おいしい朝ごはんの峩々温泉とケントのクッキーと牛タン定食
気持ちええ温泉に入って、晩ごはんを食べると、すぐに寝てしもた。こんなに長い時間寝たのは久しぶり。翌朝は6時過ぎからまた温泉めぐり。本館峯の湯には「ぬる湯」と「あつ湯」がある。前来たときは、「あつ湯」はほんまに熱くて入るのに苦労したけど今度はちょうどええぐらいの温度。カランが3つと前にはなかったシャワーまでついてる。外に出ると少し降りると露天風呂があって、ここも気持ちええ。さらに降りていくと本館混浴露天風呂がある。ここは冬は使わんようでまだぬるかった。8時から食堂「桜ダイニング」で朝ごはん。晩ごはんより朝ごはんのほうがおいしい。前の日に和食か洋食かを聞いてくれはる。ひとつずつお願いした。和食の朝ごはんは、おいしい牛乳、ベルツのハムとキャベツのサラダ、温泉卵,、鮭の味噌漬けと南蛮、蕗の胡麻和え、ぜんまいの煮付け、さしみこんにゃくの酢味噌、梅干し、高菜漬け、ひとめぼれ、あおさと豆腐のお味噌汁。どれも、おいしい、おいしい。ご飯とお味噌汁をお替りした。洋食の朝ごはんは、牛乳、イングリッシュ・マフィンにベルツのハムとポーチドエッグ(温泉卵)がのって、オランデーズソースがたっぷりかかったエッグベネディクト、サラダ菜、ヤングコーン、アスパラガス、ミニトマト、野菜と卵のスープ、缶詰のフルーツポンチ。マスタードの効いたオランデーズソースがいいお味で、これもおいしい、おいしい。どっちか選ぶのむずかしいなあ。食後は、談話室で水出し珈琲。岩清水で一日かけて淹れてはる。これも、おいしい、おいしい。最後に桧の湯に入って、10時ごろチェックアウト。一人税込で15,000円。遠刈田温泉(とおがったおんせん)までは、いすゞTSD40のボンネットバス「蔵王ぎんれい号」を若支配人が運転して送ってくれはった。普通の車の倍の時間がかかるけど、このバスが好きや。日本で一番古い現役のいすずボンネットバスやそうや。腕木式方向指示器がぴょこんと飛び出すのもかわいい。帰りは、仙台に出ることにした。 遠刈田温泉から仙台駅までは宮城交通のバスで1200円なんやけど、2枚綴りの回数券があってこれを使うと一人850円。高速経由で1時間10分で仙台駅に到着。終点の県庁市役所前まで乗っていった。一番町商店街にはここのほうが近い。めざすのは、前に行ってお気に入りのクッキー屋さんケント。一袋420円。散々迷って選んだのは、バター、シナモンピーカン、ショートブレッド、シュガーアーモンド、へーゼルナッツ、チョコレートカシュ。 お昼ごはんは、牛タン。すぐ近くにこれも前回食べた利久の一番町店があったのでここにした。極・牛タン定食1600円と牛タン定食1200円、ランチのとろろ100円と丸森町自然薯300円。だんな様に食べさせたかった本場の牛タン。麦飯とテールスープがついてボリュームとお味に満足してはった。極(きわみ)の厚いのもええけど、牛タンの炭焼きとしては、普通のほうがおいしいかもしれん。商店街では楽天イーグルスのクラッチくんとの撮影会もやってたけど、時間が合わなくて残念。 100円バスで仙台駅まで戻って、デザート。萩の月で有名な「菓匠三全」がやってるずんだ茶寮で、 ずんだ餅ぷち336円とずんだぷりん231円を買うた。ずんだ餅は、しっかりとしたお餅が4つ入ってて食べごたえがある。ずんだぷりんは、トロトロでずんだの味がしっかりとしておいしかった。宮藤官九郎さんのお気に入りってお店に張ってあった。帰りは、「こまち」で東京まで1時間40分。お隣のおばさまが缶ビール飲みながら大きいな声でしゃべってはって、うるさかったな。子ども3人のほうがよっぽど静かでお行儀がええ。JR東日本 土・日きっぷを使うて、楽しい1泊の温泉旅行ができた。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪