくなりました。 中学3年生も模試のときの昼食などを見ていると、「あまり食べないんだなあ。」という印象を受けます。 日経新聞の記事より。 ソフト麺の危機。未だに食べられていたことも驚き。

  2018.11.03

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  青銅器

  今日は市の健康検査に来たのですが何日かあるうちの初日だったようでとても混んでおり待ち時間が長くなっています。 身長が昨年の181.4.から180.8に縮みました。老化でしょうか。体重は塾を始めた頃は65キロだったのに76キロ。 例年、パッパッと流れて済んでしまうので本も持ってきませんでした。 そこで、アイフォンを弄っているわけですが、せっかくなので、アルバムにある写真から中学社会の重要写真の青銅器をアップしておきます。 銅鐸1 銅鐸2 銅鐸3 下のような小型のものはぶら下げて鐘のように使われたと推測されるそうです。 土偶。かわいい！ 土偶は縄文時代に祭祀のために用いられたものですので、テスト上は古墳時代の埴輪との区別がとても重要です。（埴輪も埴輪土偶と呼ばれることもあるようですが、テスト上は区別しておいた方がよいでしょう。

  2018.10.23

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  暑い！

  玄関前の温度です。 子どもの頃は32度を超えたら大騒ぎしていた覚えがあります。朝夕は過ごしやすかったですし。 学校の教室にエアコンがないのは、昔の人が我慢強かったわけではけっしてありません。 今年の夏休み、ようやく市内の小中学校でエアコン設置が始まりました。 坂東市にも観測計を置いてほしいところ。館林や熊谷ともいい勝負ができそうです。

  2018.08.26

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• 変わることのたいせつさを学ぶ 高校野球観戦

  本日は早起きして高校野球県大会、水城高校対下妻一高を観戦してきました。 水城高校は各地から有力な中学生を集めた私立強豪校で今大会もシードされています。 結果は下妻一高が3対1で勝利、先制、中押しで点差以上の完勝でした。 この試合を見て特に感じたことが2つ。 １つは戦いぶりの変化です。 0-0から下妻一高先制の場面。 1番打者がノーアウトで出塁。これまでであれば確実に送りバントでランナーを2塁に進め、3番、4番に期待というところでしょう。 ところが、なんと2番打者が強打。観ている感じではバスターや作戦変更ではなく、はじめから打ちにいっていたようでした。 右中間を深々と破る3塁打。さらにこの3塁ランナーを鋭い当たりのヒットで返して2点。 専門家ではないので詳しくはわからないのですが、最近の高校野球の流行りは強打の2番打者による強攻です。 まさに時流に乗ったというか、酷暑の大会で1点では足りないということなのでしょうか、見事な作戦とそれに応える実力でした。 もう１つの変化は下妻一高の選手の身体の大きさです。以前は素人目にも非力に感じ、「打球が飛ばねえな」と思うことが多かったのですが、現在はこのまま大学の野球部に移動しても通用するような身体つきです。遠目に見ているので詳しくはわかりませんが180センチ超で80キロ超の選手が多いように思えました。 身長は努力でどうこうなりませんが、身体を大きくすることは努力で可能だと思います。 水城高校の選手より2回りは身体が大きいと思いました。 趨勢の変化に合わせていく必要があること、またそのことに気づけば、様々な制約があっても十分に戦えるということを教えられます。 高校入試に対応する進学塾なんてのも全く同じで常に自己検証をして過去を参考にしつつ過去を捨てて今を考えないと道筋を誤ります。 入試指導に関しては「私だけの勘所」を持っていると思うのですが、それに固執することなく、さらに研鑽を積んで工夫をして臨みたいと思いました。

  2018.07.17

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• 熱中症の思い出

  屋外部活の1年生は少しヤケド気味に日焼けをしている。 暑いだけでなく日も長いので日焼けをしやすいのだろう。 熱中症には気をつけてほしい。 昔は日射病と言っていたような気がするが、私は社会人になってから救急車で運ばれたことがある。 その年は虫垂炎を拗らせて6月30日まで2週間も入院をしてしまったのに加えて、退院後が今年と同じような猛暑で完全に体力が弱っていた。 そのため、運動は控えていたのだが、8月の第1日曜日、部屋でゴロゴロしてしたら、所属していたサッカーチームから急に電話がかかってきて「人数が足りないから、立っているだけでもいいから来てよ。」と言われ、心身ともに準備ができないままグラウンドに立った。 グラウンドへ向かう途中で朝食兼昼食のマック1個を食べただけで。 試合が始まってしまえば、立っているだけというわけにはいかない。 炎天下、夢中になってしまった。 ハーフタイム。意識が遠のき、あとは、途切れ途切れの記憶しかない。 ちょうどその一週間前に別のグラウンドでよそのチームで泡を吹いて救急車で運ばれている人がいて「うわー、迷惑なヤツ」と思っていたら、自分がそれになってしまったのである。 泥まみれの格好で宝塚病院に運び込まれた。 白いシーツを真っ黒にしてしまったのだが、対応してくれた医師や看護師さんは全くそういうことは関係なしに親身になって対応してくれた。 脳のCT検査というのを受けたのもその時が初めてである。 それから、数時間、エアコンの効いた静かな処置室で点滴が十分に行き渡り、体温が下がっていくのがとても気持ちよかった記憶がある。 夜にはケロっと治ってしまい、自力で帰宅することができた。自分でも何がなんだかよくわからない一日だった。 翌日だったか翌週の休みだったかに、運んでくれた宝塚消防署に御礼の挨拶に行ったら「仕事として当然のことをしたまでですから。」というようなことを言われた。 もう少し、文句なり、注意なりされることを覚悟していたので、少し拍子抜けしたけれども、もちろん感謝の気持ちでいっぱいだった。 水分補給すれば熱中症にならないのかは自分の感覚としては疑問だ。運動中は全部汗で出てしまう。 やはり、無理をしない、休憩を取る、できれば暑い時間の運動を避けるのが最適に思う。 といいつつ、夏の高校野球を楽しみに待っている矛盾した自分がいる。 今日は、あと20分で日本対ベルギー。眠い。 目を覚まさせてくれる試合を願う。さて結果は！

  2018.07.03

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• 遠近両用コンタクト

  髪の毛と異なり、老眼だけは平等に襲ってくるということがわかったこの頃。 「なんで、もっと大きな字で書類を作らないのか。」と叱る部下もいないワタクシ。 昨年は近視用のメガネの他に老眼鏡を2つ持って、それでもたいへんなストレスを抱えていました。 塾講師は遠くを見て黒板を見て手元を見てと、けっこうな速さと回数で目線が動きます。 受験前に手元の解答解説の−（マイナス）と＝（イコール）が判別できなくなって解説に混乱を起こした際には、これは本当にヤバイと思いました。 このブログもスマホで書いているのですが、打ち間違いに気づきにくくなってきました。 それで遠近コンタクト。レンズの大きさを調節しながら、いくつか試作してもらったのですが、今のところ調子がよいです。 レンズの真ん中が近視用、周りが老眼用になっています。 「近くを見るときは顔を動かすのではなく視線だけ下に落としてください。」と言われたのですが、この視線だけ下にという動作が意外と手元に資料を持ちながら話さなければならない講師業には合うようです。 医療用器具は安易に人に勧められませんが、老眼に悩むご同業の方は一度お試しになられたらどうかと思います。

  2018.06.08

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• My favorite songs

  土曜日は大学のゼミのOB会がありまして、私、同期の幹事らしきものをやっているので、お休みさせていただきました。後輩の年次でさえ、航空会社とか商社とか生保とかの事業部長とか支店長とかになっているので緊張して平伏してしまいます。 ほんと、みんな、若い頃の努力と投資をがっちり地位とお金に結びつけてるなあ。 今年の経験則として昼の12時頃に始まる飲み会は5次会まで行っても夜の9時頃には終わると思うのですが、夕方6時頃から飲みだすと遅くになってしまいます。。学生の頃は始発電車を待ったものです。 すみません。極力、私用休塾は控えているのですが、今日の日曜日、十分に体調を整えて夜に代講します。 東京及び南関東の大学生事情、高校生事情、就職事情、それに伴う家庭の事情、へーとかホーとエーかいうこともありましたので、間接的に還元させていただきたいと思います。 ということで、酔っているのに酔っておらず、眠いのに眠れなく、なんとなく、スマホに入っている無数の曲リストの中から、邦楽限定で、好きな曲を10曲選んでみました。有名、無名取り混ぜ。 1.風になりたい（川村ゆうこ） 2.落陽（吉田拓郎） 3.ホームにて（中島みゆき） 4.永遠の嘘をついてくれ（吉田拓郎&中島みゆき） 5.月のあかり（桑名正博） 6.fenceの向こうのアメリカ（柳ジョージ&レイニーウッド） 7.満月の夕（酒井俊、ヒートウェーブ、ソウルフラワーユニオン） 8.Smile（角松敏生&千秋） 9.I can't ever change your love for me.（杏里&角松敏生） 10.ダイヤルM（寺尾聡） 追加） 11.石狩挽歌（北原ミレイ） 12.私の城下町（小柳ルミ子） 最も好きな作曲家は伊勢正三なのですが、上から漏れてしまいました。 あっ、それから、来生えつこ、来生たかおコンビも。昭和の夕暮れの団地感、物哀しさが秀逸です。 中島みゆきを書いたので、ついでに、松任谷由実なら「埠頭を渡る風」、竹内まりやは「マンハッタンキス」、その旦那の山下達郎は「GET BACK IN LOVE」。桑田佳祐で一曲は難しいですが、「希望の轍」。最も歌ったのは「melody」。その妻の原由子なら「鎌倉物語」。 浜省が抜けていました。こちらは、ライブ盤の「ON THE ROAD」。 メジャーになるちょっと前の苦悩混じりの曲がその後の疾走を予感させます。 福山雅治も東京ドームと埼玉アリーナ2回ライブに行きました。 あと、ホテーさんとか今井美樹とか山下久美子とか書き出すとキリがないですね。山下久美子の「赤道小町」は下妻の上町バス停のところの化粧品屋さんでかかっていたので高校時代の夏を思い出します。 ホテーさんは歌はさておき、立ち姿のデカさに憧れます。ホテーさんと今井さんと山下さん、その頃は全く予想もしませんでした。 角松敏生さんは中山美穂さんに多くの楽曲を提供されていますが、中山さんと辻仁成さんと南果歩さんと渡辺謙さんも全く予想できませんでした。 辻さんはパリでお子さんをお育てになっているようですが、以前は中学生の国語教材の定番でした。今も時々模試などで見かけます。 受験前はアルフィーの「星空の下のディスタンス」のシングルレコードをオートリピートにして1日中聴きながら追い込み勉強をしていました。 おそらくそれが最後に買ったシングルレコードで、このあたりを境にCD時代に移っていきます。 どうでもいいことを書きました。ではお休みなさい。 黒ビール&赤ワイン&シングルモルトな夜に、いや朝に。🍺🍷🥃・・

  2018.06.03

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  京都 修学旅行

  来週は市内の3中学校が京都、奈良へ修学旅行です。 グループやクラス行動が多くて行きたいところへ行けるのがいいですね。旅行は事前の計画の方が楽しいものです。 京都へは時々行くのですが、修学旅行のグループに便乗してタクシーのおっちゃんの解説を横で盗み聞きして、なるほど、なるほどしています。 みなさん話がうまい。 京都の修学旅行のタクシーのおっちゃんは、概ね、おもしろい人が多いです。中学生慣れしていますし。 毎年、生徒に聞いてみるのですが、意外と金閣寺や銀閣寺は行かないようです。伏見とか南へ行く人もいるようです。 京都なら、これから何回でも行けるので、今回はどこへ行ってもアイスを食べながら楽しく回れればそれにこしたことはありません。 少々暑いですが、青葉の季節なので、どこも美しいでしょう。ほんとは街をブラブラしてるのが一番楽しいかも。 自分の修学旅行のことといえば、中学で行った場所は、ほとんど覚えていませんが、コースは京都、奈良、伊勢で、近鉄電車がずいぶんと山深いところを通るなあという印象だけ残っています。 高校のときは2泊3日なのに、広島（泊）→蒜山高原→松江城→玉造温泉（泊）→鳥取砂丘→姫路城→神戸というとんでもない移動でした。 水海道一高の方は3泊4日で山陽をのんびりと回っているのになあと思ったりもしました。 生徒には日常と違う時間を楽しんできてほしいと思います。 私のスマホ画像に残っているのは修学旅行では回らなそうなところなのですが。 詩仙堂 曼殊院 青蓮門院 鐘がつけます 等持院 祇園 早朝 雨上がり 京都大学の学生というのは、大学周りだけでローコストで生活が完結してしまい、あまり観光地には行かないらしいですが、もう一度大学を受けられるなら、今度こそ京大を受けたいです。 実は受験時代にわりと精神が安定していたのは「早稲田でなく同志社でもいいかな。」という気持ちの余裕があったからです。当時から同志社は出張して東京試験をやってくれていました。 京都で大学生活を送っていたらどうだったのだろう。 関西だと、商社にしろメーカーにしろ、とにかく会う人、会う人が同志社ばかりでホントに驚きました。今はどうかわかりませんが、関西における同志社というのは、関東における早稲田と慶応を足したような印象を就職後に持ったものです。

  2018.05.12

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  給食

  連休の谷間。学校は通常営業。 ということで、みなさん給食ですね。 ほんといまは美味しそうなものが揃っていて。 私の頃なんて、これですから。 脱脂粉乳は、耐え難きを耐え・・。 さすがにこの不味さは。 市内の七重小出身の同じ歳の人と話していたら「飲んだことない」とのこと。あれ？そうなの。 小学校の途中からトモエ牛乳になりまして。昔、トモエって学校給食オンリーだったのですよね。 小学校のときは、放課後にその日の給食で余った牛乳を何本も飲まされつつ、サッカーの練習をしてました。残飯整理と栄養補給を兼ねてたんでしょう。

  2018.05.02

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• 知らぬ間に

  目を閉じて片足立ちができなくなっていた。以前はいつまでも立ってられたのに。目を開ければ1分は立てます。 老眼進行。受験前に−（マイナス）が＝（イコール）に見えて、本格的にヤバさを認識。遠近両用コンタクトに。そういえば、昔のコンタクトレンズって、こんな大きかったなあ。見え方は劇的に改善。 76キロから74キロに落とした体重が再び76キロに。昨日プールで1キロ歩きました。帰りにラーメンを食べたくなったが我慢。身長は181のまま。 受からせる技術は向上。みなさんに点数開示をもってきてもらって感じました。これは間違いないです。

  2018.04.08

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• 高校生の勉強量

  高校生の日々の学習時間について書いてみたいと思います。 まず、私自身がどうだったかというと、午後7時半に帰宅、ご飯と風呂で9時に就寝、午前3時半起床、ちょうど届く朝刊を読んだあと4時から6時半まで学習、7時5分に家を出てバス停へ向かうという生活でした。 英語と数学の勉強で精一杯、数学を勉強すると他の科目を勉強する時間が取れずに、時間の割り振りには、ほんとうに苦しみました。 当時の下妻一高は朝のホームルームはなく、8時35分の1限開始に着席していればよかったので、もし下妻市内の上町や西町あたりに住んでいれば、もう1時間半は勉強できるのに、とずっと歯痒い思いをしていました。 高校生の平日の学習時間は1日4時間は必要だと思います。 これなら、英語と数学を必ずやっても、まだ少し他に使える時間が確保できるかもしれません。 学力到達度合いを考えると、下の段階での4時間と真ん中の段階での4時間は質が全く違いますし、真ん中の段階での4時間と上の段階の4時間はさらに全く質が違うと思うのですが、上の段階の4時間の勉強をできるレベルにまで到達しないと一定水準以上の大学に入るのは難しいはずです。 高校も中学校も同じことが言えるのですが、学校の1日1教科あたり1時間弱の授業では、基礎的な事項を1つ、2つ説明するのがやっとで、本格的に考えたり演習したりするのは現実的には困難なのではないかと思います。 学校は社会性を身につけるところであって、勉強については基本の導入のみをしてくれるところです。それが精一杯ですし、あとは自分で学習しないと。 私の塾は1日に複数科目ではなくて、中3の後半だと1つの科目を1日150分、演習と解説、類題での復習を行なっています。 一般的に中学生は効率重視で作業的に勉強する人が多いので、私の塾は、やや異常な形態と量かもしれませんが、かなり学力が高まります。 高校生は良い問題集や参考書が多数出ているので、自力学習が可能です。 ただし、1つのまとまった内容を「習得する」のには一定時間の集中学習が必要です。 要領よく、作業的に、チョチョっとやって身につけられるほど甘くは（軽くは）ないです。 土浦一高や水戸一高でも現役で旧帝大と医学部医学科に入るのは合わせて40名程度、現浪合わせても80名程度ですから、少なくとも学年で上位10%〜15%程度の位置はキープしていなければならないと推測します。 質量ともに十分な学力を備えている人はトップ校でもその程度、本格的な学習になっている人はその程度なのかなということです。 まず、「何をやるか」の選択、次に「どのくらいやるか」、そして「理解して身についたか」、「身についたことを答案に反映できるか」いうことです。 早いこと「自分は全国的にみれぱ進学校の生徒ではない。」、「たいして優秀ではない。」ということに気づいて、3年間学習を積み上げることがたいせつです。焦ることはないですが継続的な努力が求められます。 茨城県の県立高校からでももっと東大や京大に入ることは可能だと思います。高1のはじめの自覚がなんといっても肝心です。

  2018.04.06

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• 進路さまざま

  今日は茨城県から遠く離れた、山、山、トンネル、時々、海、また山、谷、山、という僻村を走行中です。道路も標識も改良、更新がたいへんなのか荒れ気味、錆気味な感じを受けます。 そういえば、高校のときの同じクラスの可愛らしかった女の子が、遠くこのあたりの町に根を下ろして生活をしているらしいことをちらっと聞きました。 下妻一高の場合、卒業生は地元の小中学校の教員や市役所の職員、またはつくばあたりの事業所で働いていることが多いのですが、中には下妻から遠く離れたところで生活をしている人もそれなりにいます。 弟の同級生（女性の歯医者さん）も四国の小さな町で開業しているようです。 私の同級生名簿を見たら女性はパリとか外国の住所の人も何名か。 結局、高校でどこへ行くかはさほど影響はなくて、高校卒業後にどんな仕事（会社）に就くか、どんな配偶者と巡り合うか、配偶者がどんな運と能力を持っているか、さらにいうと配偶者の仕事の具合に大きく影響を受けることになります。 中には「私はこのままロサンゼルスにいたいわ。あなた会社の辞令で日本に帰るなら勝手に帰って！」という人もいそうですけれど。 人生って不思議です。 不安定性を極小化しようと思えば、地元の大学から地元の役所が一番です。 常陽銀行とかは、これから地銀の経営はすべて厳しくなりますから、どういう30年が待っているかはわかりません。 公務員が一番です。 最近は息子を手元に置いておきたい母親が多くなっているとか。理にかなっています。 大学や会社の同級生になると80歳を過ぎたお母さんを東北や九州の山奥の村に一人残したまま、モスクワやメキシコに単身赴任している人などゴロゴロいます。 何を望むか・・・。あとは生き方次第。

  2018.03.11

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  入り口だけは未だに・・

  私の年次も組織に残っている人たちのうち一部は役員や本部長・総局長のような、いかめしい肩書きがつく時期になってきました。ということは子会社や関連会社へ出向、転籍という人も多くいて。 ほんとに時の過ぎるのは速いものです。 遠く外野席から眺めているかぎり、イメージとして出身大学が重視されそうな会社でもどの大学を出たかは出世に全く関係ないように思います。（役所を除く） よく学閥どうの言われますが、ほとんど関係ありません。 組織に派閥のようなものはつきものですが、それは出身校関係なしでしょう。 同じ出身校だって嫌いなヤツは嫌いだし、違う出身校だって意見や気の合う人とは仲良しになります。 （まあ、海外にはどこへ行っても三田会のようなものがあって、駐在や留学した時の助けになるかもしれません。） ただ、就職の入り口はどの大学なのかは重要なようです。あまり就職と大学の関係は知らなくて、今では、出身大学どうこうといことは、やめになったのかと思っていたのですが。 エントリーがしやすくなり、そのことが、初めの選別を一層機械的にしているという皮肉があるようです。 産業界の御用新聞である日経新聞の記事によれば、エントリー数が多いので振り分けをせざるをえない→出身大学でまず参加者を選ばざるをえない→ところが、AOや推薦入試で大学の名前に伴わない一般知識のない学生が増えた（支店のある県がわからないなど）→仕方がないので大学だけでなく高校名まで見る→大学の方でも対応として推薦入試でも学力を確認する方向に変わってきている（いま、ここ）ということのようです。 ほんとかな？ 2月28日付、日経新聞より

  2018.03.01

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