パリの映画館5 Reflet Medicis Logos(ルフレ・メディスィス・ロゴス)
ブログを書き始めて、どうやら今日で100日目の様です。100日目にしてようやくといった感じなのですが今日は、私が今までで一番多く通ったかもしれない映画館、ルフレ・メディスィス・ロゴス(以下、略してルフレ・メディスィス)を紹介します。私がどうしてここによく来ているかというと、ゴーモンという大手会社の映画パスが使える上、プログラムが好みだから。3つある上映室ではもちろん近年の映画もかかっていますが、この間「赤い風船」を観たのもここだし、去年2月には「フランス映画黄金時代1934-1939」という特集が、そして今年の1月にはルイ・ジューべの回顧上映が行われたり、他の国ではなかなかスクリーンでお目にかかれない作品を観せてくれるルフレ・メディスィスはとってもパリらしい映画館の一つです。参考までに、この2つの特集で上映された作品の中でも有名どころをピックアップすると「望郷」(ジュリアン・デュヴィヴィエ)や、「どん底」(ジャン・ルノワール)などが挙げられます。他に、今では少し忘れられかけている「犯罪河岸」(アンリ・ジョルジュ・クルーゾー)も観れました。(その他、日本では未公開っぽい作品もたくさんあったのですが、それはまたいつか。)ちなみに3つある上映室のうち、一番大きな部屋の名前はズバリ「Louis Jouvet(ルイ・ジューヴェ)」!そしてその部屋へ降りる階段の上部にいつも貼られているのは、ジューヴェ主演の「KNOCK(邦題も『ノック』でいいのでしょうか?)」のポスター。オーナーか誰かがジューヴェ・ファンなのでしょうねチケット売り場のローテーションは3人ぐらいで組んでいる感じですが、そのうちの2人は写真の方々です。「KNOCK」や「赤い風船」のポスターの写真を撮ろうとしたところヒゲの男性(写真右)の視線に気付き「ポスターを撮ってもいいですか?」と声をかけたところ、「どうぞどうぞ。良かったら、他の場所も」と言ってくれ、チケット売り場も撮らせてもらう事にしました。左側の男性は写真に入る気がなくてよそへどこうとしたのに、ヒゲの男性に強引に引き止められカメラに収まっています。(ごめんなさいね・・・しかもその写真アップしているし・・・《一応断ってはおいた事だし、画像小さいから許してね》。それにしても、写る気マンマンだったヒゲの男性のポーズはナゾです。うちの主人みたいね・・・。)ルフレ・メディスィスはその魅力的なプログラミングを別にしても、カルチェ・ラタンにある独立系映画館なのに清潔で落ち着けるので(近年に改装したのでしょうね)気に入っています。来年の頭にも面白い特集組んでくれるかな♪Reflet Medicis Logos3, rue ChampollionMetro : Cluny-La Sorbonne, Saint Michel, Odeonランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。