セミの羽化
■2017.8.3(雨) クマゼミの羽化 先日の夕方に庭でクマゼミの幼虫を見つけました。何故か童心に戻って木の枝に止らせて家の中へ持ち込み、遠い昔の小学生の頃を思い出しながら羽化を観察しました。■羽化の観察 幼虫を木の枝に止らせて家の中へ持ち込みました。 約2時間後に幼虫の背中が割れだして脱皮を始めました。 更に数分後には殆ど抜け出してきました。緑色に見えるのは羽です。 脱皮の開始から2時間20分後に見事脱皮しました。 脱皮するとすぐに細い足でゆっくりと歩き出しました。 脱皮開始から約2時間30分後ですが木の枝に止り動かなくなりました。羽が随分と伸びてきました。 羽の隅々まで体液が送り込まれることで羽が伸びるようです。 脱皮開始から約2時間40分後です。 このセミはクマゼミのオスのようで腹部には大きな橙色の腹弁が見えます。 脱皮開始から約3時間後です。殆ど動かずに静止状態です。 脱皮開始から約3時間10分です。羽も伸びて成虫の体形になってきました。(成虫の体長は約6cm~7cm) 脱皮開始から約14時間後です。これは翌朝の様子ですが殆ど動かずにいました。羽化した時は白っぽい色をしていましたが、一晩かけて徐々に黒く染まって成虫になっておりました。 クマゼミの脱皮の様子を童心に戻って楽しませてもらった夏の一夜でした。セミにとっては脱皮中にフラッシュを浴びたりして迷惑だったと思いますが、孫にこの様子をLINEで送りました。