たぬきのこと
たぬきが死んで,10日以上が過ぎました。大切な,1枚の写真です。たーは引っ越してからほとんどを、彼用に春になっても残したコタツの中で過ごしましたが、天気がいいときはサンルームや庭にでてきました。死ぬ2日前でしたかたーは外に出ると、庭から続いた裏山に登り始めました。しっかりとした足取りで。そして頂上に行って、しばらく我が家を見ていました。私にはたーが、家をまぶたに焼き付けておこうとしたと,思えるのです。たーが、この家で本当に幸せだったと,思いたいのです。心残りはたーがコタツで過ごすようになってから,一緒に眠らなかったこと。一人でいたいかと思って無理に布団にいれなかったけど死の数日前から抱いて寝ると、布団の中で大人しく朝まで眠っていました。ごめんね、た-。もっと早くから、いっしょに眠ればよかった。