市民公開講座 動脈硬化教育フォーラム
両親の付き合いで市民講座へ参加。内容は「動脈硬化」について。「目で見る動脈硬化」「”食”と動脈硬化;理想の献立とは?」「現代人の養生訓』以上の題目で3名の先生のお話を聞かせていただきました。「動脈硬化」って血管がコレステロールなどで硬くなって破れて、毛細血管がつまり脳梗塞や心筋梗塞などにつながる原因くらいにしか認識が無かった。血管の内側の内皮細胞はもともと血栓がつき難いらしいが、プラークが付き血管を狭め破れ、血栓としてちり、破れた所を修正するため血栓が積み上がり血管を塞いでしまう。プラークにはコラーゲンからできている繊維質のものと、脂質があり、この脂質のプラークは破れやすく、不安定プラークになるらしい。コレステロールとはこの脂質にとむプラーク。スライドで動脈硬化の血管を見せてもらったが、内腔(元の血管の広がり)に比べるとこうも血管が狭められるものかとびっくり。「動脈硬化」は完全にはもとの状態にはもどらないらしい。不安定プラークを治療、或は食事療法で改善し、安定プラークの状態に落ち着かせるくらいだそうだ。こびりついた管のあかを洗浄剤でさっと洗い流してしまう、なんていう訳にはいかない。その不安定プラークの形成を予防するには、生活習慣病の予防、メタボの予防、感情的ストレスの抑制(=血圧の上昇の抑制)が大事だというお話。最後の講演の先生が、「人間誰しも死ぬものだ、日本人の3大死亡率の高い病気、がん、脳卒中、心筋梗塞のうち、もし選べるとしたら何で死にたいですが?」と質問された。がんに手を挙げた方は、2~3人、脳卒中には5~8人くらい、圧倒的に多かったのが心筋梗塞。私もそれに手を挙げた。皆さん、ぽっくりいくまでは元気でいたいんでしょ?ぽっくりいくことを望んでるんですよね、と講師の先生。脳卒中でもぽっくりいけると思うが、それを「あたる」というが最近では「かする」そうだ。つまり、障害が残って寝たきりになりやすいのが脳卒中らしい。脳血管疾患で寝たきりの原因になるのは35%。毎日の食事が健康に重要であることはよく分かっていても毎日バランスよく食事をすることは難しい。血圧は終生低く保つべし、と言われている。日本人ももともと塩分を多く取りすぎで、生きていくのに毎日3g、一日6g摂取すればいいとのこと。インスタント・ラーメンのスープ1袋の塩分が5g、ラーメン1杯でほぼ1日分の塩分の摂取になる。お酒も血圧を上げる原因に。減塩3g、節酒ビール1本、減量3kg、早歩きで毎日30分、それぞれで血圧が確実に下げられるそうだ。野菜を多く取ることはいいが、野菜ジュースで取ると塩分もとることになるので、野菜として取ることを勧めていた。健康であるために、体重を適正に保つことが大切。まずは減量だが、減量にもいろいろ方法があるようだ。炭水化物を少なくすしタンパク質、脂質を多く、或は炭水化物を多くしタンパク質、脂質を少なくする等。けれど、脂肪を減らすと善玉も減少するらしい。自分にあった減量法をさがすこと。また、油の内容を動物性から植物性に変えることも効果がある。よくない油はトランス酸で昔の給食で出た堅いマーガリンやビスケットのぱりぱり感のもとである、ショートニング。魚の油はよく、週に5回以上、毎日80g摂取できるとよい。大豆もいいが取りすぎると、子宮内膜症につながり、繊維質のものを摂取もよいが海藻・わかめ類は取りすぎると、甲状腺機能障害などに関係するらしい。この2品目、また脂肪も女性にとっては注意が必要な食品だ。食事日記や体重表を朝晩つけ、その差を1kg以内におさえるようにされていると、講師の先生のお話。増えてたら、眼鏡はずして計りなおす、というお話、、、私と同じだ。。髪を束ねているバレッタも必ず外しているもの。。我慢大会では長く続かないのが、食事療法。美味しくなくちゃね。。甘いものは減らして、と言われてましたが、私にはこれがつらい。お酒もタバコは無くても大丈夫だし、お肉や油も少なくてもへっちゃら。でも甘いものだけは、、。食事の調味料として砂糖を使うことは少ないが、デザートの甘いものは、、、。久しぶりに着たワンピース、ちょっとパッツンパッツン。こりゃいかん!まずは減量。寒い時には辛いけど。。満足するまで食べない。甘いものは控える。野菜をたくさん食べる。間食はしない。砂糖を食事でとらない。適度な運動をする。タバコはすわない(これはOK)