[毛筆]の記事一覧 | うたつばのおかっぱ日記

ふたたび

今日は書道教室の日。４月の中頃から、また書道を習うことにした。3年前には、孫が小学校に入ると放課後のお守りが必要だったので、教室に通えなくなるのが主な理由として辞めてしまった。　（他にも、めんどくさ人間関係とかあったりもした）だけど、はじめに教わっていた先生が、急な病気で亡くなる少し前に入院中の病院から電話してきて、「辞めずに続けなさい」と言われた事が、ずっと気にかかっていた。それに今は、「何でも出来るうちに、やりたい事はやっておこう」との思いが強くなり、もう一度習うことにした。3年前まで習っていた先生とは都合が合わなくて、諦めた。それで今回は近くのカルチャーセンターの教室に申し込んで通うことにした。これまでのように仮名だけ習うつもりだったが、行く度に手本が増えてきて、漢字とか実用書道とかペン習字とかも書くことになった。やってみるとそれぞれ難しいけど、面白い。前は家で毎日稽古していたけど、今はそんなに頑張らないで、楽しむ程度でやっている。そのうちに一つでもまともな作品が出来たら、良しとしようと思う。

2023年07月11日

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自分で

３月いっぱいで先生に教わることを一時休止することにした書道だが、最後に色紙作品を書いたので、清書用として買った色紙が何枚も残っていた事もあり、自分で考えながら、和歌を書いてみた。柊の　白き小花の咲くときに　いつとしもなき　冬は来むかふ　　　　（斉藤茂吉）これは４月から10月頃までかかって、やっと書き上げた。やはり習いに行かないと真面目に稽古できなくて、気が向いた時に書くので、なかなか上手く書けないし、何より自分で字やレイアウトを考えるのはとても難しくて、お手本の大切さを実感した。九重に　ちよやかさねん　おとめごが　袖にまかへる白菊の花　　　　　（衣笠家良）二作目は少し気楽に取り組み、短い期間で書いた。これは、ちよの名前が入っている和歌を選んで書いたもの。今後は本を手本にして、書ける時に書いていこうと思っている。

2020年12月06日

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最終日

いよいよ仮名書道グループの最終日となった。記念にと先生が２月に書いてくれたお手本は、色紙用のものだった。「好きな和歌があったら、書くよ」とおっしゃったので、私は、「いわばしる　垂水の上の早蕨の　萌え出づる春に　なりにけるかも」をお願いした。これは２月末にもらったので、あまり練習時間がなかったから、集中して頑張った。何しろ、これが最後の緊張感いっぱいの作品になるかも知れないから。でも、先生のお手本が素晴らしかったから、楽しく稽古できた。もう一点は、最初に先生が書いて来ていた秋の歌。「もみじ葉の　流れてとまる湊には　くれないふかき　なみやたつらん」色紙を入れている軸は、先生からのプレゼントで、各自好みの色とデザインを選ばせてくださった。私達それぞれの都合でグループが解散することになったのに、先生はとても良くしてくださり、ありがたいと思う。このグループに入った時は、何も分からなかった私に、長年続けているメンバーの方々は、とても良くしてくださった。お陰で今まで続けてこられたと思うと、感謝の気持ちがいっぱいで、会えなくなるのは寂しい。でも今は「書くこと」が毎日の事となっているから、しばらくは一人で書き続けていこうと思っている。

2020年03月19日

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あと３回

今日は、かな書道の日。残りはあと３回。昨年末のこと、稽古後の雑談中に、「四月から一年生になる孫の放課後を見てあげないといけないので、来られなくなります。」とメンバーの皆さんに伝えたら、長い間続けていた方々が、「それなら、今年度いっぱいで解散！」ときっぱりとおっしゃった。実は前の先生が体調不良でリタイアした時に解散したいと考えていたようだったが、メンバーの中の若手（若くはないけど私たち）の為に続けてくれていたのだ。本当にありがたい。残り少なくなると、色々なことが思い出されて稽古が終わっても話しは尽きない。全く書けない私にとても良くして下さって、引っ張ってきてくれた先輩方には、感謝するばかりだ。まだまだ上達したい気持ちがあり、習い続けて行きたいのだが、先生のお稽古日とも時間が合わないから仕方がない。数年我慢して再び始められるようになったら、また始めようと思う。とにかくあと３回を頑張る！

2020年02月13日

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文化祭

今日と明日は、公民館の秋の文化祭。昨日は作品展示に行ったが、今日は展示室の当番で行った。当番は、入り口横の長机のところの椅子に座っているだけ。たまに質問して来る人が居たら対応するのだけど、ほとんど無いから、もう一人の当番さんと小声でお喋りしたり、他の人の作品を見て回るくらいで、あとは行儀良くじっとしなくてはいけないから、疲れる。これまでは、額に入れた物しか出品してなかったが、今回は先生の勧めで、初めて半折に挑戦した。 6月の終わり頃にお手本を貰ったのだが、最初のうちは書けるか書けないかもわからないのに、のんびり構えていた。いざ書いてみると、全然書けなくてミミズの行列でしかない。それで、８月から練習する日を増やし、８月後半から提出ギリギリの10月初めまで、毎日書き続けたが、やっぱり付け焼き刃ではダメだった。仕方なく、たくさん書いた中から、幾らかマシなのを選んで持って行き、その中から先生に決めていただいた。夏の間じゅう、何もかもほったらかしで、へろへろになって書き続けたのに、先生の指導には追いつけないし、全く完成しないので、焼けくそな気持ちで提出した。先生も、長年続けている先輩方も、「表装したら良くなるわ。人間も衣装がいいと見栄えが良いじゃないの」と慰めてくださった。そして、昨日の作品展示直前に先生が出来上がった物を持って来てくださって、開いて見ると、確かにパリッとして良く見える。文化祭が終わって持ち帰っても、到底飾れない気がするけど、初めての半折だから大切にしよう。

2019年10月26日

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さくひん

昨日と今日は公民館の春の文化祭で、私も例年通り額を出した。これは、半年くらい書き続けたが、途中で頭ぐちゃぐちゃになったりして、かけた期間の割に上達を感じない出来となった。何故半年も稽古したかと言えは、秋の文化祭に出すつもりで決めていた歌なのだが、去年の豪雨災害で、市内の公民館活動は休みとなったし、秋の文化祭も中止となったから、それをそのまま春に向けて稽古し続けた。結局、去年までと大して違わないものとなったから、長く書けば上手くなるわけでもないことがわかった。次回は、短期集中でやってみようー！

2019年05月19日

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文化祭

１４日、１５日は仮名書道の稽古がある公民館の、春の文化祭だった。先生が交代して初めての作品だったが、かなり書き込んだので、納得するまでには行かなかったが、自分でも頑張ったとは思う。　　　　　　　　　あさぼらけ　有明の月と見るまでに　　　　　　　　　　　　　吉野の里に　降れるしらゆき

2018年04月18日

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書

総社吉備路文化館で行われている、追悼高木聖鶴展へ行った。　　　総社吉備路文化館は、備中国分寺の遊歩道を歩いて行ったところにある。　　平山郁夫画伯がスケッチしたという案内表示のある場所から撮った五重の塔。近くには、旧山手村役場の建物などが保存されている。　　高木聖鶴さんは、総社市出身の文化勲章を受章した書家で、かな書道の大家だ。県内には多くの門下の人がいる。しかし、今年２月に93歳で亡くなった。私の先生は門下ではないが、勉強になるから是非行くようにといわれた。どの作品も素晴らしいけど、素晴らし過ぎて、「こんなの見たら、私のは墨の汚れみたい」という思いがした。全部覚えて帰れたらいいけど到底無理なので、時々出して見ようと思って、図録を買って帰った。月曜日も娘たちと孫たちとちよと一緒に散歩に来たので、ついでに文化館へ行こうと思ったが、「月曜日なら休みじゃない？」（美術館・博物館などは、普通月曜日は休館日）と二女が調べてくれたら、やっぱり休みだったので、今日はひとりで出直したのだった。

2017年12月07日

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な　ま　え

この前の書道の稽古日は先生が急用で休まれたので、新しいお手本をもらえなかったから、自分で本を見て色々稽古した後に、名前を書いてみた。　　　　　　見てると変なところがいくつもあるけど、「気持ちだけはこもってるからいいか！」と、ケージの横の壁に貼った。ずっと元気で育ってくれますように。

2017年09月25日

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おもしろくさ

今日、仮名を習っている公民館の文化祭で、午前中、当番で受付に行ったのだけど、机の上に飾られていた花の中に面白い植物があった。持ってきた人が来たので、「これは何と言う植物ですか？」と聞いたら、「うちの畑の隅に生えていたもので、何か知らないけど姿が面白いから、抜かないで置いてたもの。」と言う返事だった。葉と同じ色の蕾みたいなのは、花が咲いた後の実だそうだ。葉も先がくるんと巻いていてかわいい。ついでに、自分の作品だが、まったく面白みのないものだ。向かいの軸作品が額に映っているのが、とても上手くて素晴らしい。　　

2017年04月23日

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とり

今年も書道の先生から、お年始の文鎮を頂いた。　　可愛い親子のにわとり。「干支が全部揃うまで、続けてや。」と先生から皆への言葉があった。私は、全部揃うには、あと１０年かかる。稽古の帰りに、グループメンバーの一人から全員に、にわとりの色紙がプレゼントされた。この人は８５歳くらいの女性で、書道のほかに水墨画もやっているので、お正月の間にたくさん描いたそうだが、書の稽古もたくさんしていて、いっぱい添削してもらっていた。毎日の畑仕事も欠かさないそうだが、いつも一番たくさん書いてくるので、頭が下がる。どこに行っても、学ぶべき先達はいるんだな・・と思う。　　

2017年01月14日

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まだまだ、まだまだ

昨日・今日は公民館の秋の文化祭。去年は俳句だったが今年は和歌で、９月に稽古したものの中から先生が選んで下さった。毎日短い時間だけど稽古したので、少しは進歩したのではないかと思うのだが・・・・。　　　　　　夕されば　門田の稲葉　おとづれて　芦のまろやに　秋風ぞ吹く　　（大納言経信）

2016年10月30日

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書

午前中、書道展へ行った。　　この前の稽古日に、先生からチケットを頂いていたのだけど、タイトルを確認してなかったが、「日本の書展　現代書壇巨匠・現代書壇代表」と「岡山県の書展　県書壇秀作展・県書壇選抜展」が同時開催されていた。この書展で先生が席上揮毫すると言われていたので、それを見る目的でもあった。席上揮毫を見たことはなかったが、先生が作品を書くところを見たこともなかったから、（いつもは朱で直しを入れてもらうだけなので）　見てみたかった。３０～４０分で説明をしながら、秋をテーマに１１の作品を書きあげられた。　　席上揮毫が終わったら、今度は書道教室へ。いつも１：３０からなので、大急ぎで帰って、教室のある公民館へと向かったら、いつもと同じくらいの時間に着いたのでホッとしたが、誰も来ていなかった。机や道具の準備をしても誰も来ない。おかしいと思って手帳を見たら、今日だけ「２：００～」と書いていた。先生が揮毫の後に書道教室へ来るので、いつもより３０分遅れの開始となっていたのだった。「はぁ～。間抜けだわ～。」夜は新しくもらった手本を見て稽古で、今日は１日、書道の日だった。

2016年10月14日

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振り返り日記・文化祭

１０月２４，２５日は、かな書道を教わっている公民館の文化祭だった。全員出品が義務づけられているので、前の習作展の時にもう一枚書いていたものを出すように、先生に指示されていたから、同じ額で。中だけ入れ替えた。９月頃書いた物だから、今見ると「もうちょっと上手く書けなかったのかなぁ」と思うが、かなを始めてあまり経ってないから仕方ない。　　　　（われときて　あそべや　おやのないすずめ）

2015年11月10日

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初作品

２１、２２日は、書道の先生の門下生による習作展があった。２年に一度開いているそうだが、私は６月に入門したばかりなので、「関係ないだろう。」とタカをくくっていたら、「あんたも出しなさい。手本書いてやる。」と言われびっくり１カ月と少し稽古を重ねて、何とか書きあげた。先生が額と雅印を手配して下さったので、下手なりに形になった。『馬子にも衣装』とは良く言うが、まったくその通りで、先生にも「額が良いと一応作品になるじゃろ。」とガハハと笑われた。先生には感謝です。　　

2015年09月25日

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28日の日記

二週間に一度の書道の日。先生の机を囲んで、家で書いてきた物を、順番に見てもらう。私は３ヶ月目にして、やっと大きな丸を貰った。何事も最初は上達が目に見えやすいと思うけど、年をとっても誉められるのは嬉しくて、小学生に戻ったような気分。「毎日筆を持って書くように」との先生の教え通り、３ヶ月間、毎日３０分を目安に書き続けた。最初は緊張しすぎて肩凝りになって、振り返るのが痛かったけど、近頃やっと痛みが無くなったから、「肩の力が抜けてきたかな？」と感じていた。やっと筆に慣れてきたと言うところだろう。これからもマイペースで続けて、いつか良い作品が書ける事を目指していこう。

2015年08月28日

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仮名書道　２

今日は仮名書道の日。昨日までに書いた物の中から数枚選んで持って行った。「お！ようなっとるで。まだ幼稚園くらいじゃけどな。練習あるのみじゃ！」との先生の言葉。そうなのだ、全くおっしゃる通りで、小筆を使うのもままならないから、筆に慣れるのが第一で、字を書くどころではないのだ。ただ、前回の稽古日に先生が手本を書いてくださっていた時、ふと気づいた事があった。それは、先生は、小筆を持った手を紙に付けて書いていた事。それまでの私は、小筆の時も大筆と同じように手を浮かせて書いていたから筆が不安定で、力の加減もできなかった。「そうだった。昔々子どもの頃も、小筆で名前を書く時は手首を付けたり左手を下に置いたりしたじゃあないの！」と思い出した。もう、目から鱗の気分で喜んで帰って、遊びに来ていた長女に話したら、「えー、母さん、そんな難しい書き方してたの？　だから字がブルブルしてたんだ。でもそれで毎日練習してたとは、ある意味すごいね～。」と、大爆笑された。毛筆を使う事の多い僧職の友達にも話したら、「あはは、それは難しいわ。」と笑われた。しかし、これに気づいてからは、かなり書きやすくなった。私の字が、これまでの三歳児から幼稚園児に進化したのは、そのために違いないが、先生には黙ってた。

2015年07月10日

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仮名書道

５月２２日から、かな書道グループに入った。「この先生に教わりたい」というハッキリした意思ではなく、市の広報誌に載っていた、公民館のグループ体験というのに申し込み、自分と合うかどうか見てから決めようと思って出かけたが、その日のうちに入る事になった。誘われると断れない時がままあり、後で「何か違うなぁ」と思う事もあるが、今回は、先生はちょっと変わり者風のオジサンだけどサッパリした人だし、メンバーの人々も口数少なく詮索好きではなさそうで、流れに任せて良かった予感がする。何年か前に見学に行った書道教室は、先生も生徒さんも良く言えば仲良しで、おしゃべりしながら稽古していたのが嫌だったので、何度も先生から電話での勧誘があったが、断った。今回の教室は、家で稽古して書いた物を、月２回持って行って先生に見てもらうという方式。「何故そのように？稽古は見てもらわないの？」と思ったけど、それは、グループの皆さんが長年続けていて、すごく上手いからだった。私は仮名文字初心者だから、「下手は下手なりで良い。稽古しよれば書けるようになる」そうで、先生はサッサとお手本を書いて説明してくれた。そして「毎日少しの時間でも良いから書く事。」と言われた。『これは何にでも共通の上達への道だなぁ～』と思ってパソコン開くのもお休みして真面目に毎晩書いていたが、思うようには書けず、遂に明日はミミズが這うような字を見てもらう日となった。果たして〇をもらえるかなぁ。

2015年07月09日

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再開

忙しさや暑さで、何となく遠のいていた毛筆の練習。秋風が吹き出して、また恋しくなってきたところに、NHKの趣味悠々で『小倉百人一首を書こう』というのが始まった。放送を見たら、なかなか良い感じ。早速、テキストを買ったら、一人で練習出来そうな内容だったので、書いてみた。４ヶ月半もサボっていたので、筆の運びが変になる。また最初からやりなおしだ。目的を、「上手くなる」ではなく「気持ちを落ち着ける事」に変更して、気が向いた時にのんびりやろうと思った。

2009年11月22日

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お手本

高校の書道の教科書で練習していたが、『かな』の稽古には、もう少し詳しい説明が欲しくなり、お手本を買った。ついでに、小筆用の硯も買った。今までは、かなり大きな大筆用の硯を使っていたので、これで、墨が無駄にならないし、スルのも楽になる。それにしても、『かな』は難しい。お手本の最後にたどり着くまで、何年もかかるかも知れないが、マイペースでゆっくり稽古しよう。

2009年02月10日

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