夜のバス救助カー
『家と世界』を観た後は、インド料理を食べにまたシェ・ガンジーへ。インド映画の後にインド料理という時点でかなり安直な発想なんだけど、私は更に分かり易くって「映画にそれっぽいのが出てきたから」という理由で、タンドーリの盛り合わせを食べました。ものすごくお腹がいっぱいになった後腹ごなしにセーヌ河岸を歩いていたら、RATPのマーク入りの大きな車が停まっていました。RATPとはRégie autonome des transports parisiens(仏和辞書によると日本語では「パリ交通公団」らしい)の略で、このロゴ自体はメトロやバスなどによく書かれています。でもこの形の車を見るのは初めてだったので何かと思ったら・・どうもそのちょうど前に(つまりバス停でも何でもないところに)駐車されているバスを修理しに駆けつけたみたい。(よく見ると、空っぽのバスの横には沈んだ表情の運転手さんが立っていたし。)荷台(?)に乗ったおじさんが、何かを出そうとしています。・・・と、ここまで写真を撮った時、おじさんが声をかけてきました。「写真でしょ?いいよ、いいよ、撮って」だって。お願いした訳ではないのに、気前よくポーズまでしっかりしてくれちゃった。(実はもう1人のおじさんもポーズを取ってくれたんだけどうまく撮影できなかった・・。)さすがにバスのタイヤは大きいなぁ。「ありがとうございました」と言って立ち去ろうとしたら、「思い出、思い出!」と言って笑っていた、この写真のおじさん。写真を撮る=観光客、という発想か(笑)。夜遅く(10時近く?)のお仕事は大変だと思うけど、体に気をつけてがんばってください!!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。