宮城への旅-峩々温泉
宮城県には2回泊まりに行きました。昨年の1月と今年の9月、2回とも峩々温泉です。MAXやまびこで白石蔵王まで行って、バスで遠刈田温泉へ。昨年行った時は、同じ経営のソーセージレストラン「ベルツ」でお昼をいただきましたが、今年は新幹線の中で昼食。 遠刈田温泉バスターミナルから,送迎のいすゞTSD40のボンネットバス「蔵王ぎんれい号」でお宿へ。途中、滝見台で時間をとってくれはったので、三階滝を見ることができました。 昨年は10畳+4畳半+6畳広縁の「竹」のお部屋でしたが、9月は10畳+4畳半でベッドの「萩」にしてもらいました。ウォシュレットのトイレと洗面所がついてます。16時から18時は女性専用になるので、まず混浴露天風呂へ。露天へ向かう渡り廊下に、窓は新幹線「あおば」のものやっていう張り紙がありました。冬来たときは、凍えながらやったなあと思い出しながらの露天風呂、今回はのんびりと秋の空を見上げながらつかってました。少し離れたところにある川風呂にも入って、次は「ぬる湯」と「あつ湯」がある大浴場へ。「ぬる湯」っていってもちょうどいい湯加減、全面窓で明るい雰囲気です。「あつ湯」は46度だそうでほんとに熱い、窓もなくほんのりとした灯りだけ。峩々温泉は「飲んでよし、掛けてよし、入ってよし」っていわれています。「掛け湯」っていうのは、湯船の脇に、木の枕に頭を乗せて横になって、竹筒でお湯を汲んで体の気になる部分にかけるっていうやり方です。薄暗い浴室で、のんびりお湯を掛けてると、時間を忘れてしまいます。100回ぐらいかけるんやそうです。お湯を堪能したあとは、談話室にある飲泉コーナーで、温泉をひと飲み。ここのお湯は飲んでも胃腸に効くそうです。飲める温泉というのはそんなにはありません。夕食は「末広」というお部屋で。自家製梅酒、山芋饅頭のあんかけ、じゅんさい、はらから豆腐、前菜、おさしみはまぐろ、かんぱち、鯛。ボルツの焼きソーセージ、厚揚げとかぶの朴葉焼き、芋煮汁、地元のおばあちゃん手作りのお漬物とごはんもおいしかった!デザートはいちぢくの黒蜜がけ。すごく手が込んだものというわけではありませんが、郷土色豊かな心のこもったお料理を出してくれはります。食事のあと、また大浴場へ。食後すぐは、ほんとはよくないんでしょうが、広いお風呂を独占できました。 翌朝は、「六治の湯」木造りの露天風呂へ。だれもいないお風呂で朝日を浴びながら深呼吸してるとほんとに気持ちいい。朝食も「末広」で。ベルツのハム、サラダ、温泉卵、魚の黄身焼き、鶏のホイル焼き、明太子、ちりめんおろし、きくらげの佃煮、お漬物、ごはん、お味噌汁。お味噌汁とごはんはおかわりしました。 食後に「東の湯」という内風呂へ。ここのお風呂が小さいけど一番気に入りました。そういわはる常連さんも多いそうです。談話室で岩清水で淹れた水出しコーヒーをいただいてチェックアウト。峩々温泉は本当にいいお湯です。何時間、何回入ったかなぁ。自然湧き出し、59度、毎分200リットル、ナトリウム、カルシウム、炭酸水素塩、硫酸塩泉。お風呂あがりに何もつけなくても肌がしっとりしています。昔から峩々病というのがあるそうです。峩々温泉に行きたくてたまらなくなる病気やそうです。私も峩々病にかかってるみたいです。ひとつ難点をあげるなら、カードが使えないことかな。帰りのMAXやまびこのなかで食べた、牛タン弁当もヒモを引くと熱々になる仕掛けでおいしかったよ。峩々温泉今日のラッキーくじも、両方ハズレでした。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!