ふくちゃん2
福ちゃんは,私のパソコンや机の周りにいることもあったけど同じくらいの時間、ひとりでサンルームで日向ぼっこをしていました。思えば、あの頃から具合は良くなかったのかもしれない。ふくちゃんとも、お母さんとも同じ色のカーペットの上でふくちゃんは1人でお昼ねをしていました。ある夜、スモークサーモンをおいしそうに食べて「この子も、ちゃんとおいしいものわかるんだねえ」と夫と話して笑ってその二日後、急に元気がなくなって,息を引き取りました。「おいしいもの食べられて、よかったね」なきながら、夫に言いました。もっと早く気がついてあげれば死なずにすんだかもしれないそして、ふくちゃんの母さんやラッキー以外の兄弟はどうなったんだろう「捨て犬や捨て猫のいない世界」私が小学校の卒業文集に書いた社会は、いつか実現するのでしょうか・・・